せどり・ネット転売

せどりの仕組み化(自動化)、組織化、法人化の3ステップを解説する

投稿日:2016年4月27日 更新日:

誰でも比較的稼ぎやすいネットビジネスとして人気のあるせどりですが、どんなに優秀な人でも、一人で取り組んでいると意外に早く限界が見えてくるものです。

一人で月100万の利益を上げている人は大勢いるでしょうが、一人で月300万の利益を出せる人はそういません。

なぜそう言い切れるかと言うと、せどりは完全なる『労働集約型』のビジネスモデルだからです。

労働集約型とは、簡単に言うと”労働量がモノを言うビジネスモデル”です。「仕入れて、売る」というせどりの商売原則は、コンピューターや機械では代替できない、単純な”人の労働”によってもたらされるものです。

当然人ひとりの労働量は有限ですから、自ずと労働集約型の稼ぎ方には限界が訪れます。1日25時間は仕入れできないですからね。

では、その壁を突破していくにはどうすればいいか?

せどりで事業を成長させていくには、

  • 『仕組み化』
  • 『組織化』
  • 『法人化』

という3つのステップを踏んでいくことが理想です。

今回はその3ステップについて段階的に書いてみたいと思います。

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ステップ1:せどりの仕組み化(自動化)

ツールの最大活用と外注化

せどりを始めて一人である程度稼げるようになってきたら、まずはステップ1の『仕組み化(または自動化)』に取り組みます。

仕組み化とは具体的に言うと、『ツール・サービスの最大利用』と『外注化』です。

今まで自分がやってきた作業の中で、「ツールがやってくれる作業」と「自分がやらなくても支障ない作業」を手放し、他へ委託するということです。

これはつまり、『労働量の分散と集中』です。

自分ひとりの1日の労働量は100で限界です。仮に現状100の労働量を【仕入れ50:その他(出品作業など)50】で振り分けているとしたら、その他作業のうち40を他に委託して、自分の労働力を【仕入れ90:その他10】に集中させます。

自分は商売の肝である仕入れにのみ集中し、他の作業は自分が関わらずとも自動で行ってくれる仕組みを構築しましょう。

仕組み化すべき作業

ここで仕組み化(委託)すべき最たる作業は、

  • 『出品登録・納品作業』
  • 『発送作業』
  • 『価格改定』

この3つです。

せどりにおける仕事を大きく分けると、仕入れ作業・出品作業・発送作業しかありません。このうち仕入れ作業以外を外注することによって、自分は今まで出品作業と発送作業に充てていた時間も仕入れを行うことができます。

商品管理・発送はAmazon FBAを利用

まず、発送作業に関しては、AmazonのFBAサービスを利用します。

FBAを利用すれば、商品の発送作業はおろか、商品の保管管理から顧客との返品・返金対応までほとんど全てをAmazonが代行してくれます。FBAだけで全作業のうち40%くらいは委託できます。

 

出品登録は外注

続いて、出品登録・納品作業ですが、これらは外注さんをアルバイトで雇うか、あるいは『出品代行サービス』を行っている業者を使うかですね。

せどり風神を提供している『システムせどり研究所』はFBA出品代行サービスも行っています。

せどり風神を始め、システムせどり研究所のサービスは終了してしまいました

もちろん、出品作業を委託するということは金銭的コストがかかりますが、それによって自由になった時間をさらなる仕入れに充てれば、かかったコスト以上の利益を回収でき、トータルで見ればプラスの成果をあげることができるでしょう。

価格改定はツール

価格改定は、専用ツールの利用がマストです。月10万以上稼いでいて価格改定ツールを使っていない人はいないでしょう。

価格改定ツールは、今のせどり業界では「プライスター」一択です。おそらく全せどりツールの中で一番利用者が多くて人気のツールです。

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公式HPプライスター

1時間に2000在庫を自動で価格改定してくれるので、在庫1000個なら30分に1回、在庫500個なら15分に1回という驚異的なペースで価格改定してくれます。

価格改定については、プライスターを導入しておけば完全放置で大丈夫です。

プライスターは私が初心者にまず最初におすすめする必須ツールです。まだ使っていない人は導入しましょう。30日間の無料お試し期間があるので、まず無料で使えます。

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ほりっく
以上のように、ステップ1の『仕組み化』では、自分がやらなくても支障が出ない作業を他へ委託し、自分の労働量のほとんどを仕入れ作業に集中させることで、売上の最大化を図ります。

ステップ2:せどりの組織化

出品作業・発送作業・価格改定を仕組み化し、自分は仕入れにのみ集中したとしても、いずれまた限界が見えてきます。人ひとりの労働量、動ける時間は有限なのだから当たり前ですよね。

では次はどうすればいいかと言うと、単純に動く人を増やしましょう。要するに『組織化』ですね。

アルバイトを雇って、とにかく仕入れ部隊を増やします。

身近な人に声をかけてもいいし、ハローワークとかで広く募集したり、せどらーはブログをやっている人も多いのでブログやTwitterなどで募集をかけてもいいと思います。

暇な大学生やフリーターの人は結構いるもので、適正に募集をかければ少なからず人員は見つかるものです(採用できるかは別ですが)。

ちなみに給料体系でみると、成果報酬型で募集をかけている人が多いみたいですね。歩合制で、仕入れ1商品につきいくらという感じです。この辺りは自分の資金面などと相談しながら条件面を決める必要があります。

こうしてアルバイトを雇って、ビジネスの規模が個人から組織レベルになると、売上も爆発的に伸びていきます。

売上が上がれば資金力がつき、その資金でさらに人員を増やしてーーと雪だるまのように規模を拡大させていけば、今までと違って、”限界のない”成長が見込めます。人員を増やすことで初めて億単位の年商も見えてきます。

また、アルバイトを雇えるようになったときは、ステップ1の仕組み化で外注していた出品作業も自分のスタッフに任せましょう。出品作業のような事務仕事は、主婦の方なども出来るので人材調達しやすい傾向にあります。

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ステップ3:せどりの法人化

企業

さて、いよいよ最後のステップが『法人化』です。

ステップ2の組織化の段階で、すでに個人事業主レベルで圧倒的に稼げているわけですが、そこからさらに法人化することで大きく以下3つのメリットを得ることができます。

  1. 人を集めやすい
  2. 他企業と取引しやすい
  3. 節税できる

まず人を集めやすいという点ですが、法人化して会社の形態を取ることで社会的信用度がグンと増します。公に同じスタッフ募集をかけるにしても、イチ個人が募集するよりも、小さいながらも会社が募集したほうが遥かに応募を集められます。雇われる人からしても、会社の方がより安心できますからね。

 

続いて、他企業と取引しやすいという点ですが、例えば配送業者との送料の交渉だとか、仕入れ先との値段交渉だとか、形だけでも法人であった方が格段に企業間の話をしやすくなります。

社会的には個人事業主との取引には応じない企業もかなり多いので、法人にしておくだけで様々な取引や契約を結ぶことが出来るようになり、事業の展開に幅を持たせることができます。

 

最後に税金面ですが、一定額以上の利益を稼いでいる人は、個人事業主として所得税を納めるよりも、法人にして法人税を納めるカタチにした方が結果的に税金が安くなる場合もあります。

あくまで税金のみを考えた場合、法人化の目安となるのは年収800〜1000万前後(売上だと年間2000万超えるくらい)と言われています。

ただ、「いくらから法人化した方が得なのか?」というのは個人ビジネスの世界で永遠に議論されている問題であり、税理士によっても意見が違ってくるので明確な数字はありません。利益が月100万超えたら法人化すべきという税理士もいるし、年収3000万は超えないとあまり意味ないという人もいます。

なので、「利益」で月100万円の大台に近づいてきたら、一度税理士に相談してみると良いでしょう。仕入れや経費の使い方によっては、法人にした方が得になるかもしれません。

税金については奥が深くてここでは書ききれないので、法人化について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にして下さい。

個人事業主が法人化する目安は?メリット・デメリットも考えてみよう

個人事業主の人は、事業の売上や所得が一定の規模に達してくると、”法人化”という選択を考えると思います。 法人化とは要する ...

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まとめ

以上の3ステップが、せどりで大きく成功するための王道だと思います。

とはいえ実際には、いきなり法人化してしまう強者もいます。今の時代は設立費用30万前後ほどあれば誰でも会社を作れてしまうので、「まずはカタチから」という理由で、ファーストステップで会社を作ることも選択肢としてはアリです。

上では法人化の3つの実用的なメリットを挙げましたが、実は法人化によってもっとも影響を受けるのはモチベーション面かもしれません。会社を作ることで気持ちはグッと引き締まりますし、税理士さんや金融機関の人から「社長さん」と言われると、やはりモチベーションがあがります。

とにかく1つ言えることは、せどりは労働集約型のビジネスである以上、一人では限界があるということです。

さらなる成長、さらなる高見を目指すのなら、どんどん人を巻き込んで事業を大きくしていきましょう。

 

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