社会人にもなれば、ゴールドカードの1枚は「身だしなみ」として持っていたいもの。
しかし現実的には、ゴールドカードは年会費相場1万円程度するので、コスパの面から一般カードで済ませている人も多いはずです。
ただ中には、条件をクリアすることで年会費を格安あるいは無料にできるゴールドカードがあるのをご存知でしょうか?
言わば、ゴールドカード初心者向けのゴールドカードとも言えるそれらは、20代の若者であっても問題なく作ることができます。というか、
20代専用のゴールドカードもありますしね。
安く持てるなら、ステータス性があるゴールドカードを持ってドヤ顔したい人もいるでしょう。今回はそんな人のために、条件付きで年会費格安または無料で持てるゴールドカードをいくつか紹介します。
JCBゴールドEXTAGE(年会費3000円/20代限定)
JCBゴールドEXTAGE | おすすめポイント |
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申し込みサイト | JCBカード公式サイト |
まずは日本が世界に誇る国際ブランドJCBの29歳以下専用のゴールドカード。銀行系カードとあってステータス性も抜群です。
通常年会費は3000円(初年度無料)と激安になっており、通常のJCBゴールド(年会費10000円)の3分の1以下というお得さです。
安いからと言って格落ちするわけではなく、空港ラウンジ無料サービスはもちろん、旅行保険も国内外ともに最高5000万円が付帯するので、ゴールドカードとして申し分ないスペックは持っています。
JCBゴールドEXTAGEは、30歳になった時点で通常のJCBゴールドに自動更新されます。エスカレーター式にステータスを上げていけるので、年を重ねるごとに上級カードを所有できるようになりますよ。
そして、JCBカードを持つからには「目指せブラックカード」ですよね。
JCBの最上級「JCB ザ クラス」は、長くJCBカードを使って実績を積み重ねた人だけが招待状を貰うことができます。なので、ブラックを目指すにはなるべく早くからJCBカードを使い始めることが重要なのです。
ステータスの山の入り口となるJCBゴールドEXTAGEは、今なら入会キャンペーンで最大12500円分のポイントを貰うことができます。
ゴールドカードクラスになると入会キャンペーンでもらえるボーナスポイントも破格です。
カード作るだけで12500円(分のポイント)もあげちゃったら、ポイント欲しさだけにカード作る人もいる気がしますがそこはどうなんでしょう……。
ただ、この特大キャンペーンは2017年3月31日までです。
JCBゴールドEXTAGEを検討中の人は、キャンペーンを見逃さないようお早めに。12500円(のポイント)がタダで貰えるなんてボーナスはそうそうありません。
三井住友VISAプライムゴールドカード(年会費1500円/20代限定)
三井住友VISAプライムゴールドカード | おすすめポイント |
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申込サイト | 三井住友VISAプライムゴールドカード |
JCBカードと双璧をなす三井住友VISAカードも、20代限定の「三井住友VISAプライムゴールドカード」を発行しています。こちらも30歳になった時点で「三井住友VISAゴールド」に昇格できます。
JCBか三井住友VISAかは完全に好みの問題ですが、個人的には三井住友VISAのデザインの格好良さが好きですね。「これぞゴールドカード」というような品格を感じます。
基本的なスペックは、JCBゴールドEXTAGEと同等かそれ以上。空港ラウンジサービスや旅行保険などは互角ですが、三井住友VISAは電子マネーとの連携が豊富です。
JCBがQUICPayだけなのに対し、三井住友VISAはポストペイ型電子マネーの主流iDのほか、PiTaPaやWAONも使えるのでより多くの人が使いやすいカードですね。
年会費は通常5000円とJCBゴールドEXTAGEより高いですが、2つの条件をクリアすることで最大1500円まで下げることが可能です。
- Web明細サービスの登録
- マイ・ペイすリボコース(リボ払い)への登録
この2つです。
どちらかに登録する、あるいは両方登録することで年会費が下がっていきます。
分かりやすく割引表にしてみるとこんな感じです▼▼
コース別年会費 | ゴールドカード年会費 |
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WEB明細書+マイ・ペイすリボコース | 税抜1,500円+税 |
マイ・ペイすリボコース | 税抜2,500円+税 |
WEB明細書コース | 税抜4,000円+税 |
いずれも指定なし(通常年会費) | 税抜5,000円+税 |
Web明細への登録は問題ないとして、気になるのは「マイ・ペイすリボコース(リボ払い)」の登録です。
本来、クレジットカードにおいてリボ払いは絶対避けたいところですが、実は「毎月の返済額をカード限度額と同額に設定する」という技を使えば、リボ払い登録をしても一回払いが可能になります。
マイ・ペイすリボは初回手数料無料なので、1回目で全額払ってしまえば手数料も取られません。
最初の返済額の設定に一手間入りますが、それだけで今後の年会費が3000円近く違ってくるので、手間を惜しまず設定しておきましょう。
三井住友VISAの最上級カードは「プラチナ」です。こちらもブラックのデザインがシビれますね。
実は、三井住友VISAプラチナは申し込みで作ることができます(インビテーション不要)。かと言って誰でも作れるわけではもちろんなく、JCB同様に三井住友VISAを使ってきたという実績が必要になります。
1年でも早くプラチナカードを手にするためには、20代のうちから三井住友VISAプライムゴールドをメインカードにして、ガンガン使いまくることが鉄則ですね。
そんな三井住友VISAプライムゴールドも、今なら入会キャンペーンで最大8000円分のポイントが貰えます。
こちら、2016年12月28日までとタイムリミットが近づいているので、検討中の方はキャンペーンを見逃さないようお早めに。
公式三井住友VISAプライムゴールドカード公式サイトへ >>
30代以上はこちら。三井住友VISAゴールドカード(年会費4000円)
三井住友VISAゴールドカード | おすすめポイント |
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付帯保険 |
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その他特典 |
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申込サイト | 三井住友VISAゴールドカード |
三井住友VISAは30代以上の通常のゴールドカードも、プライムゴールドと同じ条件で年会費を最大4000円まで下げることができます。
コース別年会費 | ゴールドカード年会費 |
---|---|
WEB明細書+マイ・ペイすリボコース | 税抜4,000円+税 |
マイ・ペイすリボコース | 税抜5,000円+税 |
WEB明細書コース | 税抜9,000円+税 |
いずれもご指定なし(通常年会費) | 税抜10,000円+税 |
基本的なスペックは先に紹介したプライムゴールドとほぼ変わりません。20代ならプライムゴールド、30代以上はゴールドカードという住み分けです。
プライムゴールドの年会費1500円と比べると見劣りしますが、本来は年会費4000円でも十分に破格なコストです。プライムゴールドがちょっと最強すぎるだけの話です。
インビテーションによって年会費無料にできるゴールドカード
年会費無料にできるゴールドカードは、「インビテーション(招待)によるゴールドへの昇格」が条件の場合がほとんどです。
つまり、まずは一般カードから入って、年間100万くらい使ってゴールドカードへの招待状をもらうという流れですね。
代表的なカードを2枚紹介します。
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、そもそも申込することができない招待のみで作れるゴールドカードです。なので、まずはイオンカードを持ち、そこからインビテーションで昇格するしかありません。
公式に発表しているインビテーションの条件は、通常のイオンカードで年間利用金額100万円以上というものです。生活品や食料品などで毎月カードを使えば、そう難しい条件ではありません。
イオンゴールドカードの特典としては、最高3000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)と国内旅行傷害保険(利用付帯)の付帯と、300万円のショッピング保険付帯、羽田空港ラウンジとイオンラウンジの利用無料となります。
本格的なゴールドカードのサービスに比べると若干物足りなさを感じますが、年会費無料という点を考慮すればコスパは最強です。
生活圏内にイオンがある人は絶対イオンカードは1枚持っておいた方がおトクです。そして年間100万円使って、年会費無料のままゴールドカードへ昇格させましょう。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、自ら申し込んで作ることもできますが、その場合は年会費5000円がかかります。
一般クラスのエポスカードから招待(インビテーション)によって昇格した場合に限り、年会費が無料のままゴールドカードになります。
インビテーションのハードルは年間50万円程度のカード利用とハードルがかなり低いので、普通エポスカードを作ってから招待によって無料ゴールドカードにするのが得策です。
ゴールドカードとしてのスペックは、通常のエポスカードに空港ラウンジ無料サービスがプラスされるくらいなので高くはありませんが、年会費無料カードとしてはそれでも贅沢でしょう。
エポスカードは全国5000店以上のお店やレジャーランドで割引が受けられるという優待特典が凄まじくお得なので、サブカードにピッタリですよ。
年会費が”実質”無料といえるおトクなゴールドカード
年会費はかかるものの、その年会費をらくらくペイできるだけの強力な特典を持つゴールドカードがあります。
特典のおトクさを考慮すれば年会費は実質無料といえるカードですね。
スマホ代で10%ポイント還元!ドコモのdカード GOLD
dカード GOLD | おすすめポイント |
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付帯保険 |
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その他特典 |
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申し込みサイト | dカード GOLD |
ドコモ公式クレジットカードであるdカード GOLDは、ドコモユーザーであればdカード GOLDを持っているだけでスマホ代が10%のポイント還元になります。
月々のスマホ代を仮に平均8500円とすると、毎月のポイント還元は10%で850ポイント、年間12ヶ月だと10,200ポイントが還元されることになります。
dカード GOLDは通常年会費10000円なので、スマホ代で貯まるポイント分だけで年会費を賄えてしまうということです。
▼ドコモユーザーなら年会費実質無料でこれだけの特典▼
- 海外旅行保険:最高1億円
- 国内旅行保険:最高5000万
- ショッピング保険:最高300万
- ケータイ補償最大10万円
- 国内空港ラウンジ無料利用
- dカード GOLDデスク
- dポイントクラブ「ゴールドステージ」へ優待(プレミアムクーポン)
ドコモユーザーなら年会費実質無料でケータイ補償が最大10万円付くので、ドコモキャリアの端末補償オプションを有料で付けているのは超もったいないです。
言うまでもなく、ドコモユーザーには超お得なゴールドカードです。
世界中のラウンジが無料で使える!楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード | おすすめポイント |
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付帯保険 |
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申し込みサイト | 楽天プレミアムカード |
楽天プレミアムカードは通常年会費10000円ですが、世界中の空港ラウンジが無料で使えるようになる「プライオリティ・パス」という年会費4万円相当のパスが無料で発行可能になります。
一般的なゴールドカードの空港ラウンジ特典が、国内主要空港(あとハワイホノルル・韓国仁川空港)の普通ラウンジに限るのに対し、
プライオリティ・パスは、
- 世界中の、
- ビジネスクラスやファーストクラスのラウンジ
まで無料になります(ハイグレードラウンジは各空港によります)。
プライオリティ・パスは、旅行や出張が多い人にはたまらない魅力特典として絶大な人気があります。
ちなみに、プライオリティ・パスの通常年会費は下記のようになっています。
会員クラス | 年会費 | ラウンジ利用料 | 同伴者 |
---|---|---|---|
スタンダード会員 | 99ドル | 27ドル | 27ドル |
スタンダード・プラス会員 | 249ドル | 10回まで無料(以降27ドル) | 27ドル |
プレステージ会員 | 399ドル | 無料 | 27ドル |
楽天プレミアムカードは最高クラスの「プレステージ会員」が無料発行できるわけですが、プレステージ会員の年会費は399ドルと約40000円相当となります。
楽天プレミアムカードの年会費は10,000円なので、このプライオリティパス特典だけで約30000円もおトクになるというわけですね。
プライオリティ・パス特典が付くクレジットカードは他にも多々ありますが(プラチナ以上だとほぼ付く)、年会費で比べると当然、楽天プレミアムカードがダントツの安さです。
もはや楽天プレミアムカードが目的ではなく、プライオリティパスを年会費10000円でゲットするために楽天プレミアムカードを持つ人もいるくらいです。
旅行や出張で海外に行く機会が多い人は、プライオリティパスの価値だけで年会費は軽々とペイできるおトクなカードですね。
まとめ
以上、年会費が格安または無料のおすすめゴールドカードをいくつか紹介しました。
こうしてみると、ゴールドカードのハードルは本当に低くなりましたね。20代の若者でも当たり前にゴールドカードを持てる時代です。
社会に出ると、誰に見せても恥ずかしくないカードを一枚は持っておきたいもの。そんな時に、コスパの良いゴールドカードを一枚作っておくと非常に便利ですね。
今回紹介したおすすめゴールドカードまとめ▼▼
【20代限定:JCBのゴールド】
>>JCBゴールドEXTAGE
【20代限定:三井住友VISAのゴールド】
>>三井住友VISAプライムゴールドカード
【30代以上:三井住友VISAのゴールド】
>>三井住友VISAゴールドカード
【年間100万利用で無料のイオンゴールドへ】
イオンカード
【年間50万以上利用で無料のエポスゴールドへ】
>>エポスカード
【ドコモのスマホ代10%還元で年会費をペイできる】
>>dカード GOLD
【世界中のリッチなラウンジが使い放題】
>>楽天プレミアムカード