ストッキングからウェディングドレスまで、神田うのの実業家経歴がスゴい!

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神田うの(かんだ うの)――1975年生  

女性芸能人がアパレルやコスメなどをプロデュースし、事業拡大で大儲け・・・。

そんなパターンは、今では当たり前ですが、その先駆け的存在はやはり神田うのさん。

プライベートも何かと話題になりつつ、“儲かってる感”“セレブ感”では他の芸能人より抜きんでている印象がありますね。

神田うのブランドを一躍有名にしたストッキングをはじめ、ウェディングドレスや子育てママのためのグッズなど、幅広いジャンルで商品を展開中です。

年商は定かではありませんが、100億なんて噂も・・・。

自身のライフスタイルとリンクさせたブランドを次々と生み出す、デザイナー・事業家としてのうのさんの経歴をまとめてみました。

目次

モデル・タレントを経て、ストッキングが大ヒット!!

旧通産省・元技官の父を持ち、「ヒメ」として幼少期からセレブだったうのさん。14歳からモデル活動を始めました。

19歳からは芸能活動も始め、天真爛漫な発言で注目を集めるようになっていきます。 当時からバービー人形のようなスタイルの良さが武器で、伊東美咲や観月ありさらと並び、“美脚な芸能人”として名前が挙がる存在でした。

転機が訪れたのは1999年。20代半ばのうのさんに、アパレル業界からコラボ企画が持ち込まれます。モデル時代からデザインに興味があったうのさんは、毛皮メーカーとコラボし『コスタ・モーダ・ウノ』を発表。サングラスブランド『U-NO』も手がけました。

そして、モデル契約をしていた老舗メーカー・グンゼから発表したストッキング・ブランド『Tuche(トゥシェ)』が大ヒット!!

あるストッキングの3本セットは、300万セット売れたらヒット商品と言われるこの業界で、1200万セットを売り上げたと言われています。

ヒット理由として、芸能人にサンプルを配った話も有名ですが、自身が全面的にモデルを務め、パッケージにど~ん!と美脚のうのさんが登場しているのも目を引きました。

話題だけじゃなく、品質でも勝負!ワンポイントチャーム付きストッキングなど、デザイン性重視の商品をいち早く取り入れ、OLたちの心をがっつり掴みました。

そして、一時のブーム狙いではなく、破れにくい日常使いのナチュラルものもしっかり押さえたため、今でも愛されるブランドになっています。
『Tuche』シリーズは、数年で全国のコンビニに置かれる定番商品になり、うのさんは南青山に大豪邸を建てたとか。

「総工費推定5億円」「パンスト御殿」とかメディアで騒がれていたやつですね・・・。

2004年からはランジェリー展開も始め、とにかく、売れに売れまくったことだけは確かなようです。

 

ウェディング業界でも大成功

さらに、うのさんはウェディングドレス&和装ブランドを立ち上げます。

2001年、新ブランド『Scena D’uno(シェーナ・ドゥーノ)』を発表。

もちろん、うのさん自身がモデルも務め、年2回新デザインをお披露目しています。 (数々のドレスショー動画はこちらをどうぞ

神田うのデザインの特徴であるハートやフリル使いの可愛らしさ、大胆なモチーフ使い、従来のドレスにはない斬新な素材使いが業界で話題になり、ブライダル界に一大旋風を巻き起こしました。

その後、10代~20代前半の女性をターゲットにしたセカンドライン『UNO et L’ETOILE(ウノ・エ・レトワール)』を展開。

カジュアルでより可愛らしさを強調したドレスも生み出しました。

こちらのモデルには、益若つばさや木下優樹菜など、結婚で話題になった芸能人をモデル起用し、芸能界ラインも活かしたようですね。

ウェディング業界と言えば、桂由美さんの超高級なオートクチュールが有名ですが、うのさんのブランドはレンタルでもシェアを拡大しました。

その為、都会よりブランドが揃いにくい地方でも「神田うの」のネームバリューを活かして、支持率を挙げたのです。

 

パリコレで、デザイナーの地位を確立

2004年、『Scena D’uno』は「春夏パリ・オートクチュール・コレクション」に特別出展しました。

日本の芸能人デザイナーとしては初めての快挙で、現地のメディアでも期待の新人デザイナーとして、大々的に紹介されました。

その裏側には、全て手作業、外国人体型に合わせたデザイン・・・など、初めて直面する課題があったようです。

「1年かけて死にものぐるいでやりましたよ。途中で『もうやめる』って言ったくらい」と当時の苦労をインタビューで答えたうのさん。

この頃には、うのさんは芸能人よりデザイナーとしての時間が圧倒的に多くなっていき、パリコレは大きなターニングポイントになったのです。
2006年には、次のステップとして、NYでブランドコレクション発表会を行いました。

その際、毛皮ファッションデザイナーの今井千恵と対談したうのさんは、ショーへのこだわりをこう話しています。

「白で初めて白で終わる。白の持つ美しさを表現したかった。いろんな素材を使って、異なる素材を組み合わせたり。フランス語では「ブロン・ガッセ」というんですが、「ブロン(ブラン?)」が「白」、「カッセ」は「壊れた」「崩れた」という意味です。つまり、白がどのくらい崩れるのか。素材が変わると白も違ってきます。(略)素材によって見え方も違ってくる。でも白の集大成はとても評判が良かった」 インタビュー詳細はこちら

この年には、超セレブ社長の旦那さま(こちらも年商がすごい)と結婚。その際に「趣味は結婚式」と述べ、海外へ行く度に何回も挙式を挙げていますね。

人生の中で特別なワンシーンとして、ウェディングの演出には人一倍こだわりがあるのです。

 

ママになっても止まらない、うのブランド

ストッキングとウェディングドレスの2大柱で、デザイナー・事業家として大成功を収めたうのさん。

本人曰く、やはりお金&成功者には様々な話が持ち込まれるようで・・・。

振り袖、ジュエリーも新たにブランドを立ち上げます。

2008年には、その名もズバリ、『UNO KANDA』ブランドを発表。

こちらは、より女性が使いやすい小物類を中心にし、バッグ、財布、日傘アイテムなどを展開しました。
新ブランド発表会を紹介した某情報番組では、うのさんブランドの売り上げを 「ストッキング216億(4年間)、ウェディングドレス50億円、ジュエリー35億円」と紹介!

うのさんは「毎晩シャンパンを飲んでいるから、新ブランドも売れないと困る」と話していたそうですが・・・・

ここまできたら、もはやプライベートがブランドに直結するのはお決まり(?)的流れで・・・

長女を出産したうのさんは、翌年2012年に妊婦・子育てグッズの新ブランド『UNOUNO』を設立します。

妊娠前から子育てグッズのオファーは何度も来ていたそうですが、赤ちゃんを抱いたことがない人が作ったものは見てすぐ分かるようで、そっち側の人間にはなりたくなかった、と話すうのさん。

うのさんのポリシーは「自分が経験したことを商品に活かす」。

「みんなが欲しがるものをリサーチするよりも、自分で使って経験することが大事」 「私はデザイナーである前に“消費者”なので、自分が経験したことをより良い商品として昇華させられなければ、私がやる意味がないと思ったんです」Webインタビューの商品開発論より)  

ベネッセとコラボした“赤ちゃんを傷つけない”商品の売れ行きは好調で、第2弾の産後ダイエットウェアは、早速、関連商品のシェア拡大に貢献しているようです。

さらに、2015年7月からは、好評のウェディング・ブランド『Scena D’uno』が新たにパリとイタリアで商品展開をスタートさせています。

どちらの都市でも有名な大聖堂で、同ブランドのドレスが着れるようになったとか。

まとめ

ここまで、うのさんのサクセスストーリーばかりを並べてきましたが、意外にも本人は受け身の面が多いようです。

「私の人生は産道の延長。大きな流れに身を任せて生きています」とファッション雑誌のWebインタビューで話しているうのさん。

「今の私があるのは、『やってみませんか』と声を掛けていただいたことを自分なりに一生懸命やってきた結果。「神田うのは自分プロデュースが上手」と思われているフシもあるようですが、なんのなんの……。大きな流れに身を任せながらこれまで生きてきたという感じ」  

公私共に何かとメディアを騒がせているからこそ、今求められているものには人一倍、嗅覚が鋭いのかもしれませんね。

2足のワラジではなく、“芸能人、事業家、母として3足のハイヒール”が必要と言ううのさんは、今後どんな話題を提供してくれるのでしょうか。

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