文字数?滞在時間?直帰率?グーグルがコンテンツの評価を決める基準なんて一つしかない

SEO

最近アフィリエイト界隈のツイッターやらブログやらを覗いていると、

「記事の文字数は何文字以上書けば上位表示できますか?稼げますか?」

という文字数を基準にした非常に残念な思考を見かける機会があまりに多く、ちょっと一言いいたい気分になったのでコソコソと記事書きます。

ぶっちゃけSEOなんて誰にも分からないことだし、誰が何を偉そうに語っても所詮はただの予測でしかないのでSEO記事は話半分に読んで下さい。形式上断定的な書き方をしますが、あくまで私個人の予測であり勘ですので。

さて。

近年のコンテンツSEO、つまりグーグルのロボットが「コンテンツの何を見て良し悪しを評価しているか」について、良い効果があると言われる要素がいくつかあります。

  • 文字数(長いほど○)
  • 滞在時間(長いほど○)
  • 直帰率(低いほど○)
  • 網羅性(高いほど○)
  • 共起語(多いほど○)
  • コンテンツへの情熱(謎)

などなど。
外部評価であるリンクや、見出しタグの使い方など基本構造的な話は今回抜きです。

あくまで個人的な考えというか予想ですが、これら全部、

合ってるようで正確には合ってない。

と思えてならないのです。どうしても。

というか私が思うに、グーグルのロボットがコンテンツのどこを見て「ユーザーの役に立つ」と判断できるかなんて、突き詰めると1つしかない気がするんですよね。

順を追って述べていきます。

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文字数が多い方がいい?なぜテキストベースを前提で考える?

タブレット

まず「文字数が多い=SEOに強い」という方程式を信じきっている人は、まさかネット上のコンテンツが全てテキストベースのコンテンツだと勘違いしていませんか?

一つ例を出します。

アダルトで恐縮ですが「○○(芸能人) グラビア」のクエリで検索しましょう。あるいは「○○(芸能人) 水着」とか「○○(芸能人) エロい」でも良いです。

検索1ページ目に出てくるのは、5000文字を超える長文テキストサイトでしょうか?

いやいや、ほぼ全て、テキストなんてほとんどないエロ系画像サイトのはずです。

クエリに「画像」のワードは入っていません。しかしグーグルはエロい長文テキストコンテンツではなくエロい画像コンテンツを上位に返してきます。

「文字数が多い=SEOに強い」の方程式が当てはまらないのはなぜか?

もう一つ例を出します。

滞在時間が長い方がいい? なぜ?

スマホ

今度は滞在時間について。

架空の例ですが、「2016年12月31日の東京の天気」が知りたい人がいるとします。その人が、

「12月31日 東京 天気」

のキーワードで検索するとしましょう。

以下2つのコンテンツが返ってきたとして、ユーザーの役に立つのはどちらでしょう。

【サイトA】晴れのち曇り(天気図付き)

滞在時間:2秒

 

【サイトB】
12月31日といえば大晦日!みなさん、もう予定はお決まりですか?

1年の締めくくりは恋人と過ごすもよし、大切な家族と過ごすもよし、みなさん思いおもいの年末を過ごせると良いですね。

さて、そこで気になるのは天気ですよね?

せっかくの大晦日、初詣に出かける人も多いでしょうが、天気が良いか悪いかで予定は大きく変わってきます。

そこでこの記事では、2016年12月31日の東京の天気について予報してみます!

【見出し】そもそも、天気予報って絶対当たるの? 何を根拠に予報している?

……以下8000文字。滞在時間2分。

これは極端な例ですが、文字数が多く滞在時間が長いサイトBの方がユーザーの役立つコンテンツと言えるでしょうか?

んなわきゃない。

ユーザーが知りたい情報量はクエリごとに違う。君は小腹が空いたOLにも、晩酌のつまみを買いに来たじいさんにも、誰にも等しくラーメン二郎を差し出すことが正義だと思うのか?って話。

なぜそれがSEOに有効なのか?その原理を考えるべき

戦略

私自身、物事を考えるときは、その答えだけを”ただ知る”よりも「なぜその答えになるのか?」という原理を理解する方が100倍重要だと思っています。

  • 「リンクを打つ⇨SEOに良い」
  • 「文字数を増やす⇨SEOに良い」
  • 「滞在時間を伸ばす⇨SEOに良い」

ではなくて、

  • 「リンクが多いと、なぜ良いコンテンツと言える?」
  • 「文字数が多いと、なぜ良いコンテンツと言える?」
  • 「滞在時間が長いと、なぜ良いコンテンツと言える?」

という原理の方が圧倒的に大事です。原理を知れば応用ができますからね。

「文字数が多いとSEOに強い」とみんな言いますが、「じゃあ何で文字数が多いと良いコンテンツと言えるの?」と聞かれて論理的に納得できる説明をできる人はそういません。

「直帰率が低いと良いコンテンツ?なんで?」理屈を説明できますか?

きっと「だってそうだから!」としか言えないはずです。

なぜって間違ってるから。「文字数が多い⇨良いコンテンツと評価」では絶対に理屈が通らない。上の天気の例やアダルトクエリの例を見れば分かるはず。直帰率も滞在時間も同じ。

そもそも、グーグルの中の人が各サイトのアナリティクスデータは検索順位の参考にしていないといつかの記事で言っていましたしね。

じゃあ、グーグルがコンテンツを評価している唯一無二の方程式ってなに?

そう考えて突き詰めていくと、私にはどうも1つしかないように思えます。

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グーグルがコンテンツの良し悪しに見ている真の指標。

SEO

答えひっぱりすぎなので結論から言うと、

(訪問ユーザーの)検索クエリの離脱率。

です。

つまり、あるクエリで検索してきたユーザーが、どのサイト(ページ)でそのクエリの検索行為を終了したか?

これで全てが説明できてしまう気がするんです。論理的に、明確に。

というか、検索ユーザーの満足度を数字で測るとしたらココしかないと思います。

どのサイトで(そのクエリの)検索をやめたか? どのサイトを最後に、クエリの検索結果ページに戻って他サイトを探すのをやめたか?

「それ以上の検索をやめた」

これ以外に「検索ユーザーが満足した」と論理的に定義できる指標がありますか?

グーグルの中の人は、各サイトのアナリティクスデータは検索順位の参考にしていませんが、訪問ユーザーのその後の行動は見ていると言っていますしね。

文字数、滞在時間、網羅性、全てはこのロジックの同一線上にあるだけ。

「文字数が多いとSEOに効果がある」は間違いです。

正しくは、

「文字数が多い⇨網羅性が高くなる傾向⇨答えを探すのに滞在時間が伸びやすい傾向⇨ユーザーの知りたい答えが含まれる可能性が高い傾向⇨検索クエリの離脱率が上がる⇨SEOに効果がある(ユーザーが満足した)」

が正解だと思います。あるいは、

「長文の大作を読ませる⇨滞在時間が伸びる⇨ユーザーが疲れて、あるいは時間が来てスマホを閉じた⇨結果、検索クエリを離脱した⇨SEOに効果

とか、

「面白い記事を読ませる⇨「このブロガー面白いな」と思わせ内部リンクで別記事へ⇨本来の目的(検索クエリ)を忘れて他の記事を読み漁る⇨結果、検索クエリを離脱した⇨SEOに効果

もあり得るケースだと私は考えます。

つまり、「検索クエリの離脱率が高い=検索ユーザーを満足させた良コンテンツ」こそが唯一無二の解であって、文字数も滞在時間も直帰率も、その同一線上にある傾向が多い要素にすぎないということです。

直帰率が低いとなぜSEOに効果があると言える?

これも同じ理屈で説明ができます。

直帰率が低くなる、つまりユーザーが検索クエリでランディングしたページからサイト内別ページに移ると、そのユーザーの関心が元の検索クエリから離れて、結果その検索クエリを離脱する(そのまま同クエリの検索結果に戻らない)可能性が高まるからです。

商品リンクばかりが並ぶ価格コムの検索順位が高いのはなぜか?
訪問ユーザーがリンクを辿ってサイト内部の奥の方まで潜ってしまい、結果的に入り口(同一クエリの検索結果ページ)に戻ってこないからではないでしょうか?

要するに、ユーザーが同一クエリの検索結果に戻って別サイトに行かせないようにすればいいという話。

蟻地獄SEOですよ、全く。

巷で言われるどんなコンテンツSEOも、SEOに直接効果があるわけではなくて、本当はその1個手前の「ユーザーの検索クエリ離脱率をあげる」ために有効な施策なんだと思います。

SEO評価と直接結びつくココが上げられなければ、文字数が多くても意味がありません。

なぜ「○○(芸能人) 水着」のクエリで、テキストサイトを抑えて画像サイトが上位表示されるかと言うと、テキストサイトに入ったユーザーが「俺は画像が見たいんじゃ!」と同一クエリの検索結果に戻って画像サイトを探してしまうから。

そして画像サイトに入ってしまえば、どうせそのサイト内でいろんな水着画像を見まくる(内部リンク)から、元の検索クエリの検索結果にはもう戻ってこない ⇨ 検索クエリ(○○ 水着)からの離脱 ⇨ (○○ 水着)のコンテンツとしてSEOが評価される。

という仕組みです。理屈は通ると思いませんか?

私がSEOで意識しているのはこれだけ

ライター 女性

以上をまとめると、私がコンテンツを作る際にSEOで心がけていることは、

訪問ユーザーを検索結果に戻らせない。

つまりは「同じクエリを持ったまま他サイトへ行かせない」こと。これだけです。

検索クエリ離脱率を上げるための効果的な施策は、当然クエリによって様々です。

記事単位の施策で言えば、

  • 医療系クエリなら網羅性が効果的だったりするし、
  • 天気だったら、長文よりも降水確率と天気図1枚の方が効果的だろうし、
  • アダルト系のクエリならそもそもテキストより画像の方が効果的だったり。

サイト単位の施策で言えば、それこそ内部リンクで訪問ユーザーをあちこち連れ回して、入り口(同一クエリの検索結果)に戻さないのが効果的だったりすると思います。

なので、こうした因果関係や原理の理解をすっ飛ばして、

  • 長文はSEOに有利!
  • 滞在時間を伸ばせばSEOに有利!
  • 内部リンクで直帰率を下げればSEOに有利!

と表層の部分だけを盲目的に信じこんでいる人をみると、「それは半分正しいかもしれないけど、違うんじゃないか?」と思ってしまうわけです。

それらは全て、ユーザーの検索クエリ離脱率を上げた時の結果論でしかありません。

「情熱のある記事を書こう!」だけじゃ足りない。

同じように、よく言われる「情熱のある記事が評価される」も正確には間違いですよ。だってグーグルのロボットは情熱それ自体を認識できないから。

【情熱を持って書いた ⇨  ユーザーの検索クエリ離脱率が上がる or 自然リンク獲得 ⇨SEOアップ】

ですからね。たぶん。
ただ馬鹿正直に情熱を持って書いてもダメ。情熱とSEOは直接イコールでは繋がりません。その間に入る正しいロジックを同一線上に結ばなければ評価されないかと。

相手はロボットです。
溢れるエモーションは数字に変えて見せなければ意味がありません。

その数字はもちろん、
クエリ離脱率か自然リンクの獲得数のどちらかです。

なんだかんだリンクだよね。

あーだこーだと想像に任せて書きましたが、総合評価で比べるとコンテンツ自体から汲み取れる評価(クエリ離脱率)よりも、客観的なリンク評価の方が遥かに上位表示に影響力が大きいのは確実だと感じます。

なので言ってしまえば、クエリ離脱率を上げるためのコンテンツ作りよりも、自然リンクがもらえるコンテンツ作りの方がSEOには強いんですよね。どっちもできるのが最強ですが。

結局、世の中リンクですよ。
ただ、それを獲得するのが難しい。

でも、リンク0のコンテンツでもレッドオーシャンのクエリでなければ、クエリ離脱率の評価だけである程度上位に持っていける感じは肌感覚であります。

まとめ

当方は、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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