仮想通貨

なぜ仮想通貨は取引所ごとに価格が違う?価格差で稼ぐアービトラージとは

投稿日:

仮想通貨を始めてしばらく経つと、同じコインでも取引所ごとに価格が微妙に違っていることに気づくと思います。

例えば、この記事を執筆している時点のビットコインの価格を取引所ごとに比較してみると、

比較的値動きは安定している状況ですが、それでも取引所によって1万円程度の差があることが分かります。

これが値動きが活発に変動している時だと、一時的に5%〜10%を超える価格差が生まれる瞬間もあります。

なぜ取引所ごとに、仮想通貨の価格が違うのか?

スポンサーリンク

仮想通貨の価格差の理由は、あくまで各取引所のマーケット内で売買しているから

例としてビットコインで話しますが、普段私たちが取引所を通して売買しているビットコインは、世界のビットコイン市場で世界中の人とトレードし合っているわけではありません。

実は、あくまで同じ取引所内のユーザー同士で取引しているだけのです。

つまり、各取引所内のマーケットに過ぎず、各取引所内のユーザー同士の需要と供給で価格が決まるので、同じコインでも取引所ごとに価格差が出るわけです。

ただ、そうなると一つの疑問が生まれます。

「取引所内の需要と供給で価格が決まるなら、なぜどこの取引所も”大体は”同じ価格になっているのか?」

例えば、ユーザーの多いA取引所で大口の大量買いが入ったとしたら、人気のない閑散としたB取引所のコインよりも格段に値上がりしそうですよね。

が、結論から言うと、市場原理によりあまりに大きい価格差は生まれません。

取引所間の価格差で稼ぐアービトラージ

なぜ取引所間で大きな価格差が出ないかというと、一定の価格差が生まれた段階でその差額を商売にする人が出てくるからです。

つまり、価格差を利用した転売です。

例えば、

  • A取引所:1BTC=90万円
  • B取引所:1BTC=88万円

だった場合、B取引所にて88万円でビットコインを購入し、A取引所にコインを送金。A取引所で90万円で売れば2万円の儲けが出ますよね。

このように、取引所間の価格差を利用して(転売して)稼ぐ方法を「アービトラージ」と言います。

取引所間で価格差が開きすぎると必ずアービトラージが多発します。そうなるとB取引所で「買い」が増えるのでB取引所は上昇し、逆にA取引所で「売り」が増えるのでA取引所は下落します。

このような市場の力が働いて平均化していくので、取引所間での価格差は自然と一定の範囲内(アービトラージしても稼げないレベル)に収まるわけです。

 

ただし、価格が大きく変動している時はアービトラージによる市場原理の力を振り切って大きな価格差が生まれる瞬間もあります。

例えば11月中頃に起こったBCH(ビットコインキャッシュ)の大暴騰&大暴落の時は、ZaifとbitFlyerで2万円近くの価格差が出ていた瞬間もありました。

1BCH=13万〜15万くらいの時だったので、実に10%〜15%の価格差が出ていたことになります。

10%の差益が出せれば、100万円分のコインをアービトラージするだけで10万円稼げることになります。なので大金を動かせる業者などは頻繁にアービトラージをしています。

ちなみに、日本の取引所よりも海外取引所の方が価格差は大きく出やすいです。

スポンサーリンク

取引所は複数利用しておいた方がいい理由

1つの取引所だけで売買している人も多いですが、取引所は複数利用しておいた方がいいです。なぜなら、取引所ごとに通貨の価格が違うからですね。

スーパーで野菜を買うのと同じで、3%でも5%でも安い店舗で購入した方がお得ですよね。

ビットコインはどこも総じて取引量が多いのでそこまで大きな価格差は出ないですが、取引量の少ないアルトコインは結構見逃せない価格差になっていることが多いです。

例えば私はちょっと前に「モナコイン」を大量に仕入れましたが、bitFlyerで購入価格330円くらいだったところ、Zaifでは290円くらいで大量購入できました。

bitFlyerしか使っていない人より10%割引で購入できたということです。

このように大きな価格差が出たとき、安い場所で買おうとしてもアカウント口座を持っていないともう遅いです。登録自体はすぐにできても売買ができるまで数日かかるので、そんな時に備えて最初に複数の取引所の口座を開いておく人が多いわけです。

ちなみに、Zaifは全てのコインでユーザー同士での取引(板取引)ができるので、スプレッド(手数料)がかからず総じて他の取引所より安く購入可能です。

サーバーが弱過ぎたり、ちょっと使い勝手が悪いのがデメリットですが、Zaifは絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

⇒Zaif(ザイフ)の会員登録ページ

 

またもう一つ。

複数の取引所利用が推奨されるのは、万が一、取引所が破綻したり不正被害を受けたときのリスクヘッジでもあります。

不測の事態を考えると、1箇所に全ての資産(日本円やコイン)を置いておくのはちょっと怖いので、私はコインごとに売買する取引所を分けたりしています。

  • ビットコイン ⇒ bitFlyer
  • アルトコイン ⇒ Zaif
  • Zaifにないアルトコイン ⇒ コインチェック

みたいな感じですね。

中〜長期保有コインや積立コインはbitFlyerとコインチェックにまとめて放置しています。比較的頻繁に売り買いするアルトコインはZaifで安くトレードするという感じですね。

そんな感じで、ひとまず最低でもこの3大取引所の口座は揃えておくことをおすすめします。

各取引所についての特徴などは、下記記事にまとめているので気になる方は読んでみてください。

より詳しく!
初心者はココ!安心安全の仮想通貨取引所おすすめ3社を比較して紹介

いま大ブームの仮想通貨を始めるには、まずは仮想通貨の『取引所』にアカウント登録して自分の口座を開設しなければなりません。 仮想通貨の取引所は国内・海外合わせると数多くありますが、初めての口座開設であれ ...

続きを見る

-仮想通貨

Copyright© WorkaHolic[ワーカホリック]|キャリア×転職×仮想通貨ブログ , 2017 All Rights Reserved.