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転職は事前調査が8割!面接前に深くリサーチすべき4つのこと

投稿日:2017年5月12日 更新日:

転職とは情報戦です。面接に向かう時点ですでに勝負は8割決まっていると言っても過言ではありません。

面接は自分を売り込むプレゼンテーションなので、「相手が欲しているもの」や「相手の好みに合うもの」をどれだけ正確に、事前に用意できるかが勝負を決めます。

そのための重要な作業として、徹底した「リサーチ(事前調査)」が必要不可欠です。

言葉でいうと簡単そうですが、これを徹底できている求職者はほとんどいません。9割型の人が面接前にやっておくことなんて、企業のHPを眺めておいたり、自分の強みを自己分析しておいたりと、最も表層的な「今さら?」なことだけ。

この記事では、そういった誰もがやる「当たり前のリサーチ」ではなく、きっとほとんどの人が徹底していない、だからこそ大きな差がつく「ディープなリサーチ」を4つ、具体的に書いていきます。

私も面接担当をしていた時期がありますが、求職者が「深くリサーチしてきたか、眺めてきただけか」は2つ3つ質問すれば100%わかります。

この辺は恋愛と一緒で、面接官も人間なので「自分(自社)のことめちゃくちゃ真剣に調べてくれてる」ってだけで心が大きく揺れ動くものですよ。

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HPだけじゃだめ!企業のIR情報まで頭に叩き込んでおく

その会社が何をしているか知らない……という状態で面接を受ける人はさすがにいないと思いますが、面接前に企業HPをざっくり眺めてきただけという人は驚くほど多くいます。

あるいは、ある程度名の知れた大企業だと、大体いまどんなことをしているのか世間常識的に把握しているので、とくに改めて調べる必要もないとタカをくくっている人もビックリするほどいます。

無論、そうした意識の低さは相手側には100%見透かされます。面接官がバカでない限り通過することはありません。

というわけで結論を言うと、面接を受ける企業に関してはHPだけでなく必ず「IR情報」をチェックしておきましょう。

「IR情報」というのは企業が投資家向けに公開している企業情報で、売上などの財務状況はもちろん、今後の事業戦略から業界の動向まで資料としてまとめられたものです。

IRを見れば、その企業が今どれだけ儲かっていて、どんな事業に力を入れ、将来的にどういう方向に事業展開しようとしているのか丸見えで分かります。

一つ例として、IT企業のmixi(ミクシイ)のIR情報を一部抜粋してみます。

株式会社ミクシィ IR情報より

これはほんの数ページのみの抜粋ですが、要するにこうした経営状況を全て開示しているのがIR情報です。これは上場企業なら投資家向けに公開することになっています。

IR情報は企業のHPに必ず載っていて誰でも見ることができるので、企業研究にはこれ以上ない資料です。熟読に熟読を重ねて頭に叩き込んでおきましょう。

で、このIR情報を何に活かすかというと、志望動機です。

志望動機は転職面接で必ず聞かれる項目であり、最も重要な問いの一つでもあります。多くの人は志望動機について「自分はこうしたいと思っている」など”自分側”のことばかり語りがちで、”企業側”のことを語れる人は少ないです。

《自分側に立った志望動機》

  • 私は○○をしてきた。なので次は○○をしたい。
  • ○○な職場で働きたいと考えている

 

《企業側に立った志望動機》

  • 御社は今○○の新規システム開発に乗り出している。そこで私の経験やスキルが役立つと思う
  • 近年大きく売上を伸ばしている○○事業にて人員増加を図っている。私のマネジメント経験が役立てるのではないか
  • 財務状況を見るに○○事情のコスト負担が大きいように見受けた。私ならそこのコストカットを図ることができる。

ざっくりですがこんな感じです。
この「企業側の視点にたった志望動機」というのが大きなポイントですが、これはIR情報をきちんと読んでないと生み出せません。

ほとんどの人は自分側の志望動機しか語らないので、ここで企業目線の志望動機を言えるだけで「おっ」っと思わせることができます。

きみ、そんなことまでよく知ってるねぇ」と相手に言わせたらもう”勝ち”も同然ですよ。

関連記事転職面接で絶対言ってはいけない退職理由・志望動機のNGリスト10個

 

企業のサービスや商品は実際に使用しておくこと

目当ての企業がBtoCの場合、企業のサービスや商品は面接前に必ず自分で利用しておきましょう。

「知っている」と「やっている」の間には海より深い隔たりがあります。

サービスを実際に利用してみて、商品を実際に使ってみて初めて分かる気づきは必ずあるもの。そうした”気づき”は、面接で必ずアピールしておきます。

ここは褒め言葉でなくともOK。「使ってみたらちょっとこの点で改善ができるのではと思った」という正直なデメリットでも全然良いです。相手にしたら自社製品を使ってくれてるという好印象と共に「しっかり提案できる人だ」と思わせることができます。

 

案件の募集背景。前任者の情報を収集

新卒採用と違い、中途採用というのは基本的に欠員の穴埋めが目的で募集されます。要するに前任者が辞めちゃってそこをカバーするための人員募集が大半です。

この場合、前任者の情報を知ることはかなり重要な鍵になります。具体的には、

  • 具体的なポジション・仕事内容
  • 年収レベル(人件費)
  • 人となり(性別・年齢・性格など)

この辺は大事です。なぜなら、基本的に前任者から大きくズレない人が欲しいからです。具体的なポジションや年収レベルは当然知っておきたいところですが、前任者の人物情報も参考になります。

とくに管理職や部下を持つチームリーダーポジションの場合、当人の人となりは部下やチームの士気に影響します。

例えば、前任者が穏やかで親しみやすい人柄で部下から信頼を得ていた場合、その後任としてバリバリ体育会系で声のデカさが取り柄みたいな人は選びづらいでしょう。あるいは前任者が35歳で20代後半の部下を率いていた場合、やはり後任も30歳半ばにしないと、下手に28歳なんて入れたらチーム内の秩序が乱れそうです。

もちろん、前任者の仕事レベルやスキルレベルも、自分がそこを受け継ぐにふさわしい人材かを推し量る上でおおいに参考になるはずです。

通常こうした内部情報を求職者が一個人で入手するのは極めて困難ですが、転職エージェントに頼めばリサーチしてくれます。というか、優秀なエージェントなら言わずともリサーチしているはずです。

「抜けた穴」の詳細は、必ず事前にリサーチして戦略を立てておきましょう。相手企業が欲しいのはその穴にハマる人材です。穴の形さえ分かれば、自分の見せ方をそれに合わせれば勝率はグッと高まります。

(また、募集ポストの想定年収を知っておくことは給与交渉においても大事になります)

関連記事転職で給料は上がる?エージェントの給与交渉が年収アップの鍵

担当面接官の素性

さらに、面接担当者の人物情報もエージェントを通してリサーチしておいた方がベターですね。漠然とでも「どういうタイプの人か」というその人の価値観を知っておくだけで、転職では有利な戦略が立てられますよね。

とくにIT・広告・マスコミ系企業だと”偉い人”ほどSNSやブログをやっていることが多いので、覗いてみるのも良いですよ。というか私は絶対覗いてました。どういう発言をする人なのか、どういう価値観を持っている人なのか、SNSほど如実に現れるものはありません。

個人的にはFacebookよりTwitterの方が要チェックですね。ブログを持っている人ならブログがベスト。全記事を読破するほどチェックしておきます。

こう言うと、人に媚を売ったり足を舐めるようなマネは嫌だという人が少数いますが、サラリーマンという組織で働く身分である以上、社内政治は避けられません。相手の懐に入る以上は「気に入られること」が全てです。そのための努力は惜しまずしましょう。

まぁ、かくいう私もそういうのが嫌でサラリーマン辞めて独立したんですけどね……(笑)。

 

【最後に】転職エージェントは必ず利用しておくこと

徹底したリサーチには転職エージェント(紹介会社)の力が欠かせません。企業の事業戦略はもちろん、前任者のポストや情報、面接担当者の情報などあらゆる内部情報はエージェントが握っているので、事前にできる限りの情報をエージェントから受け取っておきましょう。

求職者は無料で使い倒せるサービスなので、大手総合型と中小の専門領域型のエージェントを複数登録し、なるべく幅広いルートから情報を集めることが大切です。

【最初に登録しておくべき国内大手エージェント4社】

リクルートエージェント

type転職エージェント

パソナキャリア

DODA(デューダ)

「転職エージェントってなに?」という人は下記記事も参考に。

転職活動というのは自分という商品のプレゼンであり売り込みです。準備しておいたもので勝負のほとんどが決まります。

”敵を知り己を知れば百戦殆うからず”

(by:孫子の兵法)

【意味】敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ。

戦いに勝つには、まず敵を知ることが重要であるということ。転職もまさにコレと同じです。

【おまけ診断テスト】自分の「才能」に気づいていますか?

仕事ができるビジネスマンと出来ないビジネスマンの差は、意外と「自分の才能・資質を知っているかどうか」だけの差だったりします。

仕事ができる人ほど「自分が得意なこと」を仕事にし、仕事ができない人ほど「自分が好きなこと」を仕事にしようとします。

  • 仕事が非常にできる2割の人間は、自分が得意なことを仕事にしている人。
  • 仕事を普通にこなす6割の人間は、自分が得意なことを仕事にしていない人。
  • 仕事ができない2割の人間は、自分が苦手なことを仕事にしている人

「好きなこと」と「得意なこと」は違います。残酷なほど違います。一流と三流を分ける海より深い隔たりがあります。

世界最高のサッカー選手であるリオネル・メッシは、FW(フォワード)というゴール前20m四方のエリア内でのみ世界最高の選手でいられます。彼は誰よりもディフェンスをしません。なぜか? その仕事場以外では平凡な選手だからです。

つまり「仕事ができる人間」とは、「得意な場所で、得意な仕事をしている人」なのです。

あなたは、自分の才能がどこに向いているのか把握していますか? 本当はドリブルやシュートが得意なのに、なぜかディフェンスポジションで仕事をしているせいで「仕事ができない人間」になっていませんか?

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