主に短期トレード〜スイングトレード(中期)の投資家に好まれる「CFD取引」という投資があります。
みなさんご存知の株やインデックス投資といった王道の投資は、基本的に「時間をかけてゆっくり堅実に資産を増やす」というスタイルです。でも人間ってわがままで”ゆっくり金持ちになりたい人はいない”んですよね。
少ない元手資金から、短期間で大きく増やしたい……!!
こういうタイプの人にこそおすすめのCFD取引について、この記事で初心者にも分かりやすく解説していきます。
まず、CFD取引の分かりやすいメリットを挙げておきましょう。
CFD取引はココが良い!
- 圧倒的に少額から投資できる(銘柄によっては数百円から可能)
- レバレッジ10倍〜20倍なので、小資金からでも大きく資産を増やすことも可能
- 「売り」から入って儲けられる(下落相場でも稼げる)
- 株式指数(日経平均、ダウ平均など)や商品CFD(原油やゴールドなど)など、世界中の金融商品に投資できる
- ほぼ24時間取引できる(日中働いている会社員にもおすすめ!)
少額資金から一気に資産を増やす「夢がある」という点も魅力ですが、CFD取引はそれ以外にも、
- 少額でトレードの練習をしたい
- 会社員で昼間の取引ができないから、夜にトレードしたい
- 日経平均やダウ平均など、株式指数に投資したい
こうした人たちにもおすすめできる投資スタイルです。
下記で詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
CFD取引とは、世界中の商品に投資できる「差金決済取引」の一つ
これだけだと「?」の人が多いと思うので、分かりやすく用語を説明していきます。
「差金決済取引」ってなに?
差金決済取引というのは、ある金融商品そのもの(現物)を買ったり売ったりするのではなく、金融商品の価格レートの変動によって損益を得るだけの取引のことをいいます。
ものすごく簡単にいうと、価格が上がるか下がるか予想当てゲームといったイメージです。
例えば、金(ゴールド)のCFDを買っても、金そのものが手に入るわけではありません。あくまで金の価格が上がる方に賭けている状態が手に入るだけ。金の価格が上がれば差額が利益になり、下がれば差額が損失になります。
このように、価格変動によるプラスマイナスの損益を得るだけの取引のことを「差金決済取引」と言います。
同様に差金決済取引も、対象銘柄そのものをやりとりするわけではなく、あくまで価格が上がるか/下がるかにベットする(賭ける)取引という感じです。
CFD以外にも、先物取引やFXなんかも差金決済取引になります。
CFD取引は世界中のさまざまな金融商品に投資できる
CFD取引のいいところは、口座を一つ開けば、日経平均・ダウ平均のような世界中の株式指数から、原油や金(ゴールド)といった商品にまで投資できるところです。
(参照:GMOクリック証券CFD
参考までに、数あるCFD商品のなかで売買量の多い人気商品TOP3は以下のようになっています。
- 【日経225CFD】
→日経平均株価(東証一部上場の銘柄から日本代表225銘柄を選出した平均株価)のCFD - 【米国30CFD】
→ダウ平均株価(アメリカを代表する30銘柄の株価指数)のCFD - 【原油CFD】
→WTI原油先物の価格を元に作られている原油のCFD
やはり、日経平均株価(日経225)や、ダウ平均株価(米国30)、S&P500(米国S500)といった株式指数のトレードでCFDは人気です。私もCFDで一番取引しているのは日経平均とダウ平均ですね。
こうした株式指数をトレードしたい場合、CFD取引か先物取引が主になります。
先物取引についても後述で説明しますが、CFD取引の方が先物取引より少額でできるのがメリットです。先物だと10万単位で元手が必要でも、CFDなら数千円〜数万円程度で可能なくらいです。
なので、「まずは数万円くらいから始めてみたい……!」という人にはCFD取引の方がおすすめです。
ちなみに前述しましたが、みなさんご存知のFX(外国為替取引)もCFDの一つで、FXは「通貨のCFD」です。
(参照:GMOクリック証券CFD
ただし、FXをするならFX専用の口座を開く必要があります。CFD口座でFXまではできないので、その点は注意してください。
CFD取引で失敗すると借金を背負うことはあるのか?
初心者にとって投資(というよりトレード)というと、失敗して大損こいて借金地獄……といったリスクのイメージが先行しますよね。
でも結論から言うと、CFD取引で失敗して借金を背負うようなことはほぼありません。
なぜなら、投資家が借金を背負わないように国内証券会社には必ず「強制ロスカット」というシステムがあるからです。
強制ロスカットとは、「これ以上ポジションを持ち続けるとマイナスになる(借金になる)時点で、証券会社が強制的に保有ポジションを解消するシステム」のことです。
つまり口座残高が0になる前に強制終了させることで、マイナス(借金)にさせないための仕組みですね。投資家保護を目的としています。
ただし、借金になることは「ほぼ」ないという言い方の通り、100%ないとは言い切れない部分があります。
というのも、あまりに急激な価格変動が起きると、証券会社の強制ロスカットが間に合わない(注文が通らない)ときがあるからです。
とはいえ、強制ロスカットシステムが間に合わないほどの価格変動なんてそう起きません。それこそ戦争が起きたときや、テレビニュースになるくらいのインパクトが起きたときくらいです。なので、そこまで心配することはありません。
例外として、「通貨のCFD」であるFXは急激な価格変動が起きやすい市場です。
つまり、強制ロスカットが機能せずに資産マイナスになる事態が起きやすいので、FXは他CFDに比べてリスクが高めです。
投資で失敗して借金地獄……という世間的なイメージは大体FXのせいだと思っています(笑)。
また、借金のイメージとして「追証(おいしょう/追加証拠金)」というものがありますが、追証発生=借金というわけではありません。
追証については後述で説明します
CFD取引のメリット|初心者でも始めやすいトレード商品
CFD取引の特徴がなんとなく分かったところで、CFD取引のメリットについてもう少し詳しく書いておきます。
冒頭でも書きましたが、
- 少額でトレードの練習をしたい
- 会社員で昼間の取引ができないから、夜にトレードしたい
- 日経平均やダウ平均など、株式指数に投資したい
こんな人にはとくにおすすめです。
CFD取引のメリット
- 少額から始められる(数百円〜数万円程度)
- レバレッジ10〜20倍なので少資金でもそれなりに大きく動かせる
- 「買い」だけでなく「売り」から入れるので、下げ相場でも利益が出せる
- ほぼ24時間取引できるので、勤め人でもやりやすい
【メリット1】CFD取引ならとても少額から投資を始められる
CFD取引は、少額から投資できるのが大きなメリットです。
投資するのに必要な最低金額を「必要最低証拠金」と言いますが、参考までに人気商品の必要最低証拠金をみてみると、
主な人気商品 | 必要最低証拠金 | レバレッジ |
日経平均株価(日経225) | 20,700円 | 10倍 |
ダウ平均株価(米国30) | 20,800円 | 10倍 |
S&P500(米国S500) | 30,700円 | 10倍 |
原油CFD | 3,200円 | 20倍 |
金CFD(金スポット) | 7,200円 | 20倍 |
銀CFD(銀スポット) | 850円 | 20倍 |
(私が利用しているGMOクリック証券CFD
必要最低証拠金の額はその時の価格によって変動しますが、記事執筆時点だと概ね上記の通りです。
ご覧のように、人気銘柄も数千円〜数万円という少額から売買することができるのがCFDの大きな強みです。
これが同じ差金決済取引の「先物取引」だと、取引サイズがCFDよりはるかに大きく、日経平均を売買するにも最低8万前後くらいの元手が必要になります(日経225先物miniの場合)。
次で書きますが、CFD取引は商品によって10〜20倍のレバレッジがかかるので、初心者はなるべく小資金からリスク低めに始めたいところ。そう考えると、先物よりCFDの方がおすすめできます。
【メリット2】レバレッジ10〜20倍なので、少額でもそれなりに大きい額を動かせる
CFD取引にはレバレッジがかかります。
レバレッジ倍率は投資対象のカテゴリーによって5倍〜20倍と変わってきます。
商品ごとのレバレッジ
- 株式指数(日経平均、ダウ平均など):レバレッジ10倍
- 商品(金、銀、原油など):レバレッジ20倍
- 外国株(Apple、Amazonなど):レバレッジ5倍
(参考:株の信用取引はレバレッジ3倍程度)
たとえば証拠金2万円を入金して日経平均CFDを1枚ポジる(買うなり売るなりベットする)と、レバ10倍で約20万円相当を動かすことになります。
レバレッジというとリスク的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、少額の元手を大きく増やそうとすればレバレッジ取引は欠かせません。
いわば高速道路のようなもので、身の程しらずに暴走すればそりゃ大きな事故を起こしますが、節度を守って運転すればはるかに効率よくスピード早く資産を増やせるものです。
株式投資だと信用取引でもレバレッジ3倍なので、レバレッジの高いCFDの方がチャンスは大きくなります。
とはいえ、儲かるスピードが10倍になれば、逆に損するスピードも10倍になります。リスクリターンは表裏一体であることを忘れてはいけません。
レバレッジ取引で重要なのは「資金管理」です。
間違っても、元手に大金をつぎ込んで、そこへさらにレバレッジ10倍〜20倍かけてフルパワー界王拳はリスクが高すぎるのでやめましょう。
私の場合、最初は証拠金5万円だけ入れて、日経225CFDをレバ10倍(50万相当)で動かしてみるレベルからCFDデビューしました。元手5万程度なら損失が出てもたかが知れてるし、レバ10倍ならそれなりにアドレナリンも出たので十分ハマれましたよ。
【メリット3】CFD取引は「売り」から入れるので下げ相場でも利益が出せる
一般的な株式投資だと、買った株が上がってくれないと利益がでません。しかしCFD取引なら「売り(ショートとも言う)」から入れるので、下げる方に予想して利益を出すことができます。
とくに今は、リーマンショックから10年くらい続いた好景気がついに終了か? というタイミングに差し掛かっています。日経平均がついに2万円切って下げ相場に転じてくると、買っても買っても下がるので利益が出ないどころか損失が増える一方……みたいな展開になる人が続出するでしょう。
そんな時に、CFD取引であれば下げ相場でも「売り」でポジションを取れば稼ぐことができます。むしろ株は上がる時より下がる時の方が急激でスピードが出るので、「売り」でアテたときの方が短期間で爆益が出ます。
「買い」しか持っていない投資に比べて、「買い」も「売り」もできる二刀流のCFDであれば儲けのチャンスは2倍に広がります。
【メリット4】CFD取引はほぼ24時間取引できるので、会社員や公務員でもやりやすい
CFD取引は、土日を除いて、月曜〜金曜の朝7時〜翌朝8時(商品によって若干差はありますが)とほぼ24時間取引が可能です。これは昼間に働いているサラリーマンや公務員には嬉しいですよね。
株式投資だと日中しか市場が開いてないですから、昼間働いている人には厳しい面があります。その点CFD取引なら夜間もできるので副業で始めてみたい人にもおすすめです。
CFD取引のデメリット|レバレッジ・追証リスクは理解しておこう
CFD取引のデメリットとして理解してかないといけないのは「リスク」についてです。
レバレッジのリスク
レバレッジというのはリスク・リターンの両方を増大させます。レバレッジ10倍で取引すれば、勝てば資産が増える速度は10倍ですが、失敗すれば資産が減っていくも10倍になります。
その点で、レバレッジ取引は「マイナスが出た時にいかに迅速に損切りできるか」が死ぬほど重要になります。
トレードが下手な人ほど、負けてるのに「そのうちまた価格は戻るはず」と損切りできず、そうこうしているうちにレバレッジ10倍のスピードで傷が広がっていって致命傷を負うことになります。
この辺は投資家のスキルの問題なので、レバレッジ取引をするなら「損切り」を必ず覚えましょう。
追証(追加証拠金)のリスク
そしてもう一つ、CFD取引を語る上で「追証(おいしょう=追加証拠金)」の説明をしておかねばなりません。
追証というのは、取引で含み損が膨らむことによって口座残高が必要最低証拠金を下回ってしまった際に、(ポジションを維持したいなら)証券口座に必要最低証拠金を上回るように追記入金を要求される仕組みのことです。
ただ勘違いされがちですが、追証発生=借金というわけではないです。
この辺はちょっとややこしいので、もう少し詳しく説明しておきます。
例えば、私が利用している で日経225CFD(レバ10倍)をトレードしようとしたら、常に取引金額の10%以上の証拠金を口座に用意しないといけないルールになっています。10%の最低証拠金を用意することで、その10倍のレバレッジで取引ができるということです。
しかし、相場が逆に動いて含み損を抱えると、口座にある証拠金の額も減少しますよね。そしてルールである「取引金額の10%」以下まで証拠金が減ってしまうと、
『証拠金が不足しています。取引を続けるには至急対応してください』
という通知メールが証券会社から届きます。この通知メールを専門用語で「マージンコール」と言います。
実際のメールがこんな感じです↓
長いので要約しますね↓
要するにこういうこと
証券会社「あなたの口座の証拠金がいま取引している金額の10%以下になっているから、指定の時間までに以下どちらかの対応をしてください」
- 証拠金が取引金額の10%以上に回復するよう追加で入金してください
もしくは、
- 保有中のポジションを必要分、決済して損失を確定してください(=口座の証拠金額が回復する程度に現金化しろということ)
もし指定の時間までに対応しなかったら、保有ポジションを全て強制的に決済するからヨロシク」
口座の証拠金が不足すると、投資家は「証拠金を足す(追加証拠金/追証)」か「ポジションを決済して損失を確定する(=現金化する)」かの2択を迫られるわけですね。
そこで「すぐにポジション決済して損失を確定する」という選択をすれば、資産は大きく減ってしまうけれども0以下の借金になることはありません。
前述しましたが、CFD取引では資産がマイナスにならないよう、マイナス圏に突入するラインで強制的に損失確定が執行される「強制ロスカット」というシステムがあるため、基本的に借金になることはありません。
借金になるケースとして考えられるのは、証券会社の強制ロスカット注文が間に合わないほど急激な価格変動が起きた時です。この場合、強制ロスカットがかかった上に、注文が間に合わなかった分の追証が発生することは実際にあります。
といっても、それほど急激な価格変動が起こることは滅多にありません。それこそニュースになるようなレベルのことがない限りは。
ただ、価格の変動が激しいFXは、強制ロスカットが効かないレベルの動きは(頻繁ではないですが)わりと起きやすいです。その意味で、FXに関しては借金のリスクが高くなります。
株式指数やコモディティ(商品)のCFD取引では、強制ロスカットがバグるレベルの価格変動はほとんど起きないので借金のリスクは低いです。
差金決済取引はある意味、”マネーゲーム”でしかない
CFDは、投資対象そのものを買ったり売ったりするわけではなく、投資対象の値動きに賭けて差額を稼ぐ「差金決済取引」の一種というのは先に解説しました。
つまり、言ってしまえばテーブル上のマネーゲームに近い性質です。
これが株式投資であれば、たとえ価格が下がろうと現物株を持っている以上、「株主としての権利」や「株主優待」や「配当金」といった恩恵がありますよね。価格の値動きで儲けるだけが全てではありません。
しかし、CFDのような差金決済取引は「値動きでの儲けが全て」です。他には何も残りません。”投資”というより”投機”であり、ものすごく乱暴に言ってしまえば賭けゲームなのです。
CFD取引と先物取引の違い|初心者にはCFDがおすすめな理由
CFD取引と似ているのに「先物取引」というものがあります。
日経平均であれば「日経225先物」という商品があって、CFDと同じように「買い」と「売り」でベットすることができます。
先物取引も、CFDと同じ差金決済取引の一つ。投資対象の現物を買うわけではなく価格予想ゲームである点は同じです。
では何が違うのかというと、最も違う点は「取引サイズ」です。
端的に言って、先物取引はCFDより規模が大きく”プロの戦場”と言っていいです。逆に言えば、先物取引のような差金決済取引を、もっと少額からレバレッジ低めで取引できるようにしたのがCFD取引というイメージですね。
日経平均を例にして、CFDと先物取引の違いを表にしてみると以下の通りです。
日経平均CFD | 日経225先物mini | |
取引倍率 | 10倍 | 100倍 |
最低証拠金 | 約2万円 | 7〜9万円 |
レバレッジ | 10倍 | 最大20〜30倍 |
取引期限 | なし | 限月あり |
取引時間 | 8時30分〜翌7時 | 9時〜15時15分 16時30分〜翌5時30分 |
むしろ、miniでもCFDとこれだけの規模差があるわけです。
大きな違いとしては以下の2点です。
- 取引サイズの差
- 限月ルールの有無
先物取引はCFDより取引サイズがデカい
日経225先物ミニは取引倍率が100倍つまり、ポジション1枚持つと日経平均株価を100枚持っているのと同じ状態になります。
1枚持つのに必要な最低証拠金が7〜9万円程度、それで200万円相当(日経株価2万円として×100倍)を動かせるので、最大レバレッジは20倍〜30倍になります。
取引サイズの違い
- 日経平均CFD:元手2万円からレバ10倍(20万円相当)を運用可能
- 日経225先物mini:元手7〜9万円から最大レバ20〜30倍(200万円相当)で運用可能
日経225先物miniの方が動かす額が大きくなりやすいので、どうしてもリスクが高くなります。先物市場は上級者や大口投資家・機関投資家たちの戦場なので、初心者にはちょっとハードルが高いです。
先物取引には「限月」というルールがある
また、先物取引には「限月」というポジションの持ち時間ルールがあるのも大きな違いです。
先物取引では、商品ごとに『この商品は○月○日までに必ず決済すること(反対売買をしてポジションを解消すること)』という時間制限が付いています。
このタイムリミット(最終取引日)のある月のことを「限月」と言います。
最終取引日は、限月の第二金曜日(満期)となっていて、この日を超えてポジションを持つことができません。つまり、先物取引は長期で持ち続けることができないという特徴があります。
ポジションを持ち越すには、例えば3月タイムリミットの日経先物を最終取引日前に一度売り、6月タイムリミットの日経先物を買い直すしかありません。そして6月のタイムリミットがきたらまた売って、次は9月タイムリミットの日経先物を買い直す……という流れです。
CFD取引には限月ルールがないので、持とうと思えば長期で持つこともできます。
レバレッジ取引で長期で持つのはあまりおすすめしませんが、「取引期限がない」という点でもCFDの方がシンプルでやりやすいと言えるでしょう。
CFD取引するなら口座開設したい、おすすめの証券会社|スプレッド比較
CFDを始める際にどこで口座を開くか? つまり証券会社選びですが、まず大手の証券会社にしましょう。
CFDやFXのような差金決済取引はあくどい会社も多いです。よく知らない名前の業者だったり海外業者は避けた方が懸命です。
国内業者だと候補に上がるのは、
- GMOクリック証券CFD
- DMM CFD
- IG証券
- サクソバンク
このあたりですね。
大手CFD業者のスプレッドを比較
大手4社をスプレッドで比較してみましょう。
CFDは取引手数料が無料と言われることがありますが、スプレッド(買値と売値の差額)が実質的な手数料として存在します。
当然、我々ユーザーにとってスプレッドは狭い(数字が低い)方がいいです。
日経平均 | ナスダック | 原油 | |
GMOクリック証券CFD | 2.0 | 1.0 | 3.0 |
DMM CFD | 7.0 | 2.0 | 3.9 |
IG証券 | 30.0 | 3.0 | 6.0 |
サクソバンク | 5.0 | 1.0 | 5.0 |
取引量で人気TOP3の「日経平均」「ナスダック」「原油」のスプレッドで比較してみました。
ご覧のように、どの商品においても一番スプレッドが狭いのは「GMOクリック証券CFD
GMOクリック証券CFDは私も利用している証券会社で、日本の店頭CFD市場の取引高7割という圧倒的なシェアを誇っています。
公式サイト:GMOクリック証券CFD
ガッキー(新垣結衣)のテレビCMで有名なところですね。CFD口座を開くならGMOクリック証券CFDがおすすめです。
GMOクリック証券CFDは取引アプリが使いやすい
GMOクリック証券CFDはスプレッドが業界最安な点もありますが、とにかく取引アプリが使いやすいのが良いです。
取引画面やらインターフェースが直感的に分かりやすい。投資初心者でもすんなり入れます。
取引アプリ(iClick CFD)の画面。FXと似た感じなので、FX経験者ならすぐ使いこなせるでしょう。
ちなみに「BID(売り)」/「ASK(買い)」です。板取引ではないので、買い注文も売り注文もシンプルです。
手数料の安さ(スプレッド)、取引アプリの使いやすさという点で、CFD取引を始めるならGMOクリック証券CFDが一番簡単でやりやすいです。
まとめ
以上、CFD取引についてなるべく分かりやすく簡単に説明してきました。
最後にこう言うと元も子もないですが、CFD取引は完全に「習うより慣れろ」の世界なので(というか投資全般そうですが)、実際にトレードしながら実践で色々覚えていった方がいいです。
レバレッジを考慮して最初は少額から、を忘れずに。大事なお金をかけてトレードしていたら、いやでも色々体で覚えるようになります。
何から取引するかですが、まずは無難に日経平均(日経225CFD)からトレードしてみれば良いのではないでしょうか。馴染みがありますし、みんな取引してるのでSNSなんかで情報も入ってきやすいです。