いざせどりを始めようという時、誰もがまず悩むことが「何を仕入れるか?」です。
一言でせどりと言っても、扱う商品は非常に多岐に渡ります。
初心者にも向いているメジャーどころでいえば、
- 「本」
- 「CD」
- 「DVD」
- 「ゲーム」
さらに中級者〜上級者になると「家電」「カメラ」「PC機器」「おもちゃ」「アパレル」「化粧品」などなど……もはや売れるモノなら何でも売る世界になってきます。
実に様々な商材がありますが、私は一貫して初心者には「CD」と「DVD」をおすすめしています。初心者向けと言いつつも、私が副業で月商200万/利益50万を稼いでいた時もほぼCDとDVDなので、これくらいは十分に稼げる商材です。
そこでこの記事では、CDせどりのおすすめ理由をメリットデメリット含めてを書いていきます。万を軽く超えるCDを仕入れ・売ってきた経験があるので、それなりに参考にはなると思います。
DVDせどりについては下記記事で書きましたので、そちらも参考に。この記事ではCDせどりにフォーカスして書いていきます。
初心者にCDせどりをおすすめしたい理由|メリットはこれだけある
私がCDせどりをおすすめしたいのは、実際に自分でやってみて4つの大きなメリットを感じたからです。
CDせどりの4メリット
- 小さくて軽い
- 仕入れ単価、利益率、利益額のバランスが良い
- 回転率も良い
- ライバルが少ない
それぞれ具体的に説明しましょう。
メリット①:小さくて軽い。これ重要!
いきなり微妙に思えるかもしれませんが、「小さくて軽い」ということが非常に大きなメリットです。 とくに「本せどり」を経験している方は、CDせどりのこのメリットの大きさが分かるでしょう。
とくにメリットを感じるのは「仕入れ」の時です。
例えば、セールなんかで一店舗20個とか30個とか商品仕入れるとしますよね。CDだと、場合にもよりますが30枚程度なら大抵リュックに丸まる押し込むことができます。
これが本だと(これも場合によりますが)、20冊〜30冊を持ち帰るのは非常にしんどいです。 DVDでもボックスなんかがあると相当無理があります。
仕入れに出かけて、両手が開くか塞がるか。これだけで「この後もう一店舗はしごするかしないか」というモチベーションが大きく左右されます。
車を持っている方は別なんですけどね。活動拠点が関東・関西の都心周辺で車を持っていない方は多いと思います。 私を例にしますと、私はいつも一般的なリュックを背負って仕入れにいっていました。
(それなりの仕入れが出来る中〜上級者となれば、スーツケースや車や専用バックなどを駆使すると思いますが、今回はあくまで初級レベルの人向けなので)
また、仕入れの時以外にも、商品が小さいということは、
- FBAで納品するときに1つの段ボールに大量に入れられる
- 家で保管する際も、面積を取りにくい
などのメリットがあります。
クソ重い本せどりを経験すると、CDの軽さと小ささに感動を覚えますよ。
メリット②:仕入単価、利益率、利益額のバランスがもっとも良い
基本的に、初心者向け商材の「仕入れ単価/利益率/利益額」の関係を比較すると次の通りになります。
仕入れ単価 | 利益率 | 利益額 | |
本 | 安い | 高い | 安い |
CD | 普通 | 普通 | 普通 |
DVD | 高い | やや低い | 高い |
ゲーム | 高い | やや低い | 高い |
参考メモ
1000円で仕入れた商品を2000円で売った場合
- 仕入れ単価:1000円
- 利益率:50%(手数料は考慮せず)
- 利益額:1000円
こうみると、CDせどりが最もバランスが取れていることが分かります。
例えば本せどりの場合、仕入れ単価が低いので少資金で回せますが、利益額は低いのでとにかく薄利多売になります。1冊あたり数百円の利益額で、何千冊も売らないとまともに稼げません。
逆にDVDせどりだと、利益額が大きいので1個売れて1万円以上の利益が出ることも普通ですが、そのぶん仕入れ単価が高いのである程度資金が必要なことと、売れなかった場合のリスクが高めです。
そう考えると、「CDせどり」は本とDVDのちょうど中間です。
仕入れ資金がまだ10万円とか20万円とか少なかった頃の私は、 だいたいの平均すると「1枚あたり800〜1200円」で仕入れ、「2000〜3000円」程度で売るスタイルでした。利益額でいうと、だいたい1商品につき500〜800円前後の利益がとれる商品が主力でしょうか(AmazonFBAの手数料込み)。
別に狙ってこの価格帯を攻めていたわけではありません。 幅広く様々な商品をサーチし、仕入れ基準を満たす商品を取っていくと、統計的に上記の範囲に収まる商品の割合が一番高かったという話です。
しかしこの金額的な基準はもちろん人にもよりますし、仕入れに使っている店舗にもよりますので、あくまで私の初期のころのベースとして参考にして下さい。 のちのち資金繰りが軌道に乗り出して仕入れに使える軍資金が増えてくると、それに合わせて商品単価もあげていくと良いと思います。
またよく言われますが、CDには俗にいう「プレミア」や「お宝モノ」も確かに多くあります。「廃盤」とか多いので。私もいつだったか、セールで600円くらいで仕入れた商品が24000円くらいで売れて興奮しました。
また世の中のブームでもお宝になるCDが結構出てきます。
2016年末あたりだと、ドラマ「逃げ恥」で大ヒットした星野源のCD(初回限定版)が軒並み高騰しまして、デビュー曲の初回限定版なんてAmazonで8万〜10万円くらいで売れてました(マジです)。
↑これです。記事執筆時点でも中古で6万円くらい。新品だと20万円以上で出品されてますね。今はランキング低いのであまり中々売れないリスクありますが、星野源フィーバーだった当時は普通に10万円で売れてました。
他の曲も初回限定版は軒並み1万円越えのプレミア価格がついていて、3000円くらいで仕入れて1万円で即売れ!みたいなフィーバーでしたね。星野源だけで死ぬほど稼げた良い思い出です。
少し話が逸れました。
1000円〜3000円の仕入れ単価で「高すぎる」と思う方には、ブックオフでは250円や500円の価格帯のモノもありますが、正直あまりおいしくないです。
本もそうですが、単C(100円とか200円の棚)よりプロパー(それ以外の通常棚)の方が圧倒的に仕入れられますからね。
皆さんそれぞれの動かせる軍資金の額にもよりますが、 まだ初歩のうちは、1000円前後の仕入れ単価で500〜800円程度の利益を狙う戦略基準が、利益率や利益額の観点からも健康的だと思います。もちろん「平均的に」の話です。
これが難しければもう少し利益額を下げてもかまいません。
CDせどりの仕入れ基準・ランキング基準については下記記事で詳しく書いています↓
メリット③:CDは実は回転率も問題なく売れる
「今の時代、CDなんて買う人そんなおらんやろ?w」
というイメージ持っている人かなり多いと思います。時代は完全にストリーミングやダウンロードですからね。……えぇ、私もそう思っていた時期がありました。
しかし、実際には問題なく売れます。バンバン売れていきます。
ある程度の経験すれば自ずと分かることですが、 結局、CDに限らず本・DVD・ゲームどんなジャンルであろうと、 「売れるモノは売れる」「売れないモノは売れない」んですよ。そのジャンルの売れ筋ランキング上位数%の商品は同じように売れますし、ランキングがある一定の割合より後ろになれば、同じように売れにくくなります。
なので正確に言いうと、「CDは回転率が良いか、悪いか」という問いは正しくありません。
「回転率の良し悪しは、ジャンルではなく、ひとえにジャンル内のAmazonランキング(厳密にはランキングのみではありませんが)」によります。
CDでも他ジャンルと同じように即売れするランキングの範囲はあります。その範囲を基準にして仕入れれば、(他ジャンルに比べて)売れないなんてことはありません。
よく「CDは回転率が悪い」という情報も見ますが、それは恐らく、その方の仕入れ基準が、その方が考えている「理想の売れ行き」に必要な本来のランキング基準より低いのでしょう。
というわけで、「CDは売れない」という心配は無用です。
メリット④:CDせどりはライバルの数が少ない
とりわけ実店舗の仕入れにおいて、CDせどらーは絶滅危惧種ではないかと思うほど見かけません。ブックオフに行くと本せどりしている人は結構見かけますが、CDコーナーでせどりしている人なんてほぼ見ませんよ。
やはり「CDなんて今の時代に売れるわけがない」という固定観念が、ライバルを減らしているようです。
『ライバルがいない、または少ない市場を狙う』というのはビジネスの基本中の基本です。
いざ仕入れに行った時に周囲に同じせどらーが何人もいたら、その時点でモチベーションがダダ下がりするですよね。特に一番人気の「本せどり」はこの問題が深刻で、セールなんかあった日には右も左もライバルだらけという惨状になります。
周囲を押しのけてでも前に行けるような強いメンタルの方は問題ないかもしれませんが、「ライバルが多すぎるから、帰ろうかな……」なんていう思考に至ってしまう人は、もったいなさすぎる機会損失を被ることになるので、ならばもとよりライバルの総数が少ない市場で戦うようにしましょう。
CDせどりのデメリットとは?
CDせどりをやってきて感じたデメリット面は、2つほどあります。ただそこまで深刻なものではないですね。
デメリット①:中古商品は状態がよくないケースが多い
中古CDの場合は特にケースが汚いことが多いです。 やはりDVDとか高額商品より扱いがザツな物なんでしょうね。
ただこの点に関しては、研磨機で盤面を磨いたり、ケースを新品に交換することで対応できます。
むしろ、状態が悪いCDは値下げで安く売られているケースが多いので、そういうCDを安く仕入れて、研磨やケース交換して高く売るという技が使えるので、むしろメリットにもなりますね。そのあたり、下記で詳しく書いています。
参考記事CD/DVD/ゲームせどりは研磨機とケース交換で10%高く売ろう。
デメリット②:発送時にケースが割れるというリスク
CDはプラスチックケースが多いので、仕入れの移動中や商品の発送中に、何かの拍子にケースが割れる(またはヒビキズが入る)事件がたまに起きます。本当にたま〜にです。
「非常に良い」で出品した商品が、購入者への発送中にヒビが入ってクレームになる。なんて話もたまに聞きますが、私の場合は幸いなのかそういった経験はありません。
このリスクに関しては、実際にはほとんどない、といって良いレベルの問題なので特別気にすることではありません。
FBAに関していえば、万が一自分の手を離れてからCDが破損して返金やクレームを被った場合は、「Amazon側の保管や発送の際に発生した過失」として、Amazonに損失補填してもらえるケースも多いです。
FBA利用者でこういったことが起きた場合はとりあえずAmazonテクニカルサポートに連絡してみましょう。「これ、私の責任じゃないと思うんですけどぉ……」と下手に出ると、補填してくれる可能性高いです。
CDせどりをするなら読んでおきたいおすすめ教材
「おすすめの教材ないですか?」とよく聞かれるので、一つだけ紹介しておきます。
CDせどりをするなら読んでおきたい有名な教材に「中古CDせどりシークレットマニュアル」というものがあります。私がせどりを始めた5〜6年前くらいの時点でベストセラーになっており、今なおずーっと売れている超有名教材ですね。
CDせどりなら、この教材1つだけ読んでおけば他はいらないと思います。色々な教材を買いまくってもノウハウコレクターになるだけで結果に結びつかないですからね。
CDせどりならコレだけおすすめしておきます(他は知らない)。
まとめ
以上、簡単にCDせどりのメリットとデメリットを紹介してみました。
初心者の方や、ずっと本を専門にしてた方、DVDに手を出していきなり資金ショートして絶望せどりに進まれた方(私です)なんかには本当にオススメのジャンルだと思いますよ。
軍資金がまだ少ない方も比較的安全に資金回すことができ、商品一つあたりにそれなりの利益を取ることもできます。まさに全てのパラメータが「中の上」であり、初心者から上級者まで扱える非常にバランスの取れたジャンルかと思います。
CDせどりの具体的なノウハウは下記記事に書いているので、実践するときには参考に読んでみてください。
【初心者向け】せどり初心者がまず揃るべきおすすめツール
これからせどりを始める、あるいは始めたばかりの初心者の方々に、ぜひ最初に揃えておきたいアイテムを2つ紹介します。
せどりツール選びに迷っている方は、ぜひ参考にして下さい。
【1】総合せどりツール『プライスター』
公式HPプライスター
総合せどりツール『プライスター』は、商品の自動価格改定やカンタン出品登録、利益率や売上管理から税金サポートまで、仕入れ以外のせどり業務を全てサポートしてくれるツールです。せどり業界では知らない人はいないでしょう。
こんな悩みがある人へ
- 商品の価格改定が面倒すぎる……
- 商品の出品や納品作業に時間がかかりすぎる……
- 自分の利益率や利益額を集計するのが面倒……
以上のような問題点を抱えている人は、プライスターを導入すれば全てを解決できます。
- ⇒価格改定は30分程度の間隔で全自動で行ってくれます
- ⇒複数個の商品をまとめて一気に出品登録できます
- ⇒商品ごと、月ごとの利益額や利益率を自動集計してくれます
私はせどりで月商200万を売り上げるようになるまで様々なせどりツールを使ってきましたが、中でも最も売上アップに貢献したのが、プライスターです。
あなたのせどりにプライスターを導入するだけで、
- 作業時間は半減し、
- 売上額は大幅にアップ
させることができます。
通常月額は4800円。たった5千円程度でプライスター内の全ての機能が使い放題になります。使って損することはまずないでしょう。
それでも不安な人のために、30日間は無料でお試し利用ができます。
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もっと詳しく知りたい人は下記記事
【2】電脳せどりの必須仕入れツール「セドリオン」
リアル店舗ではなく、ネットショップから仕入れる”電脳せどり”の仕入れサーチツールとして代表的な「セドリオン」
こちらはリアル店舗に仕入れにいけない・行きたくない人には必須のツールになります。
ごく簡単に言うと、Yahooショッピングや楽天市場とイった大手ネットショップの商品の中からAmazonと価格差のある商品を自動で検索してくれる神ツールです。検索結果に出た商品を該当ショップから購入し、Amazonで売れば利益が出るというわけですね。
電脳せどりができるようになると仕入れもネットで完結するので、「24時間」「完全に在宅で」せどりをすることができるようになります。せどりで一番労力のかかる店舗仕入れが不要になるので、専業の人はもちろん、副業の人や女性にはぜひおすすめしたいせどりスタイルです。
電脳せどりは検索ツールを持っていないとほぼ不可能なので、電脳せどりをやっていきたい人は必ず購入しておきましょう。
セドリオンは月額定額ではなくライセンス購入ですが、以前まで1ラインセンス5万円程度していたのが
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になっているので、キャンペーン価格期間中にぜひ購入しておきましょう。
さらにセドリオンは5日間は無料でお試し利用できるので、まずは無料で触ってみて使えそうか否か確かめてみてください。