せどりの在庫回転率の目安は平均1〜2%を目指せ！【資金ショートに注意】

せどり（とくに初期の頃）は在庫の回転率が最優先！

せどりをしていく上で、最もと言っていいほど重要視しなければならないものが、 商品在庫の「回転率」です。

仕入れた商品をなるべく早く売り、手元にお金を回収しないと次の仕入れができなくなってきます。この状態が悪化して仕入れ資金が枯渇すると、俗に言う「資金ショート」になります。

リアルビジネスでも倒産する企業の多くは資金ショートが原因。つまり、ビジネスは資金繰りに失敗して潰れる可能性が最も高いのです。

主にAmazonマーケットプレイスを主戦場としているせどりは、大口契約なら2週間ごとに入金があるので、ビジネスとしては非常に即金性が高くて優秀です。 それでも在庫の回転率を意識しないと、使った仕入れ代金に比べて入金されてくる額が減っていき、どんどん仕入れに回す現金が減っていきます。

逆に、回転率がよく仕入れに使ったお金以上の売り上げがすぐに戻って来れば、またその資金で仕入れして、さらに増えた売り上げを回収して、またそのお金で仕入れして……と、雪だるま式に増やしていくことが可能です。

とくにせどりの初期は、雪だるまのように在庫を早く回転させることで大きく育てるのが最優先です。これは自転車をイメージしてもらうと分かりますが、こぎ始めは回転数が必要です。そのうち軌道に乗ってくれば、多少ペダルの回転数を落としてもスイーっと自転車は進んでくれます。

なので、ビジネスが軌道にのって安定するまではとにかく回転率が命！

せどりを始めたての頃は、どうしても「お宝ハンター」になりがちで、ランキング（売れ筋）よりも価格差に目がいきがちです。 すると結局仕入れたものの全く売れずに、かけた資金が一向に手元に返ってこなくてゲームオーバーになるので注意しましょう。

 

「で、在庫ってどのくらいの回転率を目指せばいいの？」

 

ということを今回は書いていきます。

在庫回転率の目安（平均）は1%

在庫の回転率は、扱っている商材（CDなのか本なのか家電なのか）によっても変わる話ですが、一般論としては

 

【1日の売上個数が、全在庫数の1％】

 

が、おおよそ平均的な標準値（最低限クリアしたいライン）と言われています。

つまり、在庫が500商品ある人は毎日5個程度売れていると、回転率としては平均的な及第点です。 1日に5個売れるということは、3ヶ月程度（100日）で全在庫が一回転する（500個完売して在庫が入れ替わる）計算になります。

まず、この回転率1%に届いていない人は、一度仕入れの基準を見直した方が良いです。具体的には、もっと利益率を落としてでもAmazonランキングの高い商品（＝すぐ売れやすい商品）を中心に仕入れるようにしましょう。

在庫回転率の目標は、全在庫数の2％

最初に述べた通り、せどりは初期の頃ほど回転率を最優先にしないといけません。自転車のこぎ始めと同じで、最初の滑り出しで回転数をあげないとなかなか軌道に乗らないからです。

なので私は、資金が少なく回転率を上げて雪だるま式に軍資金を増やしたい初期段階では、 全在庫数の2％を毎日売り上げること（回転率2%）を目標にすることを推奨します。平均の2倍ですね。

在庫が500商品の人は、1日10商品売る。
在庫が1000商品ある人は、1日に20商品売る。

もちろん、簡単な数字ではありません。コンスタントに毎日2％の商品を売るとなれば、必然的に仕入れの質を考え直す必要があります。

高回転にして短期間で資金を膨らませるには、

• 「売れるのに3ヶ月かかるが、利益5000円取れる商品」ではなく、
• 「利益1000円しか取れないが、2週間で売れるもの」を仕入れる

ようにスタイルを変えないとダメです。

初心者ほどどうしても利益の大きさに目を奪われがちですが、 そうなると高い確率で不良在庫が溜まり、在庫リスクが高まります。 なので、利益額も確かに大事ですが、何よりもランキング（売れやすさ）を最重視して仕入れすると、せどりが波に乗ってくるのも早くなると思います。

CDせどりとDVDせどりのAmazonランキング基準などは、下記記事に詳しく書いているので参考にしてください。

CDCDせどりのコツ全て｜仕入れ基準やAmazonランキング目安まで完全ガイド！

DVDDVDせどり完全ガイド！おすすめの仕入れ基準／仕入れ先／狙い目ジャンルまで全て解説

余談ですが、高回転を意識している私のAmazonアカウントでは、 一ヶ月の販売個数と全在庫数が、ほぼ同じです。つまり、1ヶ月で全在庫が一回転（総入れ替え）するという、我ながら高い回転率を誇っています。

要因は、利益は少なくとも、確実かつ即売れする商品ばかりを仕入れているからです。

もちろん、回転率を優先すれば商品一つ当たりで取れる利益率は低くなります。 しかし、物販ビジネスで最も恐れるべきは在庫リスクです。

私は初心者の頃に幾度となく目先の利益ばかりを優先して資金ショートをおこしてきました。 そんな失敗の数々から学んだ経験が、優先すべきは「回転率」という厳然たる事実です。

ユダヤの商法にも「仕入れた商品は、出来るだけ早く小さなマージンで売れ」という言葉があるように、在庫というものは1秒でも長く持っていてはいけません。

「回転率」と「利益率」は基本的に相反するモノであり、天秤にかけるバランスの問題なのですが、比重としてはやはり回転率に傾けるのがベターです。 回転率を上げて在庫リスクを極限まで低くするということは、それだけ売上の安定にも繋がってきます。

【最後に】初心者はお宝ハンターになってはダメ

繰り返しますが、せどりで稼ぐことを「レアモノを見つけて転売する」だと思っているとほぼ確実に失敗します。初心者はとくに陥りがちですが、お宝ハンター（売れれば利益デカいけど、ほぼ売れない商品ばかり仕入れちゃう人）にはならないで下さい。

例えば私が主力にしているCDせどり、DVDせどりであれば、

誰もが知ってる人気の商品を、数百円〜千数百円程度の差額で売る ⇒ これをひたすら繰り返す。

これでいいんです。むしろこれが最初は肝心です。とにかく早く売って、+10%でも+5%でもいいからすぐに資金を回収する。それをまた全額仕入れして、すぐに+5%で戻す。このサイクルを高速で回すことで、資金は+5%ずつ回転するごとに膨らんでいきます。雪だるま式に。

マニアックなレアモノを仕入れてきて、１万円を利益を出すのに半年間売れるのを待つ……じゃダメ。

500〜1000円程度の利益が出る人気商品を仕入れ即売れさせ、２０回以上回転させる。これが正攻法です。

 

【初心者向け】せどり初心者がまず揃えたいおすすめアイテム

これからせどりを始める、あるいは始めたばかりの初心者の方々に、ぜひ最初に揃えておきたいアイテムを2つ紹介します。

せどりツール選びに迷っている方は、ぜひ参考にして下さい。

【1】総合せどりツール『プライスター』

公式HPプライスター

総合せどりツール『プライスター』は、商品の自動価格改定やカンタン出品登録、利益率や売上管理から税金サポートまで、仕入れ以外のせどり業務を全てサポートしてくれるツールです。せどり業界では知らない人はいないでしょう。

以上のような問題点を抱えている人は、プライスターを導入すれば全てを解決できます。

私はせどりで月商200万を売り上げるようになるまで様々なせどりツールを使ってきましたが、中でも最も売上アップに貢献したのが、プライスターです。

あなたのせどりにプライスターを導入するだけで、

• 作業時間は半減し、
• 売上額は大幅にアップ

させることができます。

通常月額は4800円。たった5千円程度でプライスター内の全ての機能が使い放題になります。使って損することはまずないでしょう。

それでも不安な人のために、30日間は無料でお試し利用ができます。

プライスターの「威力」は1000の言葉で熱弁するよりも1回の体験の方がはるかに強烈に分かります。まだ使っていない人は、まずは30日間無料お試しからプライスターを利用してみてください。

 

【2】電脳せどりの必須仕入れツール「セドリオン」

リンク電脳仕入れツール「セドリオン」公式サイト

リアル店舗ではなく、ネットショップから仕入れる”電脳せどり”の仕入れサーチツールとして代表的な「セドリオン」

こちらはリアル店舗に仕入れにいけない・行きたくない人には必須のツールになります。

ごく簡単に言うと、Yahooショッピングや楽天市場とイった大手ネットショップの商品の中からAmazonと価格差のある商品を自動で検索してくれる神ツールです。検索結果に出た商品を該当ショップから購入し、Amazonで売れば利益が出るというわけですね。

電脳せどりができるようになると仕入れもネットで完結するので、「24時間」「完全に在宅で」せどりをすることができるようになります。せどりで一番労力のかかる店舗仕入れが不要になるので、専業の人はもちろん、副業の人や女性にはぜひおすすめしたいせどりスタイルです。

電脳せどりは検索ツールを持っていないとほぼ不可能なので、電脳せどりをやっていきたい人は必ず購入しておきましょう。

セドリオンは月額定額ではなくライセンス購入ですが、以前まで1ラインセンス5万円程度していたのが

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になっているので、キャンペーン価格期間中にぜひ購入しておきましょう。

さらにセドリオンは5日間は無料でお試し利用できるので、まずは無料で触ってみて使えそうか否か確かめてみてください。