転職活動いつから始める?退職後でなく在職中に開始することを強くおすすめする理由

転職活動は在職中にすべき」というのは世間一般的な常識として何となく言われていることではありますが、私は過去、この教訓の大切さを身を持って実感したことがあります。

私が初めての転職をしたのは26歳になろうという時でしたが、当時は新卒で入ったIT企業をとにかく辞めたくて辞めたくて、「転職」よりも「まず辞める」という目標達成を最優先にして逃げるように退職してしまいました。

退職して地獄から解放されてからは1ヶ月ほど旅に出て(浅はかですが 笑)、しばし自由なひとときに癒され、その後になってようやく「さて、次の仕事どうするか」と転職のことを考え始めたわけです。

そしてその後の結果を先に言ってしまうと、転職に失敗しました

最初の会社を辞めたことには1ミリの後悔もないし辞めて良かったと思っていますが、転職活動だけは世間の皆様が言うように在職中から始めておくべきだったのは間違いなく、その後悔は手痛い勉強代になりました。

下記では、退職後に転職活動を始めることで起こる問題点を私の実体験ベースで紹介しつつ、転職活動は必ず在職中に開始すべきという点を再確認していきます。

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転職活動を退職後に開始することによる3つの弊害

お金(貯金)がすり減っていく恐怖・プレッシャーが半端じゃない

まず、私が転職活動中に最も苦しんだのが「お金」の問題です。

当時はまだ26歳でしたから社会人とはいえ潤沢な貯金なんぞあるわけがなく、しかも解放の喜びで慰安旅行まで行ってしまいましたから(笑)、まーーーお金はありませんでした。

詳細な額までは覚えていませんが、「3ヶ月で転職先が決まらなければバイトを始めるしかない……」というプレッシャーに追われていたのを今も覚えています。

これは無職期間を経験した人でないと絶対分かりませんが、お金が日に日に減っていく恐怖は精神を確実に蝕みます

私はコーヒー好きなのですが、よく通ってたスタバをドトールに変え、ドトールを缶コーヒーに変え、しまいには缶コーヒーももったいなくなって水しか飲まなくなる。お金がなくなる、つまり日に日に出来なくなることが増えていくストレスは半端じゃありません。

そして減っていく貯金を下ろすたびにじわじわと大きくなる恐怖、焦り、不安……。これらは人間から活力を奪い、ストレスを与え、笑顔を失わせます。

はっきり言って、こんな追い込まれた状況で理想の転職が成功するわけがありません。ベストパフォーマンスが出せるわけがありません。

在職中であれば、毎月給料が入ってきますからお金の心配もなく余裕を持って転職活動に臨めます。この差は本当に大きいです。「お金の心配が要らない」ことで持てる”余裕”は、確実にその人の表情や姿勢に現れますので。

お金がないことで迫られる「妥協の転職」

私が転職に失敗した直接の原因がコレです。

貯金が底をつくプレッシャーに負けて転職先を”妥協”してしまった。

負けてしまいました。「もう次で決めないと、いよいよバイト人生だ」というプレッシャーに負けてしまいました。転職を焦るあまり、魅力的に思えていなかった企業でも、内心で無理やり魅力を捏造してでも自分を納得させようとしていました。

いま思い返して、当時の状況に戻れたなら絶対あの会社には入っていません(笑)。

今でこそ笑い話にできますが、当時は本当に貯金が底を尽きかけていたので、「このままバイト人生に入るよりはマシ」というズレた尺度になっていたんですよね。。貧困によるプレッシャーはマジで思考停止を招きます。

  • 「貯金が減っていく」
    ↓↓
  • 「徐々にプレッシャーがのしかかる」
    ↓↓
  • 「余裕のあるパフォーマンスが出せず面接に落ちる」
    ↓↓
  • 「どんどん焦って余裕がなくなる」
    ↓↓
  • 「そのせいで落ちる。また落ちる。また落ちる」
    ↓↓
  • 「貯金がますます減っていく」
    ↓↓
  • 「焦るあまりどんどん妥協していく」
    ↓↓
  • 「思考停止」
    ↓↓
  • 「結局、”転職しない方がマシだった”みたいな企業に決めてしまう」

まさに負のスパイラル。思い出すだけで鬱になりそうです。

これに陥ると、最終的には「(良い)転職の成功」ではなく「今の状況から抜け出すこと(正社員に戻ること)」へとゴールを無意識にすり替えてしまいます。

こうなるともう100%、転職には失敗します。

自由になりすぎるとダラける

人間、何かしらの制約や制限がないとダラけるものです。退職後の転職活動は時間がたっぷりあって自由かと思うかもしれませんが、これが実際やってみるとあまり快適でもありませんでした。

昼までダラダラと寝て、起きてから昼過ぎに外をフラフラと散歩に出かけ、帰ったらゲームしたり漫画読んだり……なんて日常茶飯事でしたからね。

とくに昼過ぎに起きた時なんて、「世間は働いてるのに俺だけ何してんだろう……」みたいな不安に襲われ気が気じゃなかったです。かといって独身だったのでそれを咎めてくれる人もいません。

きちんと自分を律することができる人でないと、この「自由の堕落」に勝てる人はそうそういません。

めいっぱい転職活動に専念できると思っていても、結局は在職の合間あいまに集中して取り組む転職活動の方がはるかに有意義なものになると思いますよ。

結論:転職活動は必ず在職中から始めるようにしよう

在職の身だからこその安心を舐めちゃいけない

在職中の転職活動であれば、まずお金の心配をしなくて良いのが第一。そして第二に、活動期間に制限を設けなくていいという安心もあります。

気の済むまで転職活動を続けられる。納得できるまで続けられる。

そして何より、納得できなければ「やっぱり転職するのやーめた」という選択だって取れます。考え直して「やっぱなし」にできるのも在職中であればこそ。

この安心保証は本当に大きいです。死ぬほど大きい。
私も二度目の転職はちゃんと在職中に行いましたから、この安心感は全身の毛穴で実感しましたよ。

悪いこと言わないから転職活動は在職中に始めておくべきです。

在職中の転職活動は必ずエージェントを利用しよう

働いてるビジネスパーソンが転職活動するにしても日頃は忙しいので、こまめなスケジュール調整やコンタクトが取りにくい傾向にあります。そのため個人で動いていると、相手企業側の希望日程を断るたびに悪い印象を与えかねません。

なので、転職活動の際は必ず転職エージェントを利用して企業との間を仲介してもらいましょう。

エージェントが間に入れば、あなたと企業側双方のスケジュール調整もしてくれますし、細かい伝達事項や交渉ごとも全て仕切ってくれます。

在職中の転職活動はスケジュール問題だけが唯一命取りになるので、そこだけはしっかりエージェントにバックアップしてもらうことが肝心です。

転職エージェントの概要や使い方については下記記事にまとめていますが▼

無料で使える転職エージェントのメリットとは?複数利用必須なのでおすすめ比較は必要なし

2017.03.25

基本的に大手の総合型エージェントは片っ端から登録しておきましょう。無料なので5社〜10社はまず登録してOKです。

私は7社〜10社ほど登録してから、早くレスポンスが返ってきた順番で5社くらいに絞って利用しました。私の経験上、返事が遅いエージェントほどやはり仕事もそれなりなところが多い気がします。

ひとまず下記の大手4社は登録必須。

 

あとは自分に合いそうな特化型エージェントなどに登録しておくのが良いですね。

まとめ

「余裕」がない転職活動は高い確率で失敗します。精神的に追い詰められてくると、「その状況からの脱却」のために人生を左右する転職を犠牲にしかねません。

転職活動は必ず余裕を持って行ったほうがベターです。在職という後ろ盾の安心感を得つつ、エージェントという強力なバックアップも受けながら、余裕を持って、そして万全の体制で臨みましょう。

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