キャリア・転職

転職の相談相手は会社の同僚・上司・友人・親じゃダメな理由。

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「会社辞めて転職しようかな……」
「転職したいけど、どこの会社がいいんだろうか」

という悩みは会社員であれば誰でも1度や2度、いやそれどころじゃない頻度で経験があるはずです。軽い悩みから重度のものまで、誰もが常日頃からもっとより良い道はないだろうかと悩んでいます。

そんなとき人というのは、近しい他人に転職について相談し、他人から答えをもらって頼りにしようとしたり、背中を押してもらおうとします。

しかし結論から言ってしまうと、これは良くないパターン

なぜか? という理由を下記で書いていきますが、その前にまず「近しい人」と言うと大体限られてきますよね。

  • 会社の同僚あるいは上司
  • 友人・知人
  • 両親

転職の相談相手というと9割型このうち誰かでしょう。もし転職の相談をこのうち誰かにしようとしているなら、やめたほうがいいです。

単純に悩みを吐き出したいだけ、愚痴を吐き出したいだけなら思う存分に吐いてOKですが、間違っても彼ら彼女らに意見を求めたり、ましてや転職するか否かのGOサインを委ねてはいけません。

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転職の相談をしてはいけない相手と、その理由

会社の上司や同僚

まず一番近しい上に相談しやすそうな会社の上司や同僚ですが、はっきり言って相談相手としては論外です。なぜなら、あなたと利害関係がありすぎるから。

彼らはどんなに親身に相談に乗ろうとも、心のどこかでは常に、

  • 「もしあなたがいなくなってくれたら……」
  • 「もしあなたがいなくなってしまったら……」

という計算が働いています。

それが”悪意でなくとも”、あなたがいなくなることが自分にとってプラスかマイナスかという「損得勘定」は必ず考えているものです。

「出世レースのライバルは一人でも減った方がいい」と思っていればあなたに転職を勧めるだろうし、「今部下に退職されると俺の評価に響くじゃねぇか」と思っていれば転職を引きとめようとするでしょう。

もちろん、その思惑に大小はあれど、利害関係にある間柄である以上必ずこうした損得勘定が働きます

特に上司に相談してしまうケースは最悪です。
上司にもし強い損得の思惑があったとき、あなたがいない方が都合が良ければ転職を強く勧めるでしょうし、いなくなられると都合が悪いときは説教してでも引き止めるはずです。

上司に強く説得されてしまうとプレッシャーにより断りにくくなる(自由意志で判断できなくなる)だけでなく、もし上司の言い分を断って会社に残ることを決めた場合は関係が悪化しかねません。「俺のアドバイスを聞かなかった奴」のレッテルを貼られるともう最悪です。

社内の人間は利害関係がもっとも強い存在なので、絶対に転職相談はしない方がいいです。

社外の友人・知人

続いて、社外の友人や知人ならどうでしょうか? 一見すると利害関係はなさそうに見えますが、彼ら彼女らも転職相談の相手としては適していません。

まず、損得的な利害関係はないものの友人関係としての腹づもりがないとは言い切れません。

友人の立場で考えてみれば、自分が仕事に上手く行っていないときにあなたから条件の良い転職相談をされたら多少なりとも「何よ……」という感情は動くだろうし、自分より知名度も年収も高い企業へ転職するとなると「正直なんだかなぁ……」くらいの感情は芽生えてしまうかもしれません。

それにこう言ってはアレですが、友達であろうと本心ではあなたが自分より幸せになることを望まない人だっていますよ。人間、大人になるとどんどん腹黒くなるものです。

もし、腹の底であなたに対して黒い感情を持っていた場合、さらにその知人友人が同じ業界の人間だった場合なんて、あなたのマイナス情報を応募先の企業の人間に横流しするかもしれません。こんなケースは往々にしてあって決して珍しいことではありませんし、友人だと思ってベラベラ情報を渡すことにメリットは一つもありません。

ではもし仮に、あなたの転職に対して全く偏った思考がないピュアな友人であればどうでしょう? こんな友人であれば、そもそも相談してもあまり意味がありません。

なぜなら、ぶっちゃけてしまえば「あなたの転職がどうなろうと本心では興味がないから」です。残酷ですが、人って自分に利害のない他人の行動に対しては驚くほど興味がありません。

好き・嫌いの反対は「無関心」です。あなたに「こうして欲しい」という思惑が1ミリもない相手にしたら、あなたが転職しようとしなかろうとどっちでも良いんです。

もちろん、表面的にはウンウンと頷いて話を聞いてくれるでしょう。しかし返ってくる反応もまた「う〜ん……いいんじゃない?(知らないけど)」とか「う〜ん……もったいないんじゃない?(知らないけど)」とか表面的なものです。深く考えてくれているわけがありません。

こんなノリの反応を頼りにして人生を動かす転職を決められるわけがないですし、決めてしまっては大変です。せいぜい友人という立場を利用して存分に愚痴を吐きまくるくらいにしておきましょう。

両親

最後の頼みの綱は両親ですね。誰が裏切っても両親だけはあなたの良き将来を親身に考えてくれるでしょうし、最も信頼できる存在であるはずです。

でもダメです。
両親とあなたじゃ世代が違いすぎて、社会に対する常識や価値観がまるで別物です。

転職市場のメインプレーヤーである20代後半〜40代前後だと、両親の年齢も50歳〜60歳以上でしょう。思いっきり終身雇用と年功序列をベースに生きてきた人たちですね。今の世代とは持っている価値観が違いすぎますし、今の転職市場についても基本的に理解がないと思った方がいいです。

次に紹介しますが、今となっては当たり前になった転職エージェントがどんどん誕生したのも2000年代に入ってからです。それ以前は転職なんて誰もがするものじゃなくて、むしろ「転職するのはダメなやつ」というレッテルが貼られていました。

それくらい、「転職」という概念はここ20年で大きく変化したんです。

「転職はもはや当たり前」の時代を生きる現代人が、「転職はダメな奴がするもの」という時代の中で過ごした両親にアドバイスを求めても、今の時代にマッチした答えは期待できません。

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転職の相談は無料でプロにお願いすること。

会社の人間もダメ。社外の友人知人もダメ。両親もダメ。

「じゃあ誰に転職の相談すればいいの?」というと答えは一つしかなくて、その道のプロです。つまり「転職エージェント(キャリアコンサルタント)」など、「転職市場」を生業としている人たちです。

そもそも、転職というのは誰でも人生に0回〜数回程度しか経験しません。誰もが転職に関しては素人同然なんです。そう考えれば、素人にアドバイスを求めるという荒唐無稽さが分かりますよね。

転職という人生に数回あるかないかというイベントに精通している「プロ」は、その道でビジネスをしている転職エージェントしかいません。

というか、転職に関してまともな相談相手になれる、正確で有用なアドバイスを出せる人がいないからこそ、転職エージェントというプロのビジネスが生まれたんです。

「会社辞めたいな……転職しようかな……」

と思い始めたら、まず転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントというのは転職者は無料で使えるサービスなので、気軽に相談しに行ってOKです。

担当のキャリアコンサルタントが面談で話を聞いてくれるので、まず「転職するべきか否か」を相談してみましょう。いきなり「転職したいのですが」という前提で話してはダメです。向こうもビジネスですから「転職したい」というと意気揚々と話を進めたがります。

まずは今の自分のキャリアと事情・考えを正直に話した上で、「今の自分には転職がベストな選択肢かどうか?」を聞いてみてください。

ここで真剣に話を聞いて考えてくれる担当者ならアタリです。そうでなく強引に転職させようと話半分に大量の求人票を出してくるようなハズレ担当者だったら即打ち切って、担当を変えてもらうか別エージェントに相談にいきましょう。

転職エージェントはどこも無料利用できるので基本的にはどこに相談しても良いのですが、より広い情報や案件を持っている大手がやはり無難です。国内最大級だと下記4社あたり。

無料なので全社に相談に行ってみて話を聞き比べるのも良いですし、4社に無料登録して一番早く返信がかえってきた所にまず相談に行ってみるのでもOK。

もちろん相談に行ったら転職しなきゃいけないなんてことはなく、むしろ話によってはエージェントの方から「あなたの場合は今の仕事のままもう少し頑張った方がいいですよ」なんて止められることもあるくらいなので、安心して相談できると思います。

少なくとも彼らは転職市場に精通したプロですから、会社の人間や友人や両親なんかより100倍は有意義なアドバイスをしてくれますよ。

 

まとめ

転職活動というのは、言うなれば「情報戦」です。転職成功を勝ち取るにはとにかく情報が命と言えます。

企業の内部情報はもちろんのこと、面接を担当する人事の人間やその人の趣味趣向まで知り得ることができれば勝率はグッと跳ね上がります。

  1. どんな企業が人材を募集しているか?
  2. その企業の求める人材像は?
  3. 企業の特徴は、成長度は?
  4. モデル年収は?社風は?
  5. 業界・市場の動きや流行は?

こうした濃い情報を、上司や友人や両親が持っているわけがありません。その意味で、やはり転職に関して有効な情報を渡してくれるのは転職エージェント以外にはいないでしょう。

もし今本気で転職に悩んでいるのなら、間違っても「素人」である同僚や友人や両親に意見やアドバイス、意思決定の材料を求めてはいけません。そこには少なからず利害思考が働くであろうし、本当に有効な情報はまず出てきませんので。

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