漫画家を諦め起業の道へ!<WantedlyCEO>仲暁子の経歴書

仲 暁子(なか あきこ)/1984年生まれ
photo by : http://woman.type.jp/

大手IT企業などに支持され、今では約8000社、年間60万人が利用する、日本最大級のビジネスSNSWantedly(ウォンテッドリー) 』。

従来のリクルーティング・サイトと異なる最大の特徴は、「モチベーション」や「仕事仲間」など、やりがいや環境による求人者と求職者のマッチングを行う点。

つまり、どれだけ「楽しく」「最高の仲間たちと」働けるのか。

そんな『Wantedly』を立ち上げ、2012年に公式リリースしたのは、若き女性起業家・仲暁子さん(代表取締役CEO)。

京大卒、大手外資系証券会社やFacebook Japanでの輝かしい勤務経歴を持つ一方で、漫画家志望でもあった仲さん。

「シゴトでココロオドル人をふやす」という企業理念を掲げる仲さんは、“自らの手でモノを生む楽しさ”を追求する人生を歩んできました。

 

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研究者の両親による“普通じゃない”少女時代

本

両親が大学の研究者だった仲さんは、幼少期をアメリカで過ごしました。そのため、帰国後の小・中学校生活は周りと違うことが多かったようです。

例えば、ランドセルを買ってもらえず、バックパックで通学したり、お弁当は胚芽米で彩りはなし。

最初は戸惑った仲さんですが、海外では皆と同じ“普通”は褒め言葉でないため、両親のユニークなスタイルに次第に慣れていったとか。

また、家ではテレビや漫画、ゲームをあまり見せてもらえない環境だったようです。その代わり、両親が仕事で使うネット関連の本がゴロゴロ転がっていたので、最初にウェブサイトを立ち上げたのは小学生の時でした。

幼少期から海外の影響を受けた仲さんは、高校時代、再び日本を離れます。

当時、アメリカの治安が不安定だったため、ニュージーランドへ。留学先はネット環境が整っていない田舎で、ひたすら勉学に励みました。

 

京大から一流証券会社へ、エリート街道を邁進

起業

帰国後は、京都大学経済学部へ入学。サークルでは、帰国子女コミュニティなどのサイト運営を行い、ミスコンの企画、現在も発刊されている京大生向けの生活情報フリーペーパー「chot better」立ち上げるなど、さまざまな挑戦をしていきます。

就職活動にも力を入れ、卒業後は大企業であるゴールドマンサックス証券に就職しました。担当したのは、日本株のセールス。一見、周りから羨ましがられる輝かしいキャリア生活を送っていた仲さんですが、日々ある思いが強くなっていきます。

「金融機関というのはゼロからイチではなく、イチから10、イチから100を生むビジネス(略)これは本当に私が人生を賭けてやりたいことなのだろうか」(「TED×Kyoto2013でのスピーチより)

学生時代、たくさんのゼロからイチを生み出してきた仲さん。

そんな彼女が思い出したのは、極貧時代を乗り越えて研究を続けてきた母の姿、そして、スティーブ・ジョブズ氏の言葉でした。

「自分が愛する情熱を注ぎ込める仕事を見つけなさい」

仲さんは1年半で大企業を辞め、自分の小さな手で未来を切り開いていこうと決めたのです。

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キャリア組から一転、夢であった漫画家を目指す

夢

元キャリアウーマンが目指した夢は、なんと漫画家。仲さんは小さな頃から絵を描くのが好きで、実は学生時代、編集部へ原稿を持ち込むなど、漫画家は憧れの職業だったのです。

(ちなみに、仲さんは名刺にエヴァの台詞を入れたり、会議室にジョジョ(の奇妙な冒険)に因んだ名前をつけるなど、今でも好きな作品への思い入れが強いようです)

約半年間、朝から晩まで漫画を描き続け、30作品以上を仕上げましたが、そう簡単には成功できない漫画業界・・・。

そこで、仲さんは思いつきます。

「賞に選ばれるのは数点だけ。でも、ボツになったクオリティの高いものは日本全国に山のようにあるはず!それらを翻訳してオンラインで世界に発信できたら面白い」

当時まだ普及していなかったFacebookを使って漫画紹介サイト「Magajin」を作りました。そして、このサイトが仲さんの新たな道を照らすことになるのです、

あるIT関連のイベントで、仲さんはFacebook のスタッフと知り合います。入社を打診された仲さんは、「Magajin」を広める為、Facebook Japanで働くことに決めたのでした。

 

Facebook社員を経て、26歳で起業

パソコン

当時のFacebook Japan5人ほどの立ち上げメンバーのみ。仲さんはここでソーシャルネットワークの大きな可能性を知ることになります。

これからはただ情報を「検索する」のではなく、「シェア」し、コンテンツの本質的な良さが拡散力として機能する時代になるのだ、と。

また、IT業界では若くてもキャリアを築けると実感しました。例えば、エンジニアは搾取される対象ではなく、エンジニアから全てが始まる、ということ。

「エンジニアはピラミッドの頂点に位置する神だったことを知ったんです」(Webインタビューより)

時代の波に乗りたいと思った仲さんは、プログラミングを独学で学び、自身でサイトを作りました。

それは、モノ、店、人について、誰もが問い合わせできるQ&Aサイト。

当初は金融出身の素人が作ったサイトとして話題になりますが、クオリティのコントロールがうまくいかなくなり、悪戦苦闘の日々・・・。 サイトの本格的なビジネス化のために、プロに作り直してもらい、内容も見直すことに。

そこで仲さんが注目したのは「人」でした。

人生の大部分を占める仕事だからこそ、ワクワクしながら取り組みたい。自分の力を最大限発揮できる場所をみつけたい。そのためには「誰と」するのかが重要だと仲さんは考えたのです。

 

そして、若干26歳で、Facebookの人間関係と連携したリクルーティング・サイト『Wantedly』を立ち上げました。

現在も『Wantedly』は進化を続け、2015年春には新機能のビジネス連絡先管理ツール「Sync(シンク)」をリリース。

日本でのFacebookは仲間内での利用が多いため、今後、仲さんは更にビジネス・ネットワークの可視化を広げていきたいとのこと。

大きな理想を掲げるよりも、半径2メートルにいる身近な人の不便を失くすことから始めていくという仲さん。

「死んだ魚の眼をして通勤電車に揺られる人ゼロ」の世の中を作るため、次は彼女の手からどんな“楽しめる”モノが生み出されるのか、期待大です。

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【おまけ診断テスト】自分の「才能」に気づいていますか?

デキるビジネスマンと出来ないビジネスマンの差は、意外と「自分の才能・資質を知っているかどうか」だけの差だったりします。

仕事ができる人ほど「自分が得意なこと」を仕事にし、仕事ができない人ほど「自分が好きなこと」を仕事にしようとします。

自分の得意なことを仕事にしている「仕事ができる人間」は全体の2割しかいません。残り8割は、得意ではないことを仕事にしている「普通の人」と、実は苦手なことを仕事にしている「仕事ができない人」です。

仕事が非常にできる人間は、自分が得意なことを仕事にしている人。

仕事をまぁ普通にこなす人間は、自分が得意なことを仕事にできていない人。

仕事ができない人間は、自分が苦手なことを仕事にしている人

自分が好きなことと得意なことは違います。残酷なほど違います。一流と三流を分ける海より深い隔たりがあります。

あなたは、自分の才能が何に向いているのか、どの分野に資質が偏っているのか自分で分かっていますか? 自分の才能が最も発揮できる仕事に身を尽くしていますか?

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