当サイトでは、日本の名だたる社長たちの経歴を記事にしてきましたが、ここらで「まとめ記事」としてこれまで紹介した経営者たちを学歴順にズラリと並べてみたいと思います。
『学歴』という視点に別に深い意味があるわけではありません。むしろ色んな起業家たちの経歴を調べるほどに、学歴がさほど意味をなさないことが証明されていきます。
しかしやはり、多くの皆さんは社長や成功者の学歴が気になってしまうのも事実。『社長の学歴』には一定のニーズがあると思って学歴順にランキングしてみることにします。
注意ポイント
ランキングと銘打っていますが、明確に順位をつけるわけではなく、なんとなく上から並べてみるだけです。
基準は大学・大学院までの最終学歴をもとにしています。社会人になってからのMBA留学などは考慮しません。 各大学のレベルについては、『大学受験 大学偏差値情報2016』を参考にしていますが、学部別偏差値までは考慮していません。
あくまで大学別の世間一般的なイメージ程度で順位にしているため、正確なランキングではないことにご注意を。
また、正確には会社の経営者ではない人もランクインしているのでご容赦下さい。
カリフォルニア工科大学バークレー校
カリフォルニア工科大学バークレー校は2015年世界大学ランキングで4位という世界レベルの超名門です(東京大学は21位)。
孫 正義(ソフトバンクグループ)
いきなり反則ぎみですが、トップは一代でソフトバンクを世界企業にまで築き上げた名社長・孫正義さん。
高校中退してアメリカへ修行に渡った孫さんですが、バークレー校で世界標準の優秀な学生たちと過ごしていた大学時代には、起業資金を得るために音声付き自動翻訳機を開発してシャープに1億円で売っていました。 頭脳も行動力も笑顔も頭皮もちょっと次元が違います。
東京大学
ウルフ村田(株トレーダー、サクセスワイズ社長)
東大経済学部を”トップ”で卒業して銀行に入社、その後まさかのキャバクラ嬢へ転職してナンバーワンに上り詰めたのち、現在は投資家として年収2億を稼ぐという、頭脳も経歴もキャラも何もかもぶっとんでいるウルフ村田さん。
成功の秘訣は、『凡人は一点集中すること』だそうです。
笠原健治 (mixi創業者)
東大在学中から起業し、ミクシィを生み出してSNSの一時代を築いた笠原さん。
その後のFacebook到来という絶体絶命のピンチから、モンスターストライクでの大逆転ホームランなど、波瀾万丈な道のりが見どころです。
佐渡島庸平 (株式会社コルク社長)
元々は講談社のマンガ編集者で、「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」をヒットさせた佐渡島さん。その後、出版界の未来を見据えて退社し、現在は作家エージェント会社コルクで代表を務めています。
出版業界は今大きく変わろうとしている……これからはITの技術が必要不可欠と語る佐渡島さんの先見性に注目です。
京都大学
仲暁子(Wantedly社長)
京大からのゴールドマンサックスからのFacebook日本法人からの漫画家志望からの起業! という非常にバラエティ豊かな経歴を辿ってきた仲暁子さん。
漫画家に挫折してから、プログラミングを独学して一人で生み出したリクルーティングサイトは、今では約8000社、年間60万人が利用する、日本最大級のビジネスSNSへと成長しました。
一橋大学
三木谷浩史(楽天グループ社長)
日本の大富豪の代名詞と言っても過言ではない楽天グループの三木谷さん。一橋大学から大手銀行に入行し、ハーバード大学にMBA留学を果たすという超エリートコースでしたが、アメリカの起業文化に強烈な刺激を受け、帰国後にたった数人で起業する道を選択しました。
実は起業するときの事業候補は、インターネットショッピングモール(現楽天)を含めて3つあったといいますが、そこでインターネットを選んだことが成功への第一歩だったのかもしれません。
大塚久美子(大塚家具社長)
創業社長である父・勝久氏との「親子ゲンカ」の末に、大塚家具の社長の座についている娘・大塚久美子社長。
一橋大学から富士銀行(旧みずほ銀行)に就職したのち、大塚家具の取締役を経て一度はセミリタイア。その後に再び大塚家具に召集され社長の座につくという華々しいエリート経歴を持っています。
しかし、高級路線で差別化を測っていた大塚家具を、時代の変化に合わせて中間層向け路線に変更する方針を掲げて父親と対立。実権を勝ち取ったものの、業績を大きく落としてしまいました。
この大衆路線への変更が功を奏するか否かを判断するのは時期尚早。今後の活躍に期待したいところです。
筑波大学
森川亮(株式会社LINE元社長)
新卒で入社した日本放送網からベンチャー企業に転職し、のちに開発したLINEで世の中に大きなイノベーションを生み出した森川さん。
大企業で身の丈に合わない給料をもらい続けることが危険だと感じ、年収が半分以下になってでも自らを厳しい環境に追い込んで実力アップを図ったその姿勢は、まさに世を牽引する事業家の鑑です。
テレビ業界を辞めてIT業界に賭けた決断も、素晴らしい先見の明でした。
松田公太(タリーズコーヒージャパン創業者)
元は銀行員でありながら、アメリカのスペシャルティコーヒーに一目惚れし、米タリーズに単身突撃して日本展開のライセンス契約を獲得するという偉業を成し遂げた松田さん。現在は政界に転身を遂げています。
タリーズも今では日本でも王者スターバックスと比肩するコーヒーチェーンに成長しました。
慶應義塾大学
佐野陽光(クックパッド創業者)
大学を卒業後は就職するのではなく、起業する道を選んだ佐野さん。アルバイトをしながら自宅の一室で開発したお料理サイト「クックパッド」は、今では日本を越えて世界に展開する大規模サービスへと変貌しました。
「日本にいる限り、餓死することはない。だからリスクなんてない」という超ポジティブ思考は、若き起業家志望も見習いたいところです。
安田隆夫(ドンキホーテ創業者)
慶応大学を卒業するも、就職した会社はすぐさま倒産し、20代は麻雀三昧のプー太郎生活をしていたという安田社長。
その後一念発起して、たった一人で開いた小さな雑貨店は、ある日やってきたお客さんのある偶然に導かれて、激安の殿堂『ドンキホーテ』へと大変身を果たしました。
斎木陽平(AO義塾代表)
AO入試専門という新たなジャンルの学習塾を開いたイケメン塾長・斎木さん。
安倍首相との関係や、小4なりすまし事件などに関連してネットでは物議をかもすこともある斎木さんですが、92年生まれとまだ若く将来性は抜群です。
柳澤大輔(面白法人カヤック社長)
サイコロで給料を決めたり、社員が全員「人事部」だったりと、ユニークな経営で知られる柳澤さん。
『面白法人』の名に恥じないその一風変わったユニークすぎるサービスや社内制度は一見の価値ありです!
見城徹(幻冬舎社長)
角川書店のエース時代からミリオンセラーを量産し、絶対に失敗すると言われていた出版社の起業を成功させた出版界の重鎮・見城さん。
現在では、その影響力は芸能界や政界にまで広がっている超大物です。 「顰蹙(ひんしゅく)はカネを払ってでも買え!」という言葉の通り、その原動力は血に染まるほどの熱血だ!!
閑歳孝子(Zaim代表)
非エンジニアながら会社勤めと平行してプログラミングを覚え、一人で開発した家計簿アプリ『Zaim』を大ヒットさせた閑歳さん。大学時代は友人たちと一緒にSNSサービスを作って学内に流行らせたとか!?
今では「IT界の才女」とまで言われているようで、女性社長としてのたくましい活躍ぶりには今後も期待大です。
早稲田大学
柳井正(ユニクロ社長)
ユニクロやGUを手がけるファーストリテイリング創業社長の柳井正さんは、日本一のお金持ちとしても有名です。
今では日本を代表する経営者であることは間違いない柳井さんですが、起業をする前の大学〜新社会人は、夢も気力もなく、就活もしないでパチンコと麻雀に明け暮れるという典型的なダメ人間だったそうで……。
村上太一(リブセンス社長)
史上最年少25歳で株式上場という記録を持つ村上さん。 小学生の頃から将来は起業して社長になることを決意し、早稲田大学ではビジネスコンテストで優勝。
在学中に開設した「ジョブセンス」は、今やもっともメジャーな求人サイトの1つになりました。
佐藤航陽(メタップス社長)
シンガポールに拠点を構え、人工知能を用いたアプリマネタイズサービスやオンライン決済サービスを展開するメタップスは、日本市場ではなくアジア全域を抑えようと世界展開しているベンチャー企業です。
大学を1年で退学して起業し、20代の若さで世界企業を築き上げた佐藤さん。こんな20代がかつて日本にいたでしょうか……?
亀山千広(フジテレビ社長)
ドラマや映画のプロデューサーとして「ロングバケーション」や「踊る大捜査線シリーズ」を大ヒットさせた亀山さん。今日に続く日本映画の大規模メディアミックス&プロモーションは「亀山モデル」と言われ、邦画ビジネスを大きく変えました。
しかし、プロデューサーの腕はピカイチですが、経営者としての手腕はというと……フジテレビは業績低迷に喘いでいますね。
国際基督教大学(ICU)
松岡佑子(ハリーポッター翻訳家)
世界最大級のベストセラーであるハリーポッターの日本版権を勝ち取ったのは、”社員1人”の世界一小さい出版社でした。
亡き夫が立ち上げた出版社を引き継いだのち、ハリーポッターを日本に届けた翻訳家として知られる松岡さん。しかし、もともとは翻訳家ではなく通訳でした。ハリーポッターとの出会い、初めての翻訳への挑戦など、その経歴にはドラマがたっぷりです。
青山学院大学
藤田晋(サイバーエージェント社長)
「え……ウソだろ?」ってくらい女性社員が可愛いことで有名なサイバーエージェントの創業社長である藤田さん。
青山学院在学中はごく普通のダラけた学生で留年も経験したようですが、広告代理店のアルバイトをきっかけにビジネスの面白さに目覚め、サイバーエージェントを起業してからは瞬く間に会社を成功させて億万長者へ。
26歳での上場は当時の最年少記録でもありました。
中央大学
ひろゆき(2ちゃんねる開設者)
日本最大のネット掲示板『2ちゃんねる』を、大学在学中に開設したひろゆきさん。2015年にはアメリカの最大手ネット掲示板『4chan』の管理人に就任したことでもニュースになりました。
年収は「日本の人口よりちょっと多いくらい」と自身で明かしていますが、気になるのはその年収を遥かに越える損害賠償額を請求されている多くの訴訟を全て踏み倒し続けているという問題です。
どうせ差し押さえられるからと、国内での収入はゼロにしているそうで、資金は全て海外を経由しているらしいのですが、その資金経路は未だに掴めていないとか……。
中澤優子(UPQ社長)
若くしてオリジナル家電ブランドを立ち上げるという偉業を成し遂げたUPQ(アップキュー)の中澤さん。
超スピードでの家電ブランドを立ち上げは、「仕事に命を賭けている」という熱意と圧倒的な行動力が成せる技です。しかも家電だけではなく、カフェのオープンも経験しているという根っからの起業家体質です。
明治大学
渡邊美樹(ワタミ創業者)
「居酒屋チェーンの象徴」から「ブラック企業の象徴」へと変貌してしまったワタミですが、一代で外食産業のトップまでのし上がった渡邊さんの経営手腕は認めざるを得ません。
将来は起業家になると決意し、高校、大学、社会人と起業に向けた修行を積みかさね、貯金300万円で始めた居酒屋は、一時は300店舗を展開する巨大企業へと成長しました。
同志社大学
宮坂学(ヤフー株式会社社長)
44歳の若さで新生ヤフーの社長に就任した宮坂さん。「爆速経営」をスローガンに掲げ、今では社員5千人を率いるリーダーとして、PC時代の覇者からスマホ時代の覇者へと、挑戦を続けています。
そんな宮坂さん、実は大学時代にはドロップアウトしそうになったこともありました……。
津田塾大学
南場智子(DeNA創業者)
日本で最大のメガベンチャー企業DeNAを創業した南場智子さんは、マッキンゼー時代にはハーバード大学にMBA留学し、30代でパートナー(共同経営者)に昇進するなど、キャリアウーマンというレベルではない日本のトップ・オブ・才女。
しかし、それほど優秀な南場さんでも起業は一筋縄ではいかず、創業当初のネットオークションの覇権をかけたヤフーとの全面戦争では惜しくも破れてしまいましたが、その後にモバゲー事業で復活を果たしました。
日本大学
田中良和(GREE社長)
楽天に勤務していた会社員時代、プログラミングを独学で覚えて「趣味」としてはじめたGREEは、瞬く間にメガヒットしてしまい、わずか数年でIT長者へとのし上がった田中さん。
創業6年目の2010年には、当時33歳だった田中さんの総資産は米フォーブス発表で、Facebookのマークザッカーバーグに次ぐ2位を記録しました(アジアではトップ)。
松浦勝人(エイベックスグループ社長)
90年代、2000年代と、邦楽の黄金期を牽引したエイベックスグループの創業社長である松浦さん。
もともとは大学時代の貸しレコード店のアルバイトから始まった起業ヒストリーですが、やはり学生のころから抜群の商才を発揮していました。
BNF(本名:小手川隆 職業:天才株トレーダー)
投資の世界では「神」とすら崇められる存在である日本最強の天才株トレーダー・BNFさん。もとは引きこもりがちな無職青年でした。
大学時代、引きこもり生活のなか始めたトレードで、貯金160万をわずか5年で160億に増やし、現在は推定300億以上の億万長者。噂によると今は結婚してお子さんもいるようです。
東海大学
槙野光昭(カカクコム創業者)
今では家電などを購入する際に欠かせない『価格.com』は、パソコン機器メーカーの営業マンだった槙野さんのアイディアから生まれました。
23歳で起業した会社をわずか5年後の28歳のときに売り、売却益で得た莫大な資金で現在は悠々とリタイアライフを送っているそうです。
愛知県立芸術大学
兼元謙任(OKwave社長)
国内最大級のQ&Aサイト『オウケイウェイブ』を立ち上げた兼元さんは、起業するまではなんとホームレスでした。
いじめや差別を経験し、信頼していた友には裏切られ、奥さんも離れてしまい、ホームレスまで転落するという、どん底の境遇からパソコン一台で起業を成功させた兼元さん。ホームレス当初は公園や駅のトイレでパソコン仕事をしていました。
短大卒の社長・起業家
千秋(タレント、デザイナー)
タレントとして活躍しながら、一方では子供服など3つのブランドを立ち上げている凄腕実業家の千秋さん。
その類いまれな商売センスは、大企業の経営者一族に生まれた「実業家の血筋」によるものか。ビジネスに対する考え方や取り組み方は、一流経営者そのものです。
専門学校卒から成功した社長・起業家
日野晃博(レベルファイブ社長)
妖怪ウォッチ、レイトン教授、イナズマイレブンなどなど、メディアミックス戦略を駆使して社会に大ブームを起こし続ける子供向けゲーム界の天才ヒットメーカー。
そんな日野さんの人生を変えたのは、ドラゴンクエストとの出会いでした……。
高卒(大学中退含む)から成功した社長・起業家
経営者に意外に多いのが高卒です。ここには大学中退も含まれます。スティーブジョブズやビルゲイツを筆頭に、世界の偉大な起業家は高卒の人がかなり多いですよね。
前澤友作(スタートトゥデイ<ZOZOTOWN>創業者)
バンドマンとしてメジャーデビューも果たしながら経営者へと転身し、現在の総資産は2000億円とも言われる前澤さん。
もともとはバンド活動と平行しながらレコードやCDのカタログ販売をしていましたが、事業をアパレル通販に移してZOZOTOWNをオープンしてから右肩上がりで業績を伸ばしていきました。
瀬戸健(RIZAPグループ社長)
パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」が大人気となり、美容商品から健康商品の通販まで手がけるRIZAPグループ。
わずか24歳という若さで起業した社長・瀬戸健さんは、20代で売上100億円を達成、さらには株式上場まで果たすという超絶エリートビジネスマン……ではあるのですが、実は高校時代は学年400人中399番という成績の落ちこぼれ劣等生であり、高校卒業後は2年間のフリーター生活を送っていた堕落者でありました。
その後、フリーターのままではダメだと一念発起して大学受験を決意。1日20時間の勉強という超短期集中型の力を発揮し、4ヶ月で偏差値32→60を超え、見事に明治大学商学部に合格。
しかしその後、明治大学を中退して24歳のときに健康コーポレーション株式会社を立ち上げ「豆乳クッキーダイエット」の通信販売をスタート。「クッキーを食べたらお腹がいっぱいになる」というお客の声にアイディアが閃き、「ダイエットになるクッキー」というコンセプトで大ヒットしました。
その後、美顔器のネット販売を経て、2011年についにトレーニング事業に参入。科学的根拠に基づいたトレーニング法や日常生活のアドバイスにより2ヶ月で成果を出す個別指導形トレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」は、印象的なテレビCMの効果もあり爆発的にヒットしました。
マックスむらい(AppBank元社長)
人気YouTuberながら、社長を務めていた株式会社AppBankが上場を果たしたことで30億円を越える億万長者になったマックスむらいさん。
YouTubeやニコニコでのゲーム実況の顔が有名ですが、実はビジネスマンとしても一流なのです。
清水彩子(sugar社長)
高校卒業後は4年間、コンビニ店員としてお弁当を暖める日々を送っていましたが、ネットオークションでモノを売る商売に目覚めた清水彩子さん。
その後は商材をパーティ用ドレスに移し、23歳のときに行動力だけを武器に起業したアパレルブランドは現在年商10億円!! かつてのコンビニ店員も、今は高級マンションに住むセレブ女社長です。
元谷芙美子(アパホテル社長)
アパホテルの社長としてテレビやメディアにも多数出演し、名物社長として知られる元谷さん。
ビジネスホテル業界で「一人勝ち」状態と言われるアパホテルを全国に100以上展開し、その驚きの年収は◯円……!?しかも移動は自家用ジェット……だと……!?
神田うの(芸能人デザイナー)
人気モデル・タレントでありながら、卓越したデザインセンスを活かしてストッキングやウェディングドレスのブランドを立ち上げて大成功を収めている神田うのさん。
手がけている事業を全て合わせると、その年商はなんとスゴいことに……。
岡平健治(元19 ミュージシャン兼投資家)
元19のボーカルとして大ブレイクした岡平さん。解散後は露出が減っていたので「あの人は今!?」状態でしたが、実は株と不動産投資で年商2億円の実業家になっていました。
安定した不労所得を得ながら、今も音楽活動は続けていますよ。
宗次徳二(ココイチ創業者)
夫婦でココイチを創業し、現在はハウス食品の買収による株の売却益220億円を手にして引退している宗次さん。
孤児院で育ち、「15歳までは誰からも見向きされなかった」「千円札なんて見たこともなかった」という壮絶すぎる少年時代の生い立ちを乗り越えて、その後の人生に大きな功績を残しました。
川崎希(元AKB アパレル会社社長)
高3で受けたAKBオーディションでアイドルになった川崎さん。しかし実は、子供の頃からの本当の夢は「社長になること」だったそうです。
その後アイドルをしながらも夢を諦めきれず、ついに貯金40万円で起業の道へ踏み切りました。 現在はアパレルブランドに続いてネイルサロンも展開するマジな経営者の川崎さん。夢は真面目に「株式上場」です。
ヒロミ(タレント、ジム・スパ経営)
タレント全盛期には7億円の収入を得ていたほどの大スターだったヒロミさん。40歳を過ぎたころからテレビから姿を消していましたが、実はその間に実業家として大きな成功を収めていました。
現在はジムを3店舗、岩盤浴スパを全国に展開する一大経営者としての顔を持ち、その収入はタレント時代を越えるのだとか……。
井戸実(ステーキけん社長)
「ステーキけん」などを運営するエムグラントフードサービスの創業社長である井戸さん。郊外ロードサイドの居抜き物件を再生する手法で「ロードサイドのハイエナ」と呼ばれ、飲食店経営ではカリスマ的存在です。
その年収は「サラリーマンの生涯賃金ほど」だそうで成功者には間違いありませんが、一部ではブログやTwitterの発言が度々炎上を起こすなど、良い意味でも悪い意味でも話題に事欠かない人です。
中卒(高校中退含む)から成功した社長・起業家
高卒のさらに上、中卒の経営者だっています。ここまで来るともう学歴なんて全く関係ありませんね。
熊谷正寿(GMOグループ社長)
売上1000億円を誇るGMOグループの創業社長である熊谷さんは、高校を中退して17歳からビジネスの世界に身を投じました。
20歳で結婚し、21歳で父親に……家族で風呂なしのボロアパートに住みながら、ツラすぎる下積み時代を乗り越えて28歳で起業を果たしました。
家入一真(paperboy&co. 創業者)
いじめ、不登校、中退の末に、就職した会社もクビ……となかなか悲惨な経歴を持っている家入さんですが、パソコンのスキル1つを武器に一人で始めたレンタルサーバー『ロリポップ』が大当たりして一気に上場社長へ大躍進!
現在はIT社長のみならず、カフェやシェアハウスを運営したりと、シリアルアントレプレナー(連続起業家)としても活躍中。
まとめ
まだまだ記事数が少ないので統計的には不十分ですが、ここまでの感じだと、東大や京大といった最上位クラスよりも、その一個下の早慶やMARCH付近の方が多くの経営者をだしている気がします。
「東大出身に偉大な経営者は少ない」なんて言われることもありますが、東大レベルまで行くと起業なんてチャレンジより、官僚とかそちら方面の安定した道に行ってしまう、とテレビの討論番組で言われていましたね。
その辺りの実情は分かりませんが、この記事のまとめとして言えることは、やはり起業するのに学歴は必要不可欠ではないということなのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!