投資

トレードで勝つには相場の上下予想を当てることと勘違いしている人が多すぎる問題

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株式、為替FX、仮想通貨とあらゆる投資のトレードに言えることだが、初心者トレーダーほど、

「儲かっている人=相場の上下を当てられる人=凄い人」

だと勘違いしている人がめちゃくちゃ多いので、トレードにおける基本中の基本中の基本くらいのレベルのことを書いていく。

 

TwitterやYouTubeでは、チャートに色々なラインやインジケーターを表示させて上下予想をしている人が沢山いる。そしてたまたま上下が当たると「せやからゆーたろうwww」とドヤ顔をして、信者を増やしていく。そして有料サロンや有料noteを売る。

 

最初にはっきりと言うが、トレードで儲かっている人というのは相場の上下当てが上手い人のことではない。

もし本当に7割も8割も相場の上下を当てられる人がいたら、そんな人は今ごろ世界中のヘッジファンドからヘッドハントされ世界最強の投資家としてフォーブスの表紙を飾っているだろう。

もちろん、そんな人がTwitterで初心者相手に有料サロンを有料noteを売るわけがない。

 

総資産230億円以上・日本最強の個人投資家の一人として有名なcis氏は、自身のスイングトレードの勝率は3割くらいだと自身で述べている。

勝率3割のトレーダーが、なぜ230億円を稼ぐ天才トレーダーになれるのか?

ここにトレードで稼ぐ本質が見えてくる。

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トレードで稼ぐ本質は「損小利大」

稼ぐトレーダーというのは、上下当ての上手さ(つまり勝率のたかさ)ではなく、

損小利大のトレードを繰り返すことができる

ということにある。

コツコツ勝って、ドカンと負ける初心者トレーダー

初心者トレーダーが勝てない典型的な理由が「コツコツドカン」である。コツコツ小さい勝ちを積み重ねても、1回のドカン負けですべての利益を吹っ飛ばして損失を被ることだ。

このようなトレードを「損大利小」という。利確はすぐするくせに(利益は小さい)、損切りだけは無駄に耐えて大損を喰らうトレードである。

プロスペクト理論って?

プロスペクト理論とは行動心理学の用語であり、人間は利益よりも損失に過剰に反応しやすいという性質を指す。

投資において言うと、多くの投資家は利益が出たらすぐに確定してしまう傾向にあり(つまり利小)、逆に損失が出るとどうにか取り戻そうとして損切りが遅れる傾向にある(つまり損大)ことが分かっている。

ほとんどのトレーダーが勝てない原因がコレであり、このプロスペクト理論を克服しない限り、トレードで勝ち越すことはとても難しいとされる。

コツコツ負けて、ドカンと勝つ敏腕トレーダー

一方で稼いでいるトレーダーは全くその逆。

コツコツと小さく負けるが、たまに勝つときに大勝ちするのだ。

極端な例だが、10回のトレードのうち9回負けて1勝するとして、9回の負けを1回1000円の損切りに抑え(-9000円)、1回の勝利で10000万円の利確ができれば、勝率は1割だがトータル損益は+1000円なのである。

上手いトレーダーは、このように勝率が5割あるいはそれ以下でも、損切りを最小に抑えつつ利益を伸ばすトレードができるおかげでトータル収益を伸ばすことができるのだ。

 

勝ってる人と負けている人の勝率はほとんど変わらない!?

2020年に仮想通貨取引所のTAOTAOが、自社顧客のレバレッジユーザー(FXしている人)の統計データを公開したことが大きな話題を読んだ。

その中でみんなが驚いたのは、利益を出している口座と損失を出している口座の勝率はほとんど変わらないというデータだ。

taotaoデータ

引用https://coinpost.jp/?p=156195

利益が出ている口座も、損失を出している口座も、勝率はおおよそ56%。5割よりは多少高いが、相場の上下当てはおおむねコイントスとそう変わらない確率であることが分かる。

「決済あたりの益」というのは利確幅のことだが、コレも両者とも大体2500円弱と同じ幅で利確していることが分かる。

顕著に差が出ているのが、「決済あたりの損」=つまり損切りの遅さである。

勝率50%で、勝った時に+2500円、負けた時に-6000円だと、1回勝負するごとに期待値は-3500円だ。トレードを繰り返せば繰り返すほど3500円ずつ負けていくゲームをしているのだから、なるほど勝てるはずがない。

 

考え方を変えてみよう。

相場が上に行くか下に行くかが確率50%のコイントスであるとすれば、+1000円で利確/-800円で損切りとした場合、トレード1回ごとの期待値は+200円になる。

このように利確幅>損切り幅を徹底できさえすれば、代数の法則によってトレードを繰り返すごとに、トレード回数×200円の利益が積み上がっていくはずなのだ。

相場の上下の動きは自分でコントロールはできないが、このような利確幅/損切り幅(リスクリワードという)は自分でコントロールできる。このリスクリワードのコントロールは「資金管理」の重要な要素だが、上手いトレーダーほど「資金管理が命!資金管理が命!」というのはこのためである。

資金管理とは、リスクリワードのほか、レバレッジ・証拠金維持率の調整、ロットの調整など諸々を含む

 

勝率3割の最強トレーダーCIS氏のトレード

資産230億円トレーダーのcis氏は上記の著書で、スイングトレードの勝率が3割くらいだと述べている(24時間以内の短期決済だと6割くらいらしい)。

cis氏が最強トレーダーたるゆえんは、その損切りのスピードにある。

「株でいちばん大切なのは迅速な損切り」

「重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと」

「大ケガだけはしないようにする、という方針で僕は今の資産を築いた」

「株に関して何勝何敗と考えることにも意味はない。問われるのは勝率ではなく、トータルでどれだけの損得になっているかという絶対額だから」

(上記の著書より引用)

cis氏は今でこそほとんどTwitterで呟かなくなったが、昔はよくTwitterでポジトークをしまくっていた。当時の様子を見ていたら、確かにめちゃくちゃ損切りしているのが分かる。

というか、むしろ毎度のように負けていていつも「はぁ・・・つらい・・・」みたいなテンションの人なイメージすらあるww

でもcis氏がバケモノなのは、勝つときにありえない勝ち方をするのだ。

日経先物で一撃で19億円の利益を出したときの有名なツイート(実際には19億は含み益で利確時は多少減ったらしい)。

一回の勝ちで10億以上の利益を叩き出す。今までの小さい負けの数々なんか一撃でチャラにしてあまりある威力だ。

たった1回の10億円大勝利を掴むために小さな負けを100回繰り返すみたいな。そんな利大損小を極めたトレードが200億円を超える資産を築いたのだそうだ。

cis氏については下記記事で経歴や手法など詳しく紹介しているので、興味のある人は読んでみてください。

参考記事
cis
元ネトゲ廃人で資産200億!天才株投資家cisの凄すぎる経歴や投資手法をまとめてみた

日本の個人投資家としては、BNFと並んで最強トレーダーと言われるcis(シス ※以降敬称略)。投資をかじっている人ならc ...

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損小利大、リスクリワードの良いトレードをするための一番簡単なコツ

トレードで勝ち続けるためには、上下を当てることではなく、どう動こうと利益幅>損切り幅になるようにリスクリワードをコントロールすることの方が大事だということを書いた。

ではどうすればリスクリワードの良いトレードができるのか?

これは世界中のトレーダーが試行錯誤していることでもあるが、もっとも基本かつ初心者の多くができていないポイントというのが、

 

”損切りラインが近いところでポジションを取る”

 

ということである。

損切りラインは直近安値や水平ラインで決める人が多いと思うが、いずれにせよ、

  • 明確な損切りラインを決める
  • その損切りラインに近いところでポジる

というエントリーの仕方をするのが大事。

損切りラインが近いから、当然ながら損切りで終わる可能性の方が高い。しかしラインが近いということは損切り額も小さくなるということだ。

10回中7回は1000円損切りになるけれど、3回は1万円の利確ができそうな位置であればリスクリワードは良いトレードになる。

しかし損大利小になる負けトレーダーは、損切りラインを決めない・あるいは損切りラインが遠い位置でポジションを取ってしまう。「なんか上がりそう」という雰囲気だけでポジションを取ってしまうのだ。

 

「上がりそう」だけではエントリーの根拠としては足りない。

「上がりそう」かつ「背(損切りライン)が近い」という2つの条件が揃ったときだけポジションを取るようにすれば、それだけでリスクリワードは急激に改善されるはずである。

 

負けトレーダーほどポジポジ病(ポジションを常に取ってしまう病気)になる傾向にある。「上がりそう(下がりそう)」と感じたらポジりたくて仕方なくなってしまう。

上手いトレーダーほどエントリー回数は少ない。リスクリワードの良い条件が揃うまで「待つ」というチカラがある。

「上がりそう(下がりそう)」だけではダメ。それに加えて「背が近い」という条件が揃うまで辛抱強く待つというチカラがつくと、勝ちトレーダーに大きく近くはずだ。

 

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