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仕事に興味が持てない!やりがいがない人の得意なことの見つけ方

投稿日:2017年7月13日 更新日:

残念ながら日本は、先進国の中でもとくに仕事にやりがいを持てていない人が多い国です。おそらくこの記事を読んでいる人も、その多くが仕事にやりがいを持てずに悩んでいるはずです。

これは印象論ではなくデータとしてもしっかり表れています。

先日発表された米コンサルティング会社ギャラップ社の調査によると、日本で仕事に熱意を持っている社員はわずか6%しかおらず、調査した139カ国中で132位という非常に残念な結果がでました。

世論調査や人材コンサルティングを手掛ける米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分かった。

米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだった。 

企業内に諸問題を生む「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24%、「やる気のない社員」は70%に達した。 

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16873820W7A520C1TJ1000/

日本人が仕事にやりがいを持てないのは日本社会の雇用制度や風土のせいだ!」という言い分にも確かに一理ありますが、それは「俺が貧乏なのは全部国のせいだ親のせいだ」と言うのと同じ。確かに国や会社など大きな枠組みの中でしがらみはあるけど、その中でも個人の意思決定で仕事にやりがいを持つことは十分可能です。

思うに、多くの人は漠然とした「やりがいのある仕事とは何か?」が分からないのではないでしょうか?

そこで「人はどんなとき(仕事)にやりがいを感じる生き物なのか?」という点を具体的に紐解いて考えてみると、ヒトがやりがいを感じやすい仕事は概ね下記で紹介する5つの種類しかないという結論に達しました。

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1.「好き」ではなく「得意」な仕事

「得意」の中にあとから「好き」が生まれるプロセス

スポーツ選手には遅生まれが多い(早生まれが少ない」という話があります。その理屈はこうです。

小学校低学年という成長期において、早生まれ(1月〜3月生まれ)と遅生まれ(4月〜5月)では同学年にも関わらず体格や体力に約1年分の大きな差がでる。必然的にスポーツやかけっこなどの競争では体格が1年分成長している遅生まれの子が勝ちやすくなる(実質2年生と3年生が勝負しているようなもの)。

すると遅生まれの子には自然と「自分は周囲より優れている」という自信と成功体験が蓄積されていき、次第に"人より勝てるスポーツ”にのめり込みやすくなる。

一方で早生まれの子は幼少〜少年期に「勝つ」という経験を得にくいため、真剣にスポーツにのめり込む確率が減る。

アスリートの源泉には、幼少期の「他人より勝てた」という成功体験が最初にある。

ここで重要なのは、幼少期の子供はやりがいのあるスポーツにハマったのではなく、何となくしていた競争で他人に勝ちやすかったという事実(成功体験)が先にあり、”人に勝てる”、”周囲より優れている”という分野に対して後からやりがいや充足感を感じるようになったということです。

つまり何が言いたいかというと、「好きなこと」ではなく、まず「得意な仕事」を始めてみよう。そうすれば、やりがいは後から感じるようになるはずだということです。

得意なことからやりがいが生まれるプロセスを再確認するとこう↓

  • 「好きなこと」ではなく「得意なこと」を始めた
  • 周囲より優れた結果が出せるので「勝つ」という成功体験が得られる
  • 勝てる喜び、優越感、周囲からの評価を浴びるようになる
  • やがてそれを得ることが「やりがい」や「充足感」に変わり、もっと得るためにどんどんハマり始める。

「好き」が先にあるのではなく、得意なことを後から好きになるのです。

具体的な対策と転職先

問題は、自分の得意な仕事が何か分からないということです。自分にどんな才能がり、どんな資質に優れているのか、自分自身の能力のパラメータを知らない人が圧倒的に多いです。

才能とは「偏り」である

自分の潜在能力のパラメータを知るには、才能診断を一度は受けてみることです。就活のときの自己分析で簡単な診断を受けた人は多いかもしれませんが、できれば30分〜1時間かけて受ける本格的な診断を受けた方がいいです。

無料で誰でも受けられる才能診断の中では、リクルートが提供する リクナビNEXTのグッドポイント診断 が一番本格的でしょう。30〜40分程度かけて300近い質問に答えていく重厚なテストです。

300問近い質問に全て答えると、自分が最も突出しているグッドポイント(強み・資質)を5つ算出してくれます。これを参考に自分の得意な分野を探しましょう。

コミュニケーション能力に優れていれば営業が向いているし、独創性の資質が強ければ企画の方が向いているかもしれない。戦略性が強ければコンサルティングの仕事が最適かもしれません。

自分の才能を知り、その才能が最も効果を発揮できる分野で仕事をしましょう。転職するもいいし、部署異動するでもいい。得意な仕事で成功体験を得られれば、やがてそこにやりがいが生まれるはずです。

リクナビNEXTのグッドポイント診断

 

2. 成果報酬で稼げる仕事

やりがいは「お金」にあり。

「うつ病は宝くじに当たれば治る」とも言われるほど、世の中のほとんどの悩みはお金を持つことで解決できるというのは紛れもない事実です。

「やりがいはお金で買える」というと語弊がありますが、「稼ぐ」ことがやりがいになるケースは非常に多いです。会社員だと実感しにくいですが、世の中の経営者・投資家・個人事業主なんて大体このケースです。

日本の会社員が仕事に熱量を持てない要因には、「そもそも頑張っても意味がない」という日本型社会の仕組みに起因するところも大きいです。日本はまだまだ全体主義かつ年功序列ベースが強いので、基本的に頑張っても頑張らなくても給料に差が出ません。それなら頑張らない方がコスパがいいし、やる気出すだけ労力の無駄……という結論になるのは合理的です。

具体的な対策と転職先

そんな人は、やればやった分だけリターン(報酬)が増える能力給・成果報酬型の企業に転職するだけで大きな変化が得られます(理想は起業・独立ですが……)。

例えば成果を出せば出すほどインセンティブ(報酬)が増える歩合制営業マンであれば、成果を出せる人は20代で年収1000万を超えるなんてザラです(外資系や不動産系なんて特に)。能力給が基本である外資系企業なんかもデキる人間は若くして大金を稼いでいます。

結果を出せば出すほど大金がリターンしてくるので、より仕事にハマりだすし、よりスキルを極めようと能力アップに励むようになります。結果さらに能力は向上し年収も増えていく……という好循環です。

どんどん金持ちになることであらゆる悩みがいつしか消え失せ、周囲からは羨望の目を向けられるたびに自己優越感を感じ、満足感や充足感を得られるようになります。

「カネカネしてる人は汚い」という人は決まってお金を持ったことがない人間です。どんな人間でも、お金を稼げるようになると世界が一変します。本来お金にやりがいを見出すことは決して汚いことではなく、最も合理的で最も効果が高い方法なんです。

ただしこの仕事でやりがい(お金)を得られるのは、結果を出せる人間だけです。稼げる人は億を稼ぎ、稼げない人は1年も満たず会社を追われる世界です。

3. 裁量権が大きい仕事

コントロールできる立場が支配欲を満たす

人には誰しも支配欲があり、自分がコントロールできる事象の幅が広く、影響力が大きいほど満足感や快感を得やすい生き物です。つまり、自分により大きな裁量権がある仕事ほど人は充実感ややりがいを得られます。

とくに大企業でやりがいを感じられていない人は、この「自分が仕事をコントロールしている感」を得られていない可能性が大きいです。大企業ほど社員一人ひとりは小さな歯車になるため、仕事の範囲が極めて限定的になるからです。

逆にベンチャー企業社員で仕事にやりがいを持っている人は、このコントロール欲をうまく満たせている人が多いです。「自分が仕事を動かしている」という感覚であったり、「自分がいなければ仕事が回らない」という自己肯定感が、やりがい(支配しがい)につながっています。

具体的な対策と転職先

比較的若くしても裁量権を持ちやすいのは、やはりベンチャー企業です。社員数が少ないため一人ひとりが担う仕事の幅が広く、若くして大きな権限や決定権を持ちやすくなります。

今までは言われたこと、課せられた仕事を毎日淡々とこなすだけでしたが、裁量権を持てば自分の意思決定であらゆる人や仕事が動きだすようになります。そうなると仕事がまるでゲームのコントローラを握っているような感覚になり、戦略を立てたり狙い通りにミッションをこなすことに大きな達成感と満足を感じるようなるでしょう。

そして気づけば、それがやりがいになっているはずです。

 

4. 社会的影響力の強い仕事

世の中を動かしているという承認欲求

社会や大勢の人に強い影響力を持つ仕事ほど人は優越感を持つことができます。テレビや新聞などのマスコミ系がやりがいを持ちやすいのは、給料が高いこともさることながら、「自分たちが世論を動かしている」という優越感に浸れるからです。

このタイプの支配欲・優越感は、一転してベンチャー企業より大企業の方が得やすいです。そしてこうした社会的影響力の職種・業界ほど承認欲求を満たしやすく、脳内で快楽の源泉であるドーパミンを放出しやすくなります。

一言でいうと「チヤホヤされて最高」という仕事。そしてこれがほとんどの人がイメージする「やりがいのある仕事」です。

具体的な対策と転職先

大企業なら何でもいいというわけではなく、社会的影響力を実感しやすい職種・業界というのはあります。

例えば電力会社やガス会社は社会に必要不可欠ですが、「社会にインパクトを与えているぜ」という充実感は得にくいでしょう。一方でマスコミ・出版・ゲーム・ITサービス・アニメ映画など何かしらのコンテンツを世に提供している仕事は、世の中への影響力を非常に実感しやすいと言えます。

自分たちが作ったコンテンツが、何万人の人に視聴され、何万人の人に購入され、何万人の人に遊ばれ、人口の何%の人にシェアされーーという反響が具体的な数字として返ってくるからです。

自分の携わったプロダクトが、何十万・何百万の人の手に渡っている……と考えるだけで興奮し、ドーパミンがドバドバでてくることは間違いありません。

こちらの記事(いま転職で狙い目の業界|今後10年でなくなる職業・伸びる仕事)でも書きましたが、今後あらゆる仕事が人工知能や外国人労働者に移ることでビジネスマンの可処分時間が増えると、人は娯楽に費やす時間とお金が増えていくので娯楽産業が成長すると見られています。

そうした意味でも、娯楽産業・コンテンツ産業は今後もやりがいを生みやすい性質の仕事だと言えるので、転職先として人気が高まるのは間違いありません。

5.  自分の仕事に対する反応がダイレクトに返ってくる仕事

「ありがとう」がエネルギー

綺麗事のようにも聞こえますが、顧客やお客さんからの「ありがとう」の声がやりがいになるタイプの人もいます。

自分の仕事に対してダイレクトに「ありがとう」と感謝の言葉をもらうのは誰だって嬉しいです。しかし、仕事において利害関係を含まない「ありがとう」を貰える機会というのは意外なほど少ないですよね。

具体的な対策と転職先

こういうタイプの人は、小売や飲食、介護などお客さんとダイレクトに接触する接客業がいいでしょう。接客系は本当に好き嫌いが別れるジャンルなのですが、接客が好きな人は本当にやりがい以上の「生きがい」になる人もいます。

ただし注意したいのは、当然「ありがとう」とは正反対のクレームや苦情を受けることも頻繁にあるということ。理不尽な文句を言ってくる人はどこにも一定数はいるもので、こうしたクレーマーにも仕事のために頭を下げられる度量がない人にはおすすめできません。

【まとめ】やりがい搾取には注意

最後に。

やりがい搾取」という言葉があります。これはやりがいと引き換えに、過酷な労働環境や低賃金といったブラックな労働環境を強いることです。雇う側からするとやりがいは最もエサにしやすいので、これだけは注意しなければなりません。

ブラックな労働環境に対して、「やりがいのためなら仕方ない」と諦めてしまっては身も心も破綻し、いずれやりがいすら消え失せます。やりがいと労働環境は、決してトレードオフの関係ではないことを知ってください。

その上で、今の仕事にやりがいを感じられないなら、今回紹介したような「やりがいを得やすい仕事」に今すぐ転職しましょう。1年でも早く若いうちに、仕事を楽しめるものへと変えましょう。

人生のうち、仕事が占める割合は非常に大きいです。お金、時間、人間関係のほとんどを仕事が左右しているといっても過言ではありません。

仕事が楽しめる人は人生まるごと楽しんでいるほど有意義ですし、逆に仕事は上手くいっていないけど幸せだ、なんて人はそういません。

やりがいを持って仕事を楽しむことは、人生を謳歌する最もシンプルな方法なのです。

まずは無料で転職相談してみよう

実際に転職活動を始めてしまう前に、まずは転職エージェントに無料相談してみましょう。1人で悩んでいるより、キャリアのプロにアドバイスをもらった方が有意義です。

下記は利用しておきたい国内の最大手エージェント4社。

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