Amazonのマーケットプレイス(中古市場)では、多くの商品に「新品」と「中古品」の2つの出品枠があります。
しかし時折、第三の出品枠として【コレクター商品】というのを見たことある人もいると思います。
せどりをしている販売者側の人は、出品時にコンディション設定をするときに『コレクター商品』という選択肢もありますよね。
買う方も販売する方も、「このコレクター商品ってなんぞや?」なんて思った人も多いはずなので、
- コレクター商品ってなに?
- コレクター商品を販売する時のテクニック
について、この記事で書いていきたいと思います。
Amazonのコレクター商品の定義とは?
コレクター商品とは、”付加価値”がある商品
まずAmazonのガイドラインによると、コレクター商品は次のように定義されています。
コレクター商品として出品するには、サイン入り・絶版・限定品などの付加価値が必要です。どのような点がコレクター商品として特別な価値があるのか詳しく説明してください。
コレクター商品は、Amazon.co.jp が販売する価格よりも高く設定することを推奨します。
Amazonによれば、商品にサインや絶版・限定品などの付加価値があれば、コレクター商品として新品より高く出品した方がいいと言っています。
「付加価値」の定義は結局曖昧では……
とは言っても、サインなら分かりますが、せどらーにしたら限定品や廃盤といった差別化はいまいちピンときません。
例えばAというCDの初回生産限定盤を販売するとします。初回限定盤なのだからコレクター商品として出品できるかというと、もちろん出品するのは自由ですが、実際にはコレクター商品として高く売ることは出来ないでしょう。
なぜなら、Amazonはそもそも、Aという商品を「通常盤」と「初回限定盤」で別々にカタログ分けしているからです。言ってしまえば「A通常盤」と「A初回限定盤」は別商品として売られているのです。JANコードやASINももちろん違います。
なので、「A初回限定盤」として出品するなら、当然同じ商品を出品している周囲の人達もみな初回限定盤なわけです。
つまり、最初から「A初回限定盤」で出品しているのに、その中で「俺は初回限定盤だからコレクター商品としてプレミア価格つけるぜ!」といったところでちょっと意味不明なわけです。
サインなら分かりますよ。「A初回限定盤」の中でもさらにサインが入っていれば十分に差別化・プレミア化できます。
とはいえ、Amazonもサインや絶版・限定盤は例として挙げているだけで、コレクター商品にどのような付加価値をつけるかは出品者に委ねています。ただ、しっかり付加価値が伝わるように商品説明してね、と言っています。
Amazonのガイドラインに従うのならば「限定盤」という要素があれば、ひとまずコレクター商品として出品しても問題はなさそうです。
例えば、初回限定盤なんかはせどりでよく扱うと思いますが、こうしたときに「コレクター商品枠」をうまく利用して何か上手い売り方をできないでしょうか?
コレクター商品枠のちょっとした使い道(販売テクニック)
コレクター商品枠の本来の用途は、付加価値をつけることによって、新品よりさらにプレミア価格にして売るというものですが、実はもう1つ、全く違う使い道があります。
それは、自分の商品を『目立つところ(コレクター枠)に置く』ということです。
例えば、あなたはA初回限定盤という中古商品を、それなりに高い値段で売りたいと考えています。しかし、ライバルが10人も20人もいて、高く価格設定するともはや2ページ目に追いやられてしまうほどの激戦区だったとしましょう。
どれだけ商品を魅力的にお客に訴求できたとしても、お客の目に入らなければ意味がありません。この場合、お客の目に入るためには、基本的に価格を下げて自分の商品を1ページ目に持ってくるしかありません。
しかし、ここで「コレクター枠」を使います。
あなたはA初回限定盤を高い価格のまま、ライバルひしめく中古品枠ではなく、無人地帯のコレクター商品枠に置きます。
すると、購入者側の目にはこう映ります。
■商品A(初回生産限定盤)
新品:15 ¥6000円より
中古:26 ¥3500円より
コレクター商品:1 ¥4500円より
どうでしょう。非常に目立ちますよね。ひしめく群衆のなかに、キラリと光る商品Aが見えますよね。
ぶっちゃけ、購入者からしたら「いやいや、初回限定盤って、他の人もみんなそうだろうがよ」と思うかもしれませんが、一応『限定品』である以上は、Amazonガイドラインに則っていると言えます。
このようにコレクター商品枠を使うことで、ライバルの多い市場の中であなたの商品の露出を劇的に増やすことができます。そしてより多くのお客さんの目に入ることができるでしょう。
しかし、お客の目に入ることと、そこから購入してもらえるかどうかは全く別の問題です。露出が増えるからといって、安易に購入率が上がるなんてことはないので注意しましょう。
まとめ
今回はコレクター商品の定義から、ちょっとした使い方の工夫までご紹介しましたが、はっきり言ってコレクター商品枠のテクニックは小細工に近いものです。はりきって取り組んでいる人はあまりいないでしょう。
ちなみに、私も過去に一度だけコレクター枠で本を出品したことがあります。
表紙の裏側に達筆な筆文字でサインが書いてあったので「著者のサイン入りです!」として売ったのですが、
後日、購入者から「これ、前の持ち主の落書きだと思います」というコメント付きで返品されたことも今では良い思い出です。
【初心者向け】せどり初心者がまず揃えたいおすすめアイテム
これからせどりを始める、あるいは始めたばかりの初心者の方々に、ぜひ最初に揃えておきたいアイテムを2つ紹介します。
せどりツール選びに迷っている方は、ぜひ参考にして下さい。
【1】総合せどりツール『プライスター』
公式HPプライスター
総合せどりツール『プライスター』は、商品の自動価格改定やカンタン出品登録、利益率や売上管理から税金サポートまで、仕入れ以外のせどり業務を全てサポートしてくれるツールです。せどり業界では知らない人はいないでしょう。
こんな悩みがある人へ
- 商品の価格改定が面倒すぎる……
- 商品の出品や納品作業に時間がかかりすぎる……
- 自分の利益率や利益額を集計するのが面倒……
以上のような問題点を抱えている人は、プライスターを導入すれば全てを解決できます。
- ⇒価格改定は30分程度の間隔で全自動で行ってくれます
- ⇒複数個の商品をまとめて一気に出品登録できます
- ⇒商品ごと、月ごとの利益額や利益率を自動集計してくれます
私はせどりで月商200万を売り上げるようになるまで様々なせどりツールを使ってきましたが、中でも最も売上アップに貢献したのが、プライスターです。
あなたのせどりにプライスターを導入するだけで、
- 作業時間は半減し、
- 売上額は大幅にアップ
させることができます。
通常月額は4800円。たった5千円程度でプライスター内の全ての機能が使い放題になります。使って損することはまずないでしょう。
それでも不安な人のために、30日間は無料でお試し利用ができます。
プライスターの「威力」は1000の言葉で熱弁するよりも1回の体験の方がはるかに強烈に分かります。まだ使っていない人は、まずは30日間無料お試しからプライスターを利用してみてください。
もっと詳しく知りたい人は下記記事
【2】電脳せどりの必須仕入れツール「セドリオン」
リアル店舗ではなく、ネットショップから仕入れる”電脳せどり”の仕入れサーチツールとして代表的な「セドリオン」
こちらはリアル店舗に仕入れにいけない・行きたくない人には必須のツールになります。
ごく簡単に言うと、Yahooショッピングや楽天市場とイった大手ネットショップの商品の中からAmazonと価格差のある商品を自動で検索してくれる神ツールです。検索結果に出た商品を該当ショップから購入し、Amazonで売れば利益が出るというわけですね。
電脳せどりができるようになると仕入れもネットで完結するので、「24時間」「完全に在宅で」せどりをすることができるようになります。せどりで一番労力のかかる店舗仕入れが不要になるので、専業の人はもちろん、副業の人や女性にはぜひおすすめしたいせどりスタイルです。
電脳せどりは検索ツールを持っていないとほぼ不可能なので、電脳せどりをやっていきたい人は必ず購入しておきましょう。
セドリオンは月額定額ではなくライセンス購入ですが、以前まで1ラインセンス5万円程度していたのが
サービス1周年記念で今だけ19,800円(60%オフ)
になっているので、キャンペーン価格期間中にぜひ購入しておきましょう。
さらにセドリオンは5日間は無料でお試し利用できるので、まずは無料で触ってみて使えそうか否か確かめてみてください。