斎木陽平(さいき ようへい)/1992年生まれ
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『AO義塾』という一風変わったネーミングの塾をご存知でしょうか?
その特殊な名前からある程度想像できるかと思いますが、AO義塾は「AO入試専門」の塾として創設され、これまたお名前から察せられるように、こと慶応大学に対して脅威の実績を誇っています。
公式ホームページによると、AO義塾の慶應合格者数は101名であり、合格率は脅威の82%。うち法学部64名、SFC34名となっており、法学部の定員160人に対するAO義塾出身者の占有率はなんと40%にも上ります。
若干19歳でAO義塾を起業し、創設わずか2年でそんな驚異的な実績を築きあげた塾長は、イケメン経営者としても名の知れた斎木陽平さん。
ご自身も慶応大学にAO入試で入った経歴を持ち、驚く事に1992年生まれという新進気鋭の若手起業家について調べてみました。
そもそも「AO入試」って、なんぞや?
AO(アドミッション・オフィス)入試とは、学科試験の結果で合否が決まる「一般入試」とは違い、志望理由書や面接、小論文などにより出願者の個性や適正を多面的に評価して合格者を選抜する入試方法です。
「日本の大学入試は学力偏重すぎる」「もっと学生の個性や適性を見る入試に切り替えるべきだ」という批判を受けたことがきっかけで発足しました。
その後正式に「学力以外の視点で大学にふさわしい人物を募集する入試」として1990年に慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC2学部)が先駆けて導入し、現在では多くの大学で実施されています。
しかし、AO入学者の学力問題は年々問題視されており、日本のAO入試制度には反対意見も多くあります。
というのも、先の説明の通り、日本のAO入試はアメリカなどのそれと違い、書類選考(推薦状、小論文)+面接で選考されることがほとんどで、「基礎学力」すらが考慮されないのが現状なのです。
近年ではAO入学者の比率が増えている大学も多々見受けられ、「このままだと大学がバカばかりになる」という嘆きも見受けられます。
100万以上の大金をかけて東京のAO塾へ通った経験
高校生の頃は福岡県で暮らしていたという斎木さんは、地元でAO入試の指導をしてくれる人がなかなか見つけられず、東京のAO塾に通っていたそうです。
当時の塾への投資資金は100万円を超えていたようで、そのときの苦しさが後にAO専門塾を開講するきっかけとなったようです。
「AO受験では、大学に入って何をしたいかだけではなく、その後どんな人生を送りたいかなど、個人としての総決算を求められました。
将来の夢を実現するために何を学ぶのかといった、人生設計を考えるのがAO入試です。受験で得たこの素晴らしい経験を、もっと多くの学生に知ってほしかった」
その後、斎木さんは慶應義塾大学法学部政治学科へFIT・ AO入試で合格。卒業後は慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻課程へ進学し、2011年にAO入試専門塾「AO義塾」を設立しました。
安倍首相と関係が? ネットでも話題となった斎木さんの自己推薦書
ネットでも話題となったのが、斎木さんがAO義塾のHPにも載せている、斎木さん本人の慶応AO入試の自己推薦書です。
驚くべきは、斎木さんと肩を組んで微笑んでいる男性が安倍晋三首相であることです。
写真から斎木さんと安倍首相に交流関係があるのは明白かと思われ、ネット上の情報では安倍首相なしは自民党とパイプを持つ名家の生まれという憶測もありますが、真偽は定かではありません。
「小4なりすまし事件」を起こした青木大和氏に対する声明文がポエムすぎると話題に
2014年の11月21日、安倍政権の衆議院解散の是非を問うWEBサイト「どうして解散するんですか?」が話題となりました。
そのサイトは「小学4年生の中村」くんと名乗る人物が、教室の黒板に見立てて作ったサイトでしたが、その完成度の高さから「小学生と詐称している何者か」の手によるものだと、ネット上が炎上。
その後、サイトの制作者は小4になりすました青木大和氏という慶応大学生であったことが判明しました。
さて、この青木大和氏と斎木さんの間にどんな関係があったのかというと、 青木大和氏は、斎木さんのAO義塾の卒業生だったのです(2期生で慶応にAO入学)。
つまり青木大和氏は、斎木さんの後輩であり、かつての教え子であったため、 小4なりすまし事件の実行犯が青木大和氏だと発覚した後、AO義塾の代表としてホームページ上に、 『青木大和と彼がご迷惑をおかけした全ての皆様へ』という声明文(謝罪文)を公開しました。
この文面について、ネットでは賛否両論が巻き起こっているようで。 青木大和氏に対する怒りの声明文が、まるで自己陶酔したポエムのようだという意見が飛び交い、注目を集めています。(全文はリンクから)。
将来の夢は政治家?
さて、そんな斎木さんは、AO入試当時の自己推薦書にも見られるように、政治家に非常に強い関心があるようです。
AO義塾の運営の他にも、「新しい時代に、新しい教育を。新しい時代に、新しい夢を。」をテーマに「一般社団法人RE:VISIONリビジョン」を設立し、代表理事を務めています。
若者が夢や目標を持てる社会を創るため、精力的に活動を続ける斎木さん。ネット上には様々な有力政治家とのルーショット写真もアップされており、政治家転身の道は着々と準備されているのかも知れません・・・。
【おまけ診断テスト】自分の「才能」に気づいていますか?
仕事ができるビジネスマンと出来ないビジネスマンの差は、意外と「自分の才能・資質を知っているかどうか」だけの差だったりします。
仕事ができる人ほど「自分が得意なこと」を仕事にし、仕事ができない人ほど「自分が好きなこと」を仕事にしようとします。
仕事が非常にできる2割の人間は、自分が得意なことを仕事にしている人。
仕事を普通にこなす6割の人間は、自分が得意なことを仕事にしていない人。
仕事ができない2割の人間は、自分が苦手なことを仕事にしている人。
「好きなこと」と「得意なこと」は違います。残酷なほど違います。一流と三流を分ける海より深い隔たりがあります。
世界最高のサッカー選手であるリオネル・メッシは、FW(フォワード)というゴール前20m四方のエリア内でのみ世界最高の選手でいられます。彼は誰よりもディフェンスをしません。なぜか? その仕事場以外では平凡な選手だからです。
つまり「仕事ができる人間」とは、「得意な場所で、得意な仕事をしている人」なのです。
あなたは、自分の才能がどこに向いているのか把握していますか? 本当はドリブルやシュートが得意なのに、なぜかディフェンスポジションで仕事をしているせいで「仕事ができない人間」になっていませんか?
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