岡平健治(おかひら けんじ)/1978年3月28日
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1998年にメジャーデビューし、2ndシングルの『あの紙ヒコーキ くもり空わって』が大ヒットして紅白歌合戦にも出場を果たした、岡平健治と岩瀬敬吾のフォークデュオ『19(ジューク)』。
たった4年で500万枚を売り上げる人気のアーティストでしたが、2002年に人気絶頂のなか突然の解散を発表しました。
一説には、ロックテイストを求める岡平さんとフォークテイストを求める岩瀬さんの音楽性の違いからの決裂が噂されたり、所属事務所との金銭問題も取り沙汰されていたようです。
さて、そんなテストの裏に夢書いて紙ヒコーキを作っていた岡平さんですが、 実はリアルな話、解散から10数年の歳月の間に、どうも億万長者になられていたようで。
調べてみると、どうも株式取引から不動産投資と、なにやらガチな投資家としての顔を見せているようで。
夢書くより紙ヒコーキ作るよりくもり空わるより、なにより日経平均株価の確認が日課になっているようです。
というわけで、 何がどうなって紙ヒコーキ少年が年商2億円の経営者になってしまったのか、まとめてみました。
「19」全盛期、給料10万円が一夜にして5000万に!?
2ndシングルで大ヒット(むしろ代表作)を飛ばし、デビューからロケットスタートで瞬く間に売れていった「19」。
しかし実は、事務所との契約でデビューから2年間は『給料制』という決まりがあったそうで、 なんと信じられないことに、19全盛期の岡平さんの給料は、たったの10万円だったそうです。
そりゃあんまりじゃねぇかと。ふざけんじゃねぇよと。 納得いくわけない岡平さんが事務所に給料を歩合制にしてくれと直談判したところ、 歩合制に切り替わったとたんに、一夜にして5000万円の印税が振り込まれてきたそうです。
岡平さんの5000万を取り上げたスーパー大家さん
19歳のとき「19」でデビューしてから、12年間同じマンションにずっと住み続けていた岡平さん。
マンションの大家さんとは家族同然のように仲良くなっていたようで、「お母ちゃん」と呼んでいたほどでした。
そしてこの「お母ちゃん」こと大家さん、岡平さんの懐に5000万の印税が入ってきたと知るや否や、大金を取り上げてしまい、岡平さんには1円足りとも使わせないようにしたようです。 なんたる暴挙か! と思いきや、この大家さんは岡平さんに対して信じられない教えを施しました。
「これからは、投資の時代やでぇ」
当時の岡平さんは、まだテストの裏に夢を書いていたようなスーパーピュアラブル紙ヒコーキ少年だったため、 歌以外のことには興味がなく、5000万もの大金を大家さんの言う通りに投資にまわしてしまったのです。
中国株の急騰で資産が一気に4倍に!!
大家さんの神なる啓示に導かれて、投資に手を出し始めた岡平さん。
中でも中国株が大ヒットしたそうで、投資信託で1株1万円が、4年後に4万6000円に化け、
5000万の投資金は、一気に3億5000万になったそうです。
しかし、投資活動がその後も上手くいくなんて上手い話があるわけもなく、 FXに手を出した岡平さんは、1時間で1000万以上を失うような大きな失敗も経験もしました。
さらに決定的だったのは、2008年に起きたリーマンショックです。
この時点で4億円ほどあった資産は、持ち株の暴落により一晩にして半分の2億円ほどになってしまったそうです。
一瞬で2億円が消えるという、この衝撃的な経験に恐怖を覚えた岡平さんは、以降株や為替からは身を引く事にしました。
ノリでビル建てちゃいました♪
その後、手元に残った2億円で音楽レーベルと飲食事業を立ち上げたという岡平さん。
そのオフィスとして、最初は新宿や渋谷などでレンタルオフィスを探していたようですが、相場が月60万に保証金が1000万ほどかかるといいます。
「ならさ、建てちゃった方がよくない?(笑)」
岡平さんが自社ビルオーナー経営者になった瞬間でした。
現在は事業を広げ、年商は2億円に
こうして音楽レーベルと飲食事業を立ち上げた岡平さん。
それから5年の間に、アパレルブランドと3つの飲食店の経営、自社ビルには地下1階にライブハウスとバー、2〜6階までが賃貸マンション、7〜8階がオフィスが入っているようです。
他にも10台ほど停められる月極め駐車場を都内に2つ、実家のある広島にも2つのアパートを所有しているという。 会社と個人で年商は約2億円だそうで。
しかーし! 本業はあくまで音楽だ!
以上のように、不動産経営から飲食店のオーナーまで、もう立派な実業家に転身されたように見える岡平さんですが、あくまで本業は『音楽』のようです。
2007年からは毎年、ソロアーティストとして47都道府県52公演のツアーを続けており、 『ライブの経費のためにお金を稼いでいる』のだそう。
会社の利益は全て従業員に還元したり、事業の資金に当てているようで、自身の給料は10万円だといいます。
お金の守り方と使い方
アーティストや芸能人といえば、大きなお金を手にすると金銭感覚が狂って、派手に散財したあとに転落人生に陥ってしまうなんて例をよく耳にしますが、 「儲けた金を資産運用し、不労所得を作る」という岡平さんの選択は結果的に大きな成功を収めたように思います。
もちろん金銭的な面でもそうですし、何より『やりたいこと(音楽)を、(金事情を気にせず)心置きなく出来る』という環境はこの上なく「成功」の定義に近いような気がしますね。
岡平さんに似たような例で、お笑い芸人の「小梅太夫」さんも、一発屋芸人として瞬間最大風速で儲けた金でアパートを購入し、売れなくなった今もアパートの家賃収入で暮らしていけています。
お金というものは、儲け方よりも、「守り方」や「使い方」の方が遥かに大事と言いますが、岡平さんも小梅太夫さんも非常に上手いお金の使い方をしていますね。
もし、5000万を手にした若かりし頃の岡平さんのそばに神なる大家さんの存在がなかったら、もしかすると岡平さんは今頃音楽活動を続けていたかも分かりません。
若くして身の程を超える大金を手にしてしまいがちな業界だからこそ、正しいお金の使い方を教えてくれる人が身近に存在したことが、岡平さんの運命を変えた一番の幸運だったのでしょう。
「これからは投資の時代!」という発言はまさに資本主義社会の心理ですね。
お金を「消費」するのが貧乏人。「投資」するのがお金持ち
容赦なき資本主義社会においては「貧乏人」と「お金持ち」の格差は広がっていくのが必然。しかし、元を辿れば貧乏人とお金持ちの違いは、
お金を「消費する」か「投資する」か。
このお金に対するリテラシーの差でしかないのです。
一流芸能人や一流アスリートは、豪遊がやめられずにその後の人生で借金を背負ったり自己破産する人も多いです。なぜなら彼らは、お金を「消費する」ことしか知らない貧乏人だからです。貧乏人がたまたま大金を持ってしまった典型例です。
岡平さんが彼らのようにならなかったのは、お金を消費するのではなく、株式投資によって「お金を投資する」という思考を身につけたからでしょう。
投資とは単なるマネーゲームではなく、「お金」のリテラシーを高める最も効率的かつ効果的な訓練です。将来、ますます広がる格差社会において「資本家」の側に立っていたいなら、今のうちに大なり小なり投資をして投資思考を身につけた方が良いでしょう。
株式投資というと一見難しいように聞こえますが、投資なんて完全に「習うより慣れろ」の世界なので、取引を繰り返すうちに嫌でも相場になれていきます。
今はスマホで取引できますし、ほんの少額から株式投資を始められる時代ですからね。学生だろうと専業主婦だろうと気軽に投資ができるようになりました。
筆者の私が投資を始めた当初は、アルバイトでド貧乏だったので業界最安水準の『GMOクリック証券 』で始めました。軍資金が少ない人、試しに数万円くらいでちょっとやってみたい人でも手頃に始められます。
初心者がいきなり大金をぶっこむのはもちろん危険ですよ。最初は数万円くらい、まずは勉強代と割り切れるくらいの額から投資という世界を体験してみると良いですよ。
投資はハマれば人生最大の趣味になると言われていますし、趣味を極めれば当然お金持ちになれる可能性も高まりますからね。
投資のリテラシーに学歴は関係ありませんよ。それまでギター1本で歌を歌い続けてきた人だって、実践を繰り返すことでここまでの投資家に生まれ変わっているのですから。
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