西村博之(にしむら ひろゆき)/1976年11月16日生まれ
photo by : https://mobile.twitter.com/
日本最大のインターネット掲示板サイト『2ちゃんねる』。
開設当初は、PCを買えて扱えるほど裕福で偏差値の高い人達の議論の場となっていたようですが、PCが劇的に安価になり、ネットが広く一般市民のものになった今では、もはや説明すら不要なほど広く浸透しています。
2ちゃんねるが開設されたのは1999年。当時、中央大学に在籍していた西村博之(通称・ひろゆき)さんによって生み出されました。
そんなひろゆきさん、テレビや動画配信などメディアにも時どき登場するのですが、「非常に頭の回転が早く、口が立つ」ことから『論破のひろゆき』と呼ばれ、yahooで「ひろゆき」と検索すると、AND検索キーワードの予測で一番に「ひろゆき 論破」と出てくるほどです。
また、2ちゃんねる関連で多数の民事裁判を抱えており、しかも賠償金を一切払わずに逃げ続けているという、話題に事欠かない面白い人なので、その経歴をまとめてみました。
「匿名の場で人はどんな発言をするのか見たかった」
子どものころからゲームが大好きだったひろゆきさん。小学校の卒業文集では「将来はプログラマーになる」と残しており、また「人の役には立つ職業はやりたくない」「自分はひねくれ者」という文も見られるなど、子どもの頃から一風変わった雰囲気を持つ少年でした。
その弁の巧みさ、口喧嘩の強さも当時から異彩を放っており、高校時代には数学教師に対して「なぜ数学を勉強しなければいけないのか?」と言い放ち、口論の末に教師を言い負かしてしまったという逸話もあります。
その後は、一年の浪人生活を経て中央大学に進学したひろゆきさん。 PCに詳しくHTMLなどを扱えたため、大学2年の時に友人と共にホームページ制作会社を立ち上げました。
最初は簡単なページの作成を請け負っていたのですが、その後、動的なページ作成(もっと本格的な)も受注するようになり、それに伴って本格的なプログラミング技術を勉強していったようです。
その後、原付バイクで事故に遭い、まとまった慰謝料を手に入れたひろゆきさんは、アメリカへ1年間の交換留学に行きます。
そしてこの留学生活の間に、2ちゃんねるを開設したのです。 ひろゆきさんは2ちゃんねるを開設した理由を、「匿名の場を与えられたら、人はどんな発言をするのか見てみたかった」と語っています。
2ちゃんねるはネット掲示板の先駆者ではない?
こうして、1999年にひろゆきさんの手によって生まれたネット掲示板2ちゃんねる。
一般的に匿名ネット掲示板の元祖・パイオニアというイメージが強く浸透している2ちゃんねるですが、実は2ちゃんねるよりも前に巨大な匿名ネット掲示板は存在していました。
それが『あめぞう』というサイトで、当時のネット世界では一強の覇者とも言える巨大サイトでした。
しかし、『あめぞう』はあまりに巨大化しすぎたために、ウィルスが蔓延したり、サーバーが負荷に耐えられず落ちまくったり、挙げ句は管理人(あめぞう氏)の個人情報までが晒され、管理人が失踪するという壊滅状態に陥ってしまいます。
そんな「堕ちゆく船」から脱出し、「似たようなシステムの」「それでいてより頑丈な」サイトを自ら作り上げたユーザーがいました。それがひろゆきさんです。
もとは、『あめぞう』の機能が回復するまでの一時的な代替サイトといった位置づけだったようですが、結局再起不能となった『あめぞう』のユーザーをそのまま取り込み、後継者としてのネット掲示板『2ちゃんねる』が確立しました。
多数の裁判に負け続け、放置している賠償金額は10億円以上!?
ひろゆきさんと言えば、2ちゃんねる関連の多数の訴訟と、多額の賠償債務を抱えていることは有名です。
数多くの誹謗中傷などの書き込みを巡り、管理人としての責任を問われているわけですが、ひろゆきさんは一度も出廷することなく、欠席裁判で敗訴しつづけています。
これまでに積もりに積もった賠償金額(制裁金含む)は、総額10億円以上とも言われ、ひろゆきさんはその一切を払うつもりがなく、時効まで放置するつもりと見られているようです。
賠償金10億円という超高額ですが、ひろゆきさんの総資産は何十億円とも言われ、自身でも年収を「日本の人口(約1億3000万)よりも少し多い程度」と言っているので、支払い能力でいえば問題ない額だと思われます。
「ひまだったら(裁判に)行く」と言いつつも、全ての訴訟を踏み倒し続けているひろゆきさん。訴訟を担当する弁護士が資産を差し押さえようとしても、自宅には最低限の生活必需品しかなく、差し押さえるモノがない。多額の収入が入っているはずの口座も突き止めることが出来ずにいるそうです。
つまり、ひろゆきさんの「国内での」収入はゼロであるということです。
ひろゆきさんは、ニコニコ動画などを手がける一部上場企業ドワンゴの取締役を「報酬ゼロ」で務めていた経験がありますが、その際も「給料をもらってもどうせ差し押さえられるから」とコメントしています。
この発言を鑑みるに、ひろゆきさんはもう国内では「正規のカタチでの収入」は得られないわけで、完全にそれ裏社会のアレですねって感じを受けます・・・。
恐らく、全ての収入は海外を経由して得ているのでしょうが、その資金の流れは謎に包まれています。
ちなみに、ひろゆきさん自身は2009年に2ちゃんねるの管理人を辞め、その管理権をシンガポールのパケットモンスター社に譲渡しています。
この際に2ちゃんねるの莫大な広告収入はパケットモンスター社に渡りましたが、ひろゆきさんはそのパケットモンスター社から多額の報酬を受け取っているようなので、結局は何も変わっていない?・・・ようです。
最近の動向まとめ
シンガポールの会社への2ちゃんねる譲渡や、ニコニコ動画の立ち上げに関わったドワンゴ取締役時代のことなど、ひろゆきさんにはまだまだ書ききれないほど話題があります。
そんなひろゆきさん、プライベートでは2014年に植木由佳さんという一般女性と結婚され、息子さんも誕生されています。
ニコニコ超会議では結婚理由を「夫婦だと長期のビザが取りやすいから」なんて言っていますが、奥様のTwitterなどでは、ラブラブな家族が見て取れます。
また、最近ではアメリカの匿名画像掲示板『4chan』を買収したというニュースが発表されたひろゆきさん。
『4chan』は月間訪問者2000万人以上、月間ページビューは6億以上、累計ページビューは422億件以上という巨大掲示板です。買収後、どのような動きを見せるのか、非常に注目が集まっているようです。
最後に
ひろゆきさんについてもっと知りたいよ〜と言う方は、 『ひろゆき VS 勝間和代』や、TVタックルでの『ホリエモンとタッグで論破祭り』の動画が非常に有名ですので、一度ご覧んになってみてはいかがでしょうか??
絶対にこの人とは口喧嘩したくない・・・と思うはずです。笑
【おまけ診断テスト】自分の「才能」に気づいていますか?
仕事ができるビジネスマンと出来ないビジネスマンの差は、意外と「自分の才能・資質を知っているかどうか」だけの差だったりします。
仕事ができる人ほど「自分が得意なこと」を仕事にし、仕事ができない人ほど「自分が好きなこと」を仕事にしようとします。
仕事が非常にできる2割の人間は、自分が得意なことを仕事にしている人。
仕事を普通にこなす6割の人間は、自分が得意なことを仕事にしていない人。
仕事ができない2割の人間は、自分が苦手なことを仕事にしている人。
「好きなこと」と「得意なこと」は違います。残酷なほど違います。一流と三流を分ける海より深い隔たりがあります。
世界最高のサッカー選手であるリオネル・メッシは、FW(フォワード)というゴール前20m四方のエリア内でのみ世界最高の選手でいられます。彼は誰よりもディフェンスをしません。なぜか? その仕事場以外では平凡な選手だからです。
つまり「仕事ができる人間」とは、「得意な場所で、得意な仕事をしている人」なのです。
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