サラリーマン フリーター

仕事が暇すぎて辛い死にそう。ヒマが苦痛で辞めたいのは贅沢なのか?

投稿日:2017年9月12日 更新日:

仕事が暇すぎる………………。

先日、趣味サークル的なものの集まりで20代半ば〜30代の男女5人で飲んでいたのですが、そのうちの26歳の派遣社員やってる女の子がポロっと仕事の悩みをこぼしたのが発端でした。

「仕事が暇すぎて……辛いんですよね……」

その女の子は比較的大手の会社で事務系をしているんですが、「もう毎日の仕事がヒマすぎて死にたくなります。辞めようかとも考えてます」と自虐気味に話しはじめました。

周りは「あるある。わかるよー」とそれとなくフォロー入れながら聞いていたんですが、そのうち一人のちょっと空気読めない奴が、

「仕事が暇すぎて辞めたいなんて贅沢すぎじゃね?」

とか言い出したもんだからちょっとした議論に発展してしまい、最終的には女の子が泣き出してしまう事態にまで加熱しました(それくらい本当は深い悩みだったのです)。

「激務すぎてツラい!」という叫びばかり取り沙汰される昨今ですが、逆に「仕事が暇すぎてツラい」という悩みを抱えている人も意外と多いと思ったので、私の思うところを記事に書いてみました。

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「自分には存在価値がないんじゃないか?」

そのヒマ子さん(仮)の現状を要約するとこんな感じらしい。

派遣社員(わりと新人)

経理?や集計など事務系のアシスト作業がメイン

毎日あまりに仕事が少なくてヒマ

仕事が欲しいと相談はしている(だがない)

掃除や自己啓発(スキルアップ)など自分で動こうとするもモチベーションが上がらない

結局ぼーっとネットサーフィンで時間を浪費してしまい自己嫌悪

干されているわけではない。むしろ人間関係は良い方

給料もちゃんと出る。そこに不満はない

ヒマすぎる以外に不満はない。だからこそ転職に踏み切れない。

最初は、ヒマな時間で掃除をしたり片づけをしたり、それでもヒマな時間はエクセルなどのスキルアップに励んだり資格系の勉強をしたりと自分で前向きに工夫していたそうなんです。

でも、そのモチベーションも長くは続かず、次第に虚しさばかりを覚えるように……。

やがて、ぼーっとツイッターやまとめサイトばかり見ている自分に気がつき、何の生産性もない毎日に余計に虚しさは募るばかり。

 

(誰でもできる仕事ばかり)

(自分でなくても全く困らない仕事ばかり)

(やってもやらなくても大差ない仕事ばかり)

(自分がこの椅子に座っている意味ってなんだろう?)

 

そんなことを考えると毎日泣きそうになるんですって。というか、吐露しながら泣いてました。

周囲の同級生たちはみんな忙しそうに仕事していて、毎日がイキイキと充実してそうで羨ましい。大切な20代、自分ももっと「意味」のある、やりがいのある仕事をしてみたい……!

……でも、自分が派遣社員であること、そして職場の人間関係は良く、みんな普通に優しいしお給料もちゃんと出るから悩ましい。

今のご時世でこんな恵まれた待遇にいながら、それ以上を求めるなんて自分は甘いんじゃないか? 世の中のサラリーマンだって、みんな何かしら我慢しながら、何かを小さく諦めながら、どこかで折り合いをつけて頑張っているんじゃないか?

そんな葛藤と、ずっと戦い続けているそうなんです。

仕事に対する価値観の違い

こうしたヒマ子の悩みに対して、

「はぁ? ぼーっと時間潰してるだけでお金貰えるとかむしろ最高じゃん。何なら代わってほしいわ」

という人が必ずいます。

「贅沢な悩みじゃね?」と言い放った人もそうなんですが、もうこれは価値観の違いとしか言いようがありません。

「生きがい」をどこに見出すか?

世の中、2タイプの人がいます。
仕事に生きがいを見出す人と、仕事以外(例えば趣味など)に生きがいを見出す人です。

前者は仕事にやりがいを求めますし、後者はできるだけラクな仕事を求めます。

どちらのタイプが人生を充実させやすいかと考えると、私個人としては仕事にやりがいを見出せる人だと思っています。

仕事は人生の全てではありませんが、人生の大部分は仕事だからです

(仕事辞めて家庭に入る人はちょっと別ですけどね)

仕事の悩みは、プライベートを蝕む

仕事で死ぬほど悩んだり辛い目にあったことがある人ならわかると思いますが、仕事のストレスというのはプライベートの時間も蝕みます。

休みの日に寝てても遊んでてもテレビを見てても、何をしてても頭の片隅には常に仕事のことが浮かんでいて、気がつけば涙が出ていたりします。誰でもそうです。私だってそうです。

そして仕事というのは、自立して生きる以上は誰もが等しく逃れられません。プライベートの付き合いやしがらみ上の悩みならば切り離せばいいですが、仕事だけは人生から切り離しが不可能です。

だからこそ、仕事の充実は人生単位の充実に繋がりやすいし、逆に仕事の苦悩は人生単位の苦悩になりやすいのです。

(実際に、日本の自殺とうつ病発症の原因は「仕事」が圧倒的1位です)

だから、「仕事が暇すぎてツラい」は全ッッ然”贅沢”な悩みなんかじゃないんですよ。本人にとっては、過労と同じくらい深刻な悩みのはずです。

仕事が暇すぎて辛い場合、転職すべきなのか?

結論から言うと、私はヒマ子に「転職した方がいいよ」と助言しました。

なぜなら、仕事がヒマなことに苦痛ややるせなさを感じている時点で、ヒマ子は潜在的に仕事に生きがいを求めたいタイプだからです。こういうタイプの人は逆に言えば、仕事が充実すれば人生ハッピーになりやすいタイプなので、ハマれる仕事を追求した方がいいです。

仕事といっても「お金」ではありません。

ヒマ子はどちらかというと内気なタイプの女性なのですが、心の奥で求めてるのは「誰かに必要とされたい」という”承認欲求”なんですよね。自分の存在価値を実感したいわけです。どんなに小さくても。

で、「誰かに必要とされる」という欲求は、やはり仕事が一番満たしやすい。だから「もっと動ける職場に転職したら?」と言いました。

何より、20代という貴重な時間があまりにもったいないです。

お金や人間関係なんて何歳になってからでも取り戻せますが、時間だけは取り戻せません。いま毎日垂れ流してしまっている貴重な時間はもう二度と返ってこないのです。

20代の若さであれば、いくらでも新しい仕事にチャレンジできます。派遣社員から正社員になって最前線で仕事することだって難しくありません。ほんと、30代のおっさんから見れば20代女子なんて無限の可能性しかないですよ。

なのに、マイナス思考が全てを塞ぎこんでしまっている。本当にもったいない。

挑戦こそが活力です。ヒマ子にとってはやりがいのある仕事に揉まれる方が自分の成長に繋がるし、人生の充実感も感じられるはずです。

 

やりがいのある仕事、自分に向いている仕事の探し方

ただ「やりがいのある仕事」というのが何とも漠然としすぎていて、下手すると余計に迷宮にまようことになります。

なのでこういう時に私は、「得意なことを仕事にせよ」とアドバイスします。

人は「勝てる分野」にハマりやすい

「やりがい」というのは、結果を出せるようになると”後から付いてくる”もので、やりがいのある仕事が先に用意されているわけではありません。

アスリートが特定のスポーツにのめり込むプロセスと同じです。

  • 幼少期、たまたまある分野で人より結果をだせた(得意だった)
  • 友達より上手いことが嬉しくなり、周囲から褒められることが自信になる
  • もっと「勝ちたい」とその分野にのめり込み、それが「やりがい」に変わる

参考記事仕事に興味が持てない、やりがいがない人の転職先の見つけ方

勝負に勝てるようになるほど、人は嬉しくなりハマりやすいです。「勝つ」とか「褒められる」とか誰だって嬉しいですからね。「得意なこと」が後から「好き」に変わるのです。

だから私は、「やりがいのある仕事がない」とか「興味のある仕事がない」とか相談された時は

「”好き”ではなく、”得意”な仕事を探してみてください」

と言っています。

で、そう言うと10人中8人くらいはこう返すんですよね。

「自分が得意なことわかりません(特にありません)」

まぁその気持ちはわかります。際立って誇れるスキルがある人の方が世の中少ないですからね。

「得意」は、10人中の2位になれればOK

ただ多くの人が勘違いしがちなんですけど、ここでいう「得意」とは100人中1位になれるレベルではなくて、10人の中で2〜3位くらい入れれば十分なレベルです。簡単かんたん。

8対2の法則(パレートの法則)という有名な法則を知っていますか?「全体の成果の8割は、上位2割の人間が出している」というビジネスでは有名なアレです。

つまり、アスリートの世界のようにトップ1%にはなる必要はなく、トップ20%に入れれば社会では十分に「デキるビジネスマン」になるわけです。

テキトーにいま周りにいる人間4人(自分入れて5人)を見回してください。その中で「コレなら私が一番かな」と思えるもの、何かしらありませんか? 

「行動力」「社交性」「話術」「論理的な考え方」「計算力」「語学力」「分析力」「発想力」「独創性」ーー何でもOKです。誰でも10人集めたら2番くらいになれる能力は必ずあります。その素質を活かせる仕事を探しましょう。

もしそれでも「コレ!」という自覚できるものが浮かばない場合は、才能診断テストを受けてみて自分の秀でた才能が何か特定してください

自分の「得意」をみつける才能診断テスト

才能診断テストとは一種の心理テストのようなもので、新卒の就活時や転職でキャリアチェンジするときにビジネスパーソンがよく受けるヤツです。

用意された質問事項に直感的に答えていき、その結果からあなたに秘めたポテンシャル(資質・才能)をパラメータで測定するという感じです。

リクナビNEXT グッドポイントテスト

こんな質問を数百問答えて、その答えの傾向からあなたの「資質」を判定します。

無料で受けられるテストの中ではリクナビNEXTのグッドポイント診断というリクルート提供の診断テストがかなり本格的なのでおすすめですね。

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リクナビNEXT/グッドポイント診断

30〜40分程度かけて300近い質問にガッツリ答えていく形式で、制限時間内に直感に従ってどんどんと選択肢を選んでいきます。

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全ての質問に答えると、あなたの才能が最も偏っている「強み」を5つ導き出してくれます。

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診断結果は実に8568通りものパターン。ほぼ自分だけの最適な答えを受け取ることができます。

私も転職時に受けてみましたが、結構当たってました。26歳くらいの時と30歳くらいの時に2回受けたのですが、ほとんど同じ結果が返ってきたので「人の才能や資質って変わらないんだなぁ」と関心しました。

グッドポイント診断を受けるにはリクナビNEXTの会員登録が必要ですが、登録も診断も無料で受けられます。会員登録自体は1分で終わるので、暇な時間でサクッと受けてみるといいですよ。

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自分の才能がわかれば、向いている仕事は自ずと絞れてくると思います。そして得意なことで結果を出せたり周りに認められるようになれば、自ずと「必要とされたい」という欲求は満たされ、仕事が楽しくて楽しくて仕方なくなる人生になります。

20代ならまだどんな道にも進めますからね。

もし同じように仕事に悩んでいる人がいれば、30分時間が空いた時にぜひ自分の才能を診断してみてください。

 

まとめ

最後はちょっと余談でしたが、「仕事がヒマで苦痛」と感じるタイプの人は、逆に言えば仕事が充実すれば人生ハッピーになりやすいタイプなので、ハマれる仕事を追求した方がいいんです。

20代という可能性に満ち溢れた若さを持っているならなおさらです。貴重な時間をなんの生産性もない日々に浪費するのはあまりにもったいない。そのまま30代になってしまうともう周りとは取り返しのつかない差が生まれてしまうかもしれません。

「誰かに必要とされたい」というのはとても人間的な感情なので、ぜひそれを満たせる仕事に付いてほしいものですね。

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