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イーサリアムの価格を占うメトロポリスとは?コンスタンティノープルはいつ完了?【アップデート】

投稿日:2017年12月4日 更新日:

時価総額2位にして、アルトコインの代表とも言える「Ethereum(イーサリアム)」。しかし、そんなイーサリアムはまだ完全版ではないことをご存知でしょうか?

イーサリアムという通貨(正確にはETH=イーサ)は、段階的に4つのバージョンアップを経て完成します。

その4段階のバージョンアップ(アップデート)とは、

  1. フロンティア(済み)
  2. ホームステッド(2016年3月済み)
  3. メトロポリス ←今ここ
  4. セレニティ ← 完全体(時期未定)

という何やらオシャレな名称がつけられています。

2017年末時点では、3段階目である「メトロポリス」のアップデートに差し掛かっているところ。

つまり、イーサリアムは後2回の”変身”を経て完全体になるというわけです。ドラゴンボールのセルみたいな感じですね(違う)。

この記事を書いている現在はちょうど「メトロポリス」のアップデート真っ只中なので、

  • メトロポリスとは何か?何が進化するのか?
  • メトロポリスのアップデートはいつ終わるのか?
  • メトロポリス完了すると価格は上昇するのか?

あたりについて、私のメモがてらまとめていきます。

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イーサリアムのアップデート「メトロポリス」とは? 4つの進化点

全4回のバージョンアップのうち、3段階目にあたるのが「メトロポリス」。2017年12月時点でちょうどアップデートの真っ只中であり、第二形態ホームステッドから第三形態のメトロポリスへの変身中です。

さて、このメトロポリスでは具体的にどんなパワーアップがされるのかというと、主に4つ!

メトロポリスの進化点

  1. プライバシー(匿名性)の強化
  2. セキュリティ強化
  3. スマートコントラクトの簡素化
  4. PoWからPoSへの移行

技術的な話には興味無いという人もいると思いますが、一応簡単に説明を加えておきます。

1. プライバシー(匿名性)の強化

「匿名性が高い」というのは簡単に言えば、誰がいついくらのコインを送金したのかという取引情報が第三者に分かりにくい仕組みということです。

イーサリアムを始めとするブロックチェーン上の取引は、誰が誰にいくら送金したなどの全取引情報をネットワーク上の誰もが見ることができる(=ゆえに改ざんしても必ずバレる)のがウリなわけですが、例えば企業間の取引など秘匿にしたいケースもあるわけです。

とくにイーサリアムは金銭のやりとりに加えて契約もブロックチェーンに乗せられる「スマートコントラクト」が特徴なので、企業ビジネス上で使われる将来性が高く、一定の匿名性が必要になるでしょう。

現在、匿名性が最も高い通貨と言われているのが「Zcash(ジーキャッシュ)」。イーサリアムのメトロポリスでは、このZcash開発チームとの共同開発で「ゼロ知識認証」というZcashの技術を取り入れる予定です。

ただし、匿名性が高いと犯罪組織の裏取引の温床になる可能性が極めて高く、それを懸念にして各国政府に認められづらい性質があります。これは大きなデメリット。

ちなみに国内取引所でZcashを扱っているのは「coincheck(コインチェック)」ですが、金融庁の取引所登録許可がまだ降りていません。一説にはZcashのような匿名性の強い通貨を扱っていることが原因とされています。

政府はとにかく犯罪取引やマネーロンダリングに暗号通貨が使われる可能性を危惧しているので、匿名性を強めることで今後規制の対象に晒されるリスクはないとは言えません。

2. セキュリティの強化

技術的な難しい話はパスしますが、セキュリティが強化されます。これは良いことしかありません。

3. スマートコントラクトの簡素化

イーサリアムの最大の特徴である「スマート・コントラクト」について簡単に解説を入れておくと、ビットコインのような「金銭のやりとり」に「契約」までプラスできる付加機能です。

スマートコントラクトの例

簡単な例を出すと……。

あなたが家を買いたいとき、通常なら

  1. 売買金額のやりとり
  2. 所有権の移転など契約のやりとり

の2つの工程が必要です。

仮にビットコインで家を買うなんて将来が来るかもしれませんが、ビットコインはあくまで決済機能しかないので「買主Aが売主Bに○○BTCを送った(支払った)」というデータしか記録できません。

これがイーサリアムの「スマートコントラクト」を使うと、イーサリアムのブロックチェーン上に、

AがBに○○ETHを送った(支払った)ら、家の所有権がBからAに移る」という契約を予めプログラムで”設定”して記録することができます。

つまり、お金を支払った時点で、自動的に所有権まで移すことができるのが「スマートコントラクト」の醍醐味です(これはあくまで一例)。

スマートコントラクトを使えばあらゆる契約売買において、買い手と売り手の間に入って仲介や中抜きをする中間業者が不要になり、そこに大きな期待が寄せられています。

「スマートコントラクトの簡素化」というのは、このスマートコントラクトをもう少し簡単に構成(プログラミング)できるようにしようよ。ということ。

もっと簡単に組めるようになれば、それだけプログラマーの負担が減り、普及しやすくなるのでしょう。

PoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)への移行

「PoW」や「PoS」というのは、マイニングの承認アルゴリズムです。分かりやすく言えば、マイニング報酬の得やすさを決める「設定」のようなもの。

承認アルゴリズムは主に3種類あります。

3タイプの承認システム

【1】Proof-of-Work(PoW)
⇒仕事量(計算量)が多い人ほどマイニング報酬を得やすい仕組み。

※ビットコインや現イーサリアム、ライトコインなどが採用

【2】Proof-of-Stake(PoS)
⇒コイン保有量や保有期間が多い人ほどマイニング報酬を得やすい仕組み。

※イーサリアムがPoWからPoSに変更される予定

【3】Proof-of-Importance(PoI)
⇒コインに最も「貢献」している(よく使っている)人ほど報酬を得やすい仕組み。

※NEM(ネム)がPoIを採用

イーサリアムは元々PoWを採用していましたが、メトロポリスのアップデートよりPoSに移行します。当初は最終段階の「セレニティ」での移行を計画していましたが、予定より早まりメトロポリスでの移行となりました。

もともとのPoWという承認アルゴリズムは、マイニングが計算量勝負になるのでスーパーコンピューターを稼働させるべく膨大な電力がかかり、コストが高すぎるのが難点です。それはPoW採用のビットコインでよく言われている問題点ですね。

PoSは保有量や保有期間で有利になるルールなので、電力の消耗合戦がなく低コストでのマイニングが可能とされています。

ただし、マイニングのルールが変更されることで、これまでPoWのルールでブイブイ言わせていたマイナーたちが動いてしまうのではないか?(他の通貨へ行ってしまうのでは?)という懸念点も指摘されています。

 

メトロポリスのアップデートはいつ完了する? 残すは「コンスタンティノープル」のみ。

(「コンスタンティノープル」は、トルコ/イスタンブールの旧称)

メトロポリスのアップデートは、以下の2回に分けて実行されます。前半と後半みたいなものですね。

  1. ビザンチウム:2017年10月16日に完了
  2. コンスタンティノープル:←残すはコレ

前半にあたる「ビザンチウム」アップデートは、2017年10月16日にすでに完了済み。ここでは匿名性の強化などが実装されました。

残すは後半の「コンスタンティノープル」。ここで肝心のPoS移行などが行われ、メトロポリスアップデートが完了します。

さて、コンスタンティノープルはいつアップデートされるの? という話ですが、いまだ未定です。

ただ海外情報によると、

2018年の初頭にはアップデート実施予定?

とのこと。本当ならもうすぐですね。

ほりっく
ただ、前半のビザンチウムアップデートも延期などでズルズル遅れたので、もしかしたらコンスタンティノープルもズルズル遅れる可能性はなきにしもあらず……。

本題!メトロポリス(コンスタンティノープル)完了でイーサリアムの価格は上がるのか?

誰もが一番気になるのは、やっぱり価格の話。このメトロポリスアップデートでイーサリアムの価格は上昇するのかしないのか?

参考になるか微妙ですが、前回の「ホームステッド」のアップデートが行われた2016年3月14日のチャートを見てみましょうか。

(2016年2月1日〜2017年3月31日)

ホームステッドのアップデートが行われたのが2016年の3月14日。見ての通り、綺麗にチャートの頂点を形成していますね。

ホームステッド実装まで右肩上がりで上昇し、アップデート完了とともに一旦落ちています。

”噂で買って、事実で売る”

が忠実に再現された結果でしょう。

ただこのチャートは今から約2年近く前のもので、イーサリアム価格も10ドル前後(今の50分の1くらい)です。今はもう市場規模が全然違うので参考になるのか微妙なところ。

 

ただ、「噂で買って、事実で売る」は覚えておいた方がいいかも。

最近のイーサリアムチャートを見てみると⬇︎

(2017年10月3日〜12月3日)

まず10月16日に行われたメトロポリス前半の「ビザンチウム」時を見ると、ホームステッドの時と同じく、やはりアップデート完了まで上昇して完了後に一度落ちています。

その後、11月〜12月にかけて急激に上昇したのは、次回コンスタンティノープルにおいてPoS移行するニュースが出たことが要因とも言われています(それまで、PoS移行は最後の「セレニティ」で予定されていたので、急に早まった結果に)。

ほりっく
他にも、世界初のイーサリアムで社債発行ニュースもありましたが

これを見ても、やはりイーサリアムのチャートは

”噂で買って、事実で売る”

が忠実に起こっている印象を受けますね。

ここまでのセオリー通りに行くと、コンスタンティノープルは2018年初頭予定なので、それまでは緩やかに上昇 or ヨコヨコ。アップデート日直前にドーンと上がり、完了とともに一旦落ちる……という動きが想像できます。

とはいえ、これはあくまで”短期的な値動き”に過ぎません。

メトロポリスアップデートによってイーサリアムの性能が落ちるわけではないし、むしろ進化しているわけなので、長期的に見れば価格は上昇して行く可能性が高いでしょう。

ほりっく
ちなみに、最終アップデートの「セレニティ」については、まだ時期未定です。

 

今が仕込みどき!イーサリアムが購入できる取引所は?

コンスタンティノープルまでは「噂」で買われる可能性は高いので、イーサリアムを買うならコンスタンティノープル前に仕込んでおいた方がいいでしょう。

なにせ、すでに11月の1ヶ月間で36000円⇒最高値60000円まで上がっています。

イーサリアムは超メジャー通貨なので、大抵どこの取引所でも取り扱っています。

私は国内の大手取引所を使うことを推奨しているので、以下3つのどれかですね。

bitFlyer(ビットフライヤー):国内最大手

coincheck(コインチェック):取り扱い通貨が最多

Zaif(ザイフ):手数料が最安

bitFlyerとコインチェックは大手で使いやすいですが、イーサリアムを売り買いするには高い手数料(スプレッド)がとられます。

Zaifだけは、手数料(スプレッド)がほとんどかからないユーザー同士の板取引ができるので、安く購入するならZaif一択でしょう。

とはいえ、取引所ごとに価格は微妙に違いますし、取り扱い通貨自体も違うので、結局は3つともアカウント持っておくのが一番良いです。

 

【おまけ】bitFlyerやコインチェックで購入したイーサリアムをZaifへ移す(送金する)方法

すでにbitFlyerやコインチェックでイーサリアムを購入し、あまりに高いスプレッドで消耗している人は、そのイーサリアムをZaifへ送金して移してしまいましょう。

送金手続きはいたって簡単なので、最後に紹介しておきます。

【送金STEP1】Zaifにて、イーサリアムの受信用アドレスを用意

まず、bitFlyer/コインチェックなど他所の取引所からイーサリアムを受け取る用のアドレスをZaif内で用意する必要があります。

Zaifのアカウントをまだ持っていない人は、まずはアカウント登録します。

⇒Zaif(ザイフ)アカウント登録

アカウント登録したらZaifにログインしましょう。

ログイン画面のヘッダー(上部)に並んでいるメニューから「アカウント」をクリック。

 

入出金と履歴」というゾーンに各種コインのアイコンが並んでいるので「ETH」をクリック。

イーサリアムのページに移ったら、「入金」を選択。

下の方の「イーサリアム入金用アドレスを取得」をクリック。

アドレス(文字列)が表示されるので、それを右クリックなどでコピーしてください。

※「○confirmationsで入金は反映されます。」と表示されていますが、confirmationsとは「承認作業」のような意味です。要するに○の数が多いほど順番待ち状態ということです。

入金アドレスをコピーしたら、イーサリアムを保有しているbitFlyer/コインチェックへ行きます。

 

【STEP2】bitFlyerからZaif(ザイフ)へイーサリアムを送金する手順

bitFlyerへログイン。

左のメニューバーから「①入出金」をクリック。

各コインのメニュー一覧から「②ETH ご送付」を選択。

下に「イーサご送付(外部アドレスへの送付)」というコーナーができるので、

③イーサリアムアドレス」のボックスに、Zaifでコピーしてきた入金アドレスを貼り付け入力。

④ラベル」というのはアドレスの登録名です。分かりやすく「Zaifのイーサ入金アドレス」などとしておけばOK。

両方入力したら「⑤追加」をクリック。

アドレスが新規登録されました。

そしたら、送金するイーサリアムの数量などを入力しましょう。

bitFlyerの場合、送金にあたって4桁の暗証番号の設定が必要になります。

まだ設定していない人は、「暗証番号の設定はこちら」のような案内リンクが出ているはずなので、そこで4桁の暗証番号を設定してください。

最後に、「イーサリアムを外部アドレスに送付する」をクリックすれば完了です。

 

【STEP2】コインチェックからZaif(ザイフ)へイーサリアムを送金する手順

コインチェックへログイン。

サイト上部のメニューから「ウォレット」のページを開きます。

左のメニューバーから「①コインを送る」を選択。

各コインのメニューから「②Ethereumを送る」をクリック。

下の「③送金先リストの編集」をクリック。

「新規ラベル」と「新規宛先」というボックスが表示されます。

④新規宛先」にZaifでコピーしてきた入金アドレスを入力しましょう。

⑤新規ラベル」というのはアドレスの登録名です。分かりやすく「Zaifのイーサ入金アドレス」などとしておけばOK。

最後に「追加」をクリック。

追加されたアドレスを「保存」しましょう(二段階認証が必要)。

保存したら、下に「宛先」という欄ができ、保存したアドレスがあるので選択します。

そしたら、送金するイーサリアムの数量などを入力しましょう。

最後に「送金する」をクリックすれば送金完了です。

あとはZaifに着金されるまで待ちましょう。

 

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