資産2000億!バンドマンから起業した前澤友作<ZOZOTOWN>の経歴書

前澤友作(まえざわ ゆうさく)/1975年11月22日生まれ
photo by : http://business.nikkeibp.co.jp/

「RAKUTEN BRAND AVENUE」や「Amazonファッションストア」など、大手インターネット起業が続々と参戦し、市場規模は1兆円に迫ろうとしているファッションEC市場。

そんな市場にいち早く目をつけ、これまで増収増益で急成長を遂げてきたのが大人気ファッションECサイト「ZOZOTOWN」です。

そんなZOZOTOWNの経営母体である株式会社スタートトゥデイを1998年に創業したのは、前澤友作さん。

実は前澤さん、起業する以前はバリバリのバンドマンであり、メジャーデビューもしていたという面白い経歴の持ち主なので、その辺りのヒストリーをまとめてみました。

 

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バンド活動の傍らで始めたレコード・CDのカタログ販売

レコード

さかのぼれば、中学2年生のときにバンドに目覚めたという前澤さん。 将来は音楽の道へ進もうと漠然と考えていたようですが、早稲田実業高校の2年生になったときには、生活の全てが音楽活動中心となり、次第に学校をサボってはスタジオ代を稼ぐためにアルバイトに明け暮れていました。

高校卒業後にはアメリカ・サンタモニカへ半年の音楽留学も経験し、帰国後はインディーズバンドを組んで本格的なバンド活動をスタートさせます。

そして、前澤さんにとって、のちの起業の原点となったのは、このインディーズ活動の中で行っていたグッズ販売活動でした。

もともと趣味で輸入レコードやCDを集めていたという前澤さんは、ライブ会場の物販スペースを使ってこれらを販売してみたところ、飛ぶように売れ始めたそうです。

あまりに売れるので、今度はA4用紙に商品をリストアップして配布し、6畳間の自宅で電話受付をするというカタログ販売へと切り替えました。

やがて一人で手に負えないレベルにまで達し、バンド仲間や友人に手伝ってもらっていた頃には、バンド活動と2足のわらじながら、年商にして1億円に届くかという規模にまでなっていたようです。

この時の、輸入レコードやCDのカタログ販売業として設立したのが、のちにZOZOTOWNを生み出す株式会社スタートトゥデイでした。

 

メジャーデビューするも、音楽の道を捨てて経営の道へ

ステップ

バンド活動を続けながらも、カタログ通販の売上が伸びてきたために法人を設立した前澤さん。やがてインターネットの普及とともにカタログ販売をネット通販にし、オンライン化へと切り替えました。

さらにこの頃、音楽と同様にファッションも好きだったという前澤さんは、カタログ販売のときと同様に、インターネット上に洋服のセレクトショップを開きました。
一方でバンド活動の方はというと、数枚のレコードを出したところで大手のレーベルから声をかけられ、ついにメジャーデビューすることになりました。

しかし、このメジャーデビューが、通販ビジネスの方に大きな痛手を与えることになります。当時15人ほどいたというスタッフが続々と辞めていき、半年間でたったの3人にまで減ってしまいました。

やはり、社長が二足のわらじを履いている状態だと、その下で働く社員たちには不安が広がっていたのです。社員たちが一生懸命仕事をしているのに、社長はライブツアーへ行っているなど、示しがつきません。

こうして窮地に陥ってしまった前澤さん。もとよりバンド活動が今までのように自分たち主導ではなくレコード会社に縛られるようになった環境に不満を抱いていたことや、バンド活動よりも事業経営の方によりクリエイティビティを感じ始めていたことから、2001年にプロの活動を休止し、経営に専念する道を選びました。

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ZOZOTOWNの誕生。株式上場へ。

企業

バンド活動を辞め、事業に専念することになった前澤さんは、2004年になると17店舗に及ぶオンラインセレクトショップを統合し、「ZOZOTOWN」をオープン。売り揚げは倍々ゲームで増えていきました。

その後2007年には、ファッションを中心にショッピング・各種情報サービスを展開するファッション総合サイト「ZOZORESORT」をスタートし、同年の12月に東証マザーズへの上場を果たしました。

そして2012年には市場を東証一部へと変更しています。

 

1日6時間労働制など、型破りな制度の導入

スタートトゥデイは、一般的な日本企業にはない社内制度を導入していることでも有名です。

代表的な制度としては以下の3つです。

  • 基本給が全員同額
  • ボーナスが全員同額
  • 1日6時間労働の強制

給料については、基本給が社員全員同額であり、そこに役職給が加算される仕組みになっているようです。

ボーナスについても社員同士で(年齢や性別によっても)格差がなく、全員が同額としています。これは「ボーナスは全員の努力で得た成果を全員でシェアする副産物である」という考え方によるものです。

そして最も革新的な制度が「1日6時間労働制」です。スタートトゥデイでは2012年の5月から、昼休みをとらずに9時から15時まで働き、そこで仕事を切り上げて帰っていいという制度を導入しました。

これは、そもそも前澤さんが「人間って、そんなに長時間集中できるのか?」と1日8時間労働に疑問を持っていたことから生まれたもので、可能な限り短時間で集中して生産性を挙げられるように1日の労働時間を6時間と定めました。

これは結構チャレンジな改革でしたが、仕事時間が短くなっても会社としての売上は(導入前の)前年比25%増しで上昇したので、短い時間で集中すればより生産性をあげられることを証明する結果となりました。

ZOZOTOWNの成功だけでなく、こういった会社の仕組みにおいても、スタートトゥデイは非常に注目されている会社なのです。

まとめ

「経営は音楽よりもクリエイティブ」と語る前澤さん。 企業経営には一つとして同じ仕事はなく、市場はもちろん、お客や取引先などの関係など、日々環境や事態は変化していきます。

そして、そのことが何よりも楽しいというポジティブさ。 起業に必要な要素は、センスと反骨精神と仰っていますが、ハードコアバンドに目覚めた中学時代から、メジャーで活躍したバンド時代に、強烈な反骨精神が培われたのかもしれません。

才能がない人、仕事ができない無能サラリーマンに共通の特徴と対処法は超シンプルなのにという話。

2017.02.03

【おまけ診断テスト】自分の「才能」に気づいていますか?

デキるビジネスマンと出来ないビジネスマンの差は、意外と「自分の才能・資質を知っているかどうか」だけの差だったりします。

仕事ができる人ほど「自分が得意なこと」を仕事にし、仕事ができない人ほど「自分が好きなこと」を仕事にしようとします。

自分の得意なことを仕事にしている「仕事ができる人間」は全体の2割しかいません。残り8割は、得意ではないことを仕事にしている「普通の人」と、実は苦手なことを仕事にしている「仕事ができない人」です。

仕事が非常にできる人間は、自分が得意なことを仕事にしている人。

仕事をまぁ普通にこなす人間は、自分が得意なことを仕事にできていない人。

仕事ができない人間は、自分が苦手なことを仕事にしている人

自分が好きなことと得意なことは違います。残酷なほど違います。一流と三流を分ける海より深い隔たりがあります。

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